ども、所長です!
前回の記事で、執筆以前にすべきこと3つを紹介しましたので、今回は執筆から出版までの注意点や参考書籍をまとめました。
※前回の記事はこちらから。
>>【kindle個人出版初心者向け】原稿を書き始める前にすべき3つの下準備
目次
執筆中に注意することについて
執筆中に意識するのは完成形をイメージしながら書くことだけなのですが、それを敢えて小分けにして書いていきます。
データ量が多くならないようになっているか
完成形として、データ量が多くなったり、図が多くなったりするのはあまりおすすめしません。
というのも、kindle利用者は携帯端末で電子書籍を読みますから、その端末のデータを圧迫するような書籍は嫌われます。
データが多くなるようなものは、書籍内にリンクを貼って自分の運営しているサイトに飛ばしたりするのもありです。
私の本に関して言えば、中学数学の出来具合を確認するための問題PDFはnoteというサイトに飛ばしてそこで見ていただく形にしています。
noteとかはてなブログなんかの無料のサイトに飛ばすのであれば、電子書籍を出版するくらいには簡単な作業なので、試してみていただければと思います。
文体が統一されているか
文体は割と重要です。
前回の記事を読んでいただいた方なら、簡単な企画書なんかにも挑戦していることと思います。
企画書の段階で考えた読者ターゲット層に読みやすい文体でないといけません。
基本的には固すぎる文体はおすすめしません。
私が書いた本に関しては、自分より少し年上のお兄さん的な人に向けて書いたイメージなので、
実際にそういった書き方になっています。
単純な所でいうと「です・ます」を選ぶか「だ・である」を選ぶのかみたいな所です。
これが統一されていないのはさすがに読みにくいので、最初に決めて書いたほうがいいですね。
それから、「私」を使うのか「わたし」を使うのか、「1つ」を使うのか「一つ」を使うのか、細かい所ですけど統一されているほうが読みやすいです。
書いているうちに最初のイメージから離れていっていないか
書いているうちに最初のイメージから離れていってしまう場合があります。
例えば、読者ターゲット層のイメージに合わなくなるとか、
伝えたい核の部分よりも枝葉の部分の方が重くなっているとか、
割とあります。
やはりこれも準備段階でしっかり用意していないと失敗してしまうので、
しっかり準備して、最初のイメージにそれていないかは1節置きくらいには確認するようにしましょう。
書き足したいことが出てきたら、メモっておいて後に回す
実際に原稿を書き始めてみると、書き足したいことが出てきます。
私も執筆している最中に「あれもこれも書きたいな」と思う内容が出てきました。
実際に途中で書き足したりもしていたのですが、わざわざ時間をかけて書いた内容を後でカットすることもありました。
わざわざ書いたものを消したのは、最終的なバランスを見て邪魔だなと思ったからです。
結局、準備段階で作った目次の内容に沿わなかったわけです。
「書きたいこと」が増えてしまったら、メモっておいて最後に全体のバランスを見ながら付け足すかどうか考えてから書いたほうがいいですね。
推敲&校正中に注意することついて
文体が統一されているか
結局、推敲でも校正でも同じで文体は丁寧に見直してみるとよろしいかと思います。
どれだけ注意しても素人の書いた本には誤字脱字は残っていますし、
上で説明したような統一されていない言葉の使い方は残っています。
私も3日くらいかけて直したんですけど、それでも何回読み直しても見つかるものなんです。
全体のバランスを再度見直す
最初に、どんな本を誰に向けて書きたいのか考えたうえで、執筆をスタートされているとは思いますが、
書き終わってからもう一度眺めてみると、新しいアイデアが出てきたり、
イマイチな部分が見えてきたり、
ということは割とあります。
必要なのか、不要なのか、ということは基本的に全体のバランスを最優先にしたうえで取捨選択してください。
完璧主義にはならないように
とはいえ、結局、いつまでたっても出版できないようでは意味がありません。
kindleの個人出版と、出版社を通しての紙の本の出版の違う所の1つに、
いい意味で急かしてくれる人がいないということがあります。
いつまでも直し作業をしていてはいつまでたっても出版に至らないので、ある程度で諦めてしまいましょう。
具体的には3回ほど丸々全文を読み直したら、もう出版へコマを進めていいと思います。
3回読んで見つからないアラは素人には見つけられません。
ちなみに、出版の後で、おかしな部分が見つかったとしても
kindleの本に関しては編集して再出版することも簡単です。
ですから、「どうせ間違いはあるだろうけど、一旦出版しちゃう」くらいの感覚も重要と思って挑戦してみてください。
表紙作成について
表紙は電子書籍においてはかなり重要です。
どれだけいいことが書かれている本でも、ぱっと見でヤバい本はAmazonさんのサイトでクリックしようとは思いませんもんね。
とはいえ、私も表紙に関してはもっと良いものを作れそうだなとか思いながらも出版してしまいました。
自分で作る場合
私はこちらの本を参考にして自分で表紙を作ってみました。
kindle unlimitedの対象商品なので、買うよりもkindle unlimitedサービスに入って読む方がお得です。
詳しいことはこちらを見てください↓
何事も経験だ!と思う方は自分で作成してみると良いと思います。
めっちゃ難しいということがよく分かりました(笑)
正直、私がおすすめすることでネガティブキャンペーンになっていなければいいなとちょっとだけ不安です。
こちらの書籍は動画解説のリンクも本文内あるので、動画で説明されている通りに作れば、ある程度は形になるかなという感じです。
少なくとも、表紙の作り方で困ることはありませんでした。
後はセンスの問題というか(笑)
外注というやり方もある
私は実際に外注したわけではないのですが、
例えばココナラというサイトでデザイナーさんに依頼することもできます。
ココナラをご存知ない方はこちらから↓
この記事の執筆現在、「kindle 表紙」で調べてみると60件以上、依頼可能な方がヒットします。(こんな感じ↓)
1000円台から、10000万円以上と幅広いですが、試しに眺めてみるのもよろしいのではないでしょうか。
出版について
実際に出版する手順というのは、いろんなサイトにも書かれてありますし、
その場その場でググってくださるのが一番だと思います。
※ここで詳細を書いてもすぐにAmazonさん側のシステムが変わったりするので、あえて書かないことにしました。
私が出版するときに参考にしたのはこちらの本です。
こちらの本に関しては、ときどき見直しては更新されている旨が本文にも書かれていたので、
あなたが手に取るタイミングでもおそらくそれほど古い内容が書かれていることはないと思います。
何はともあれ、ここまで来たら出版するだけなので、頑張ってみてください。
まとめ
今回は執筆スタートから出版までのあれこれについてまとめました。
執筆中に注意すること
- データ量が多くなりすぎないようにすること
- 文体が統一されていること
- 書き始める前のイメージから離れていっていないか確認すること
- 書き足すときは最後まで行ってから後から書くこと
推敲&校正中に注意すること
- 文体が統一されていること
- 全体のバランスを再度見直すこと
- 完璧主義にならないこと
表紙作成について
- 自分で作る場合におすすめの参考書>>「デザイナーが動画で教える 無料で出来る電子書籍の表紙画像の作り方」
- 外注する場合の選択肢の1つ>>「ココナラ」
出版について
- おすすめの参考書>>「さるでもできるKindle電子出版」
この記事はこちらのまとめ記事の中の1つです。興味があれば他の記事もご覧ください。
>>kindle出版初心者が初月で1000円稼ぐための勉強まとめ【執筆以前のいろは】