ども、ぽこラボ所長です!
今回は「東大に行きたい」と言っている中学生の保護者の方向けの記事です。
こんな疑問を東大卒塾講師の立場で解決していきます!
ですが、保護者ができることは意外と少ないもの。
本人の頑張りが1番重要だからですね。
塾講師的には、保護者ができることは次の3つだけ。
- 東大に受かるまでの道筋を一緒に調べる
- 勉強習慣がつくまでサポートする
- 東大を卒業するまでに必要な資金を計算する
この3つだけでもお子さんのための大きなサポートになるので、それぞれ見ていきましょう!
目次
東大に受かるまでの道筋を一緒に調べる
まずは東大に受かるまでの道筋を一緒に調べていきましょう。
ここでも簡単に解説しますが、せっかくならお子さんと一緒に調べる機会を設けるのがおすすめです。
ここでは以下の2パターンの場合に分けて解説します。
- 中学受験して最難関レベルの中高一貫校に通っている場合
- そうでない場合
中学受験して最難関レベルの中高一貫校に通っている場合
中学受験して最難関レベルの中高一貫校に通っている場合は、かなりイージーです。
やることは2つだけ。
- 通っている学校の東大への進学者数を調べる
- その数字の順位以内をキープし続ける
まずは通っている学校から東大へ毎年何人くらい進学しているか調べましょう。
ほとんどの場合、公表しているはずなので、調べればすぐにわかると思います。
分かったらその数字の順位以内をキープし続ければ東大に受かります。
年間で東大に30人進学しているのであれば、30位以内をキープしましょう。
細かいことを言えば、東大と同レベルの大学に進学する人もいるので、30位を超えても何とかなることが多いのですが、あまり目標を低く設定すると、高校になってから落ちこぼれてしまう場合があるので要注意です。
特に重要なのは、テスト勉強で妥協をしないこと。
周りが賢いと平均点を取れているだけで満足する生徒さんが多いのですが、平均点で満足しているようでは東大は正直厳しいので、毎回テストでは満点を狙って勉強するのが重要ですね。
こちらにテスト勉強の方法をまとめておきますので、参考にしてください!
そうでない場合
ふつうの公立中学校に通っている場合や、中学受験はしたけど最難関レベルの中高一貫校には進学しなかった場合などは、高校受験が重要になってきます。
1学年の人数に関わらず年間10人(最低でも5人)くらいは東大に受かっている高校に進学しないと、校内には東大を狙う人はほとんどいない状況になります。
今現在、中高一貫校に行っていても、本気で東大を狙うのであれば高校の外部受験を検討すると良いでしょう。
まずは通える範囲の高校を調べていって、東大に毎年5人~10人くらいは進学している高校を絞っていきます。
地方であれば、この時点でほとんど1択から多くても2択くらいになるはずです。
次にそこに受かるためには、どうすべきかを検討してください。
内申点的に現時点で合格が不可能な場合は、内申点があまり関係ない私立の高校に受かって寮生活するというのも、選択肢に入れてもいいかもしれませんね。
内申点が十分あるのであれば、地域のトップの公立高校に進学すれば、ほとんどの場合は東大を目指せると思います。
テスト勉強についてはこちらの記事も参考にしてくださいね!
勉強習慣がつくまでサポートする
いずれの場合でも、勉強習慣がつかないと厳しいことが多いと思います。
塾に行くのも1つの手ですが、独学でも高校受験、東大受験を乗り越えること自体は不可能ではないため、できれば独学で勉強する習慣をつけたいところですね。
まずは高校受験に向けてしっかり勉強をしていきましょう。
ポイントは
- 内容面
- 生活面
の2つです。
何をやるか一緒に調べる
と言われても何をやればいいか分からないのであれば、勉強習慣がつくことはありません。
ここで軽く解説しておきますが、これも一緒に調べてあげるのをおすすめします。
以下に高校入試までの勉強についての、独学での学習手順を書いておくので参考にしてください。
- スタディサプリで映像授業を視聴する
- 該当範囲のワークを2周~3周解く
- 全範囲終わったら過去問演習をする
まずはスタディサプリのような映像授業で基本を理解します。
そして、該当範囲のワークを解くのが重要です。
ワークは何でも構いませんが、例えば「中学総合的研究問題集」などがおすすめです。
そこそこ厚いので少しずつ進めていくといいでしょう。
全範囲の学習を終えたら過去問演習をしていきます。
東京学参の「公立高校入試過去問題シリーズ」などの都道府県別の入試問題集を買って、何回もくり返し演習しましょう。
中古のものも入手して20年分くらい全ての科目で満点を取れるようになれば、公立高校であれば、どこの高校でも合格できるはずです。
生活習慣を整える
勉強をすることが習慣になるためには、できるだけ毎日同じ時間に同じ内容を進めるのがベストです。
最初は15分でも構わないので、とにかく確実に毎日15分勉強できる時間を作ってください。
できるだけ毎日同じ時刻にスタートして、同じ時刻に終わるようにしましょう。
また勉強しやすいように静かにしてあげるのも重要です。
家で静かに勉強できる環境がないのであれば、図書館に連れて行ってあげたりするのも悪くないでしょう。
どちらも難しい場合は?
内容面のサポートも生活面のサポートも難しければ、塾に通うしかないでしょう。
お子さんのサポートをするのであれば、時間かお金かどちらかはかけてあげないと難しいのは事実だと思います。
東大を卒業するまでに必要な資金を計算する
次に資金面の計算ですね。
東大に行くにせよ、行かないにせよ、お子さんが大学に進学するのであれば、いずれは計算しないといけないので、早めに計算しておくといいでしょう。
まず、受かるまでに必要な費用が
- 参考書・問題集などの教材費
- 模試の費用
- 受験費用(滑り止めも含めて)
- 塾・予備校の授業料
- 浪人の費用
となります。さらに受かってから必要になるのが、
- 入学金
- 授業料
- 生活費
ですね。
いずれもこちらの記事に詳しく補足をしましたので、参考にしてみてください!
まとめ
今回は「東大に行きたい」と言っている中学生の保護者さん向けの記事でした。
保護者としてできることは
- 東大に行くまでの道筋を一緒に調べる
- 勉強習慣がつくまでサポートする
- 東大を卒業するまでに必要な資金を計算する
の3つでした。
それ以外に余計なことはしないことも重要です。
特に勉強に口出しをするのは絶対にやめるようにしましょう!
こちらの記事も合わせて参考にしてくださいね。
それではまた、所長でした!