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独学

【独学向け】大学受験の勉強年間スケジュールを公開!勉強の進捗目安を学ぼう!

ども、所長です!

「ひとまず独学で勉強をしているんだけど、何がどれくらいのペースで進んでいればいいのかよくわからない」

そんな悩みをお持ちではないでしょうか?

こちらの記事では独学で大学受験をする受験生がどのような年間スケジュールで勉強を進めればいいか大まかな流れを解説しています。

ここでしっかり学んだ後に、個々の大学別の進捗目安を自分で調べておけば、それだけで勉強のスケジュール感をミスることはなくなります。

自分の計画に自信を持って取り組むためにも、ぜひ読んでいってくださいね!

受験の全体像をつかもう!年間スケジュールの重要性を認識しよう!

まずは受験の全体像をつかむことが非常に重要です。

大学受験の失敗例として1番よくあるパターンとしては

「どれくらい勉強すればいいか分かっていなかった」

です。実際に、私も現役時代は部活に打ち込み、対して勉強をしていなかったのですが、それも必要な勉強量を理解していなかったというのが大きかったと思います。

学校でも生徒は1クラスに40人ですし、細かいところまでは指導できないうえに、全体像を全科目を理解しつつ解説できる先生は中々いらっしゃいません。

そこでまずは多くの人にあてはまる全体像を以下の8つの時期に分けて解説したいと思います。

  • 高2の3月末まで
  • 高3の4月からGWまで
  • 高3のGWから夏休みまで
  • 高3の夏休み中
  • 高3の夏休み明けから11月末まで
  • 高3の12月から共通テストまで
  • 高3共通テストから個別試験まで
  • 個別試験後

ここでは共通テストを受験する形のものを準備していますが、私立大が第1志望の場合や、一般受験とは異なる各種の入試での注意点も合わせて解説しますので、最後までご覧ください。

高2の3月末まで

まずは高2の3月末までです。

高2の3月までの勉強としては、まずは何より基本が大事。とはいえ、

基本って何ですか?

という高校生の方が一般的でしょう。

具体的に科目ごとにまとめると次のようなものです。

  • 英語 「英文法復習」「英単語」「英熟語」「英文解釈の簡単なもの」
  • 数学 「青チャートやフォーカスゴールドなどの例題(高1高2で習った範囲)」
  • 国語 「古典文法」「古典単語」「漢文句法」
  • 理科 「セミナー基本問題(高1高2で習った範囲)」
  • 社会 「教科書or講義系参考書(高1高2で習った範囲)」「穴埋め系問題集」

全体的に高1高2で習った範囲を勉強することがメインの時期です。

この頃の勉強はどんな参考書を使っていても1周目であることが多いので、1番つらい時期とも言えます。

定期テストの度にしっかりテスト勉強をして、復習をし、さらに模試もすべて復習できていれば、ライバルたちよりはだいぶ楽に勉強を進められるはずです。

余裕がある場合には、高2から高3に変わる春の段階で少し理科や社会、数学3の予習もできていると、かなり楽に受験が進められるのは間違いありません。

まったく余裕がないという場合には、英数が圧倒的に優先順位が高い時期だと思っておきましょう。これらはある程度できる状態になっていないと、学校の授業の時間を無駄にしてしまう可能性が高いです。

必ず高3になる前までには最低限学校レベルのものは理解しておかなければ、受験では圧倒的に不利になると考えておいていいでしょう。

また、古文・漢文・物理・化学などもその傾向は比較的強く、社会はその次くらいになってきます。

高3の4月からGW終わりまで

高3の4月からは高校では最高学年になりますから、学校行事や部活もあなた方が中心になってくる時期です。

ですが、ここで勉強習慣をつけておかないと、部活や行事が1通り終わった後に勉強のスイッチがなかなか入らず、結果的に夏休みの勉強時間なんかも少なくなってしまいがちです。

勉強すべき内容としては上述したものの続きがメインにはなりますが、もう少し踏み込んで数学3と理科社会に関しては予習なども始めていきたい時期です。

特に2020年度は新型コロナウイルスの影響で、学校の授業が遅れてしまって思うように勉強が進んでいなかった受験生も多かったです。

予習の能力がついていると、かなり有利に受験勉強を進めることができます。

具体的には次のようになります。

  • 英語 「英文法問題演習」「英単語」「英熟語」「英文解釈」「長文300語程度
  • 数学 「青チャートやフォーカスゴールドなどの例題&練習問題(高1高2で習った範囲)」「数3の予習(映像授業や講義系参考書)」
  • 国語 「古文読解」「漢文読解」「現代文簡単なもの」
  • 理科 「セミナー発展問題」「予習(映像授業や講義系参考書)」
  • 社会 「穴埋め系問題集→一問一答」「予習(映像授業や講義系参考書)」

高3のGW明けから夏休み前まで

GWにしっかり勉強できていれば、そこから夏休み前までは、かなり楽に勉強は進むようになっているはず。

大きな変化としては「部活が終わる」「学校行事が終わる」などで、勉強に集中しやすい環境をしっかり作りこむ時期でもあります。

また数3と理科社会の予習が夏休み前までに終わっていることが夏休みの演習を伸ばすためには絶対に必要なので、それだけはしっかり覚えておきましょう。

あなたの学校では高3のすべての範囲の授業が終わっていなかったとしても、他の学校では習い終わっていて、受験のための演習の授業になっているということを知っておいてください。

具体的には次のような内容ですね。

  • 英語 「英文法問題演習」「英単語」「英熟語」「英文解釈」「長文300語程度」
  • 数学 「青チャートやフォーカスゴールドなどの例題&練習問題(高1高2で習った範囲)」「数3の予習(映像授業や講義系参考書)」
  • 国語 「古文読解」「漢文読解」「現代文簡単なもの」
  • 理科 「セミナー発展問題」「予習(映像授業や講義系参考書)」
  • 社会 「穴埋め系問題集→一問一答」「予習(映像授業や講義系参考書)」

先ほどと変わりありません。

高3の頭から始めた内容が夏休み前にキリのいいところまで進むことはかなり頑張らないと難しいので、これでも頑張らないと終わらないと思っておきましょう。

高3の夏休み中

夏休みはとにかく勉強量を稼ぎましょう。毎日10時間の勉強は受験生なら当たり前の領域です。

高3の頭から始めた予習や、簡単めな問題集は1通り片が付き、次の問題集へ移行する時期です。

毎週しっかり勉強計画を立てて、それを実行し、至らない部分があれば改善をしての繰り返しで少しずつ「勉強する」という行為が習慣化していきます。

習慣化していないと夏休み以降の学校が始まってからの学習が不十分になることが多いので、注意が必要です。

  • 英語 「長文500語程度」「リスニング」「作文用例文暗記」
  • 数学 「青チャートやフォーカスゴールド(数3の予習した部分)」「プラチカや上級問題精講」
  • 国語 「古文読解」「漢文読解」「現代文読解」
  • 理科 「セミナー基本問題&発展問題(予習した範囲)」「重要問題集」
  • 社会 「穴埋め系問題集→一問一答(予習した範囲)」「論述系」

ここには書いていませんが、余力があれば、共通テストでしか使わない科目も夏休みには少し練習しておいた方がいいですね。

たとえば、

  • 理系 「国語、社会の共通テスト予想問題orセンター試験過去問」
  • 文系 「理科基礎の共通テスト予想問題orセンター試験過去問」

のような感じです。文系の数学は共通テストだけでも早いうちから始めておかないと間に合わないので、最初からちゃんと勉強している前提で話を進めます。

共通テスト対策にどれくらい時間がかかるかこの時期にある程度見積もっておくことができれば、安心して12月あたりの勉強を進められますので、ここで勉強をしておきましょう。

高3の夏休み明けから11月末まで

夏休みから11月末までは、夏休みに進めていたものをキリのいいところまで進めるのが基本です。

夏休みの中盤から始めたものなどは、12月に入る前前までにキリのいいところまで進めておかないと、中途半端でも切り上げて次の演習に進まないといけません。

あまり残っていることがない場合には、「滑り止めの過去問」「センター過去問or共通テスト予想問題」なども始めておくといいですね。滑り止めは受けずに浪人覚悟で第一志望しか受験しない場合には、第一志望の過去問も古いものから始めておくといいでしょう。

ですので、基本は

  • 全科目 「夏休みの勉強の残り」「過去問演習」

となります。

高3の12月から共通テストまで

12月に入ったら、共通テストの練習に完全に舵を切るようにしましょう。

レベルの高い国立大の受験生に限って、共通テストを甘く見る傾向がありますが、共通テストは正直そんなに甘いものではありません。

予想問題や過去問を受験科目は最低でも20回分くらいは練習しておきたいところです。

2周目も含めて構いません。入手が困難な場合は、10回分程度であれば、センターの過去問でも構いません。

しっかり時間を計って解いて、完璧な復習をして、の繰り返しです。

ちなみに点数が悪すぎる場合(50%を切る)には、過去問形式のものではなくて、講義形式の参考書なども使って部分的に手厚くフォローしていく必要があるでしょう。

  • 全科目 「共通テスト過去問・予想問題」「センター過去問」合計20回分
  • 苦手科目 「講義系参考書で穴埋め&問題演習」

また私立1本で考えている場合には、この時期はしっかり滑り止めも含めて過去問演習を行っていってください。

高3共通テストから個別試験まで

共通テストから個別試験まではとにかく過去問演習です。

科目数が3科目以下で、滑り止めを受けない場合や、科目数は多いけど合格最低点を超えない原因が1科目だけの場合などは、過去問演習に合わせて苦手分野の問題演習もしていきたいところです。

  • 全科目 「過去問演習」各大学5年分から20年分
  • 苦手科目 「問題演習」

この時期になってくると、自分の苦手な科目、その中でも苦手な分野が決まっていることが多いので、そこを重点的に攻めるといいでしょう。

また、滑り止めもそれなりに受験する場合には、滑り止めもしっかり過去問演習を行っていきましょう。

各大学、最低でも5年分は完璧にし、余裕がある場合には20年分くらい挑戦しておいてもいいでしょう。実際に浪人生なんかはそれくらいは過去問演習を行っています。

個別試験後

個別試験後も勉強は続けておきましょう。2パターンに分かれると思います。

  • 落ちたら浪人 「高3のGW以前にやるべきことに戻る」
  • 落ちたら後期 「過去問演習を続ける」

特に落ちたら浪人と考えている人は「浪人は3月から始まっている」ということ絶対に忘れないでください。3月はのんびりして4月から頑張ろうと思っている浪人生のほとんどが浪人に失敗します。

学校推薦、自己推薦(総合選抜型)、英語民間試験利用の場合は?【超ハードです。。。】

ここまでは一般入試を意識した内容になっていましたが、学校推薦、自己推薦、英語民間試験利用、の入試を考えている場合には、さらにハードになるという前提を絶対に忘れないでください。

具体的には

  • 「一般入試の勉強」
  • 「特別入試の準備」

を並行して進めていかなければなりません。

特に自己推薦や総合選抜型といわれている入試に関しては、かなりの割合で落ちますし、その合否の結果が出るまでまったく一般受験のための勉強をしていなかったとすると、そちらも落ちて浪人というのもあるあるの失敗パターンです。

一般受験しかしない他の受験生の倍は努力しないといけないと思っておいてください。その分、合格が早めに決まれば、そこからは楽できますので、合格が出るまではしっかり時間を使って対策を進めましょう。

以下、具体的な注意ポイントをいくつかピックアップしておきましたので、ご確認ください。

学校推薦の場合は、定期テストと提出物に注意を!

学校推薦の場合は、何よりも内申が重要です。

学校推薦は校内の枠に縛られているのが基本ですので、他の子と比べてどうか次第で実際の学力には関係なく、合格にも不合格にもなることがあります。

出来ることとしては内申を上げることですが、これに関しては「定期テストの勉強」と「提出物をサボらない」ことしかできません。

定期テストあたりでテスト勉強に集中できる環境を整えるためにも、他の時期は一般入試だけを受ける受験生と比べて必死に勉強をしておかなければなりません。

土日に遊んでいる暇はないと思っておきましょう。大丈夫です。合格すればそこから目一杯遊べます。

自己推薦の場合は、内申と志望理由書&小論文・面接対策を!

自己推薦形式の入試に関しては、大学によって色んな名前がついています。

以前はAO入試と呼ばれていましたし、今では総合選抜型入試と呼ばれることも多いです。

多くの場合は内申と志望理由書でふるいにかけられ、そこからさらにテストや小論文や面接でふるいにかけられます。

特に志望理由書を適当に書いた時点で合格はあり得ませんので、スケジュール管理は必須です。

「志望理由書」「小論文」「面接」の対策はそれぞれ1か月ずつは毎日1時間から2時間程度はかかると思っておくと無難です。

ですので、一般入試しか受けない受験生と比べても30×3=90時間から、60×3=180時間程度は、合否が決まるまでは多めに勉強をしていないといけないと思っておきましょう。

もちろんこちらも合格通知が来るまでは遊んでいる暇は全くないと思っておきましょう。

英語民間試験利用の場合は、過去問の勉強をしっかり!

英語の民間試験を使う場合には、過去問の勉強をしっかり行っていくのが最も効率的です。

過去問の勉強は時間を計って解いて、しっかり復習に時間を使わなければ意味がありませんから、土日などの休日にまとまった時間を取って勉強する必要があります。

ですので、これまたものすごくハードであるということは間違いありません。

ただし、推薦型のものと違って英語を勉強して得た英語力は受験でも役には立つので、そこは大きな違いではあります。

また多くの大学は高2で取得したスコアや資格でも大丈夫ですので、高2の段階で受験に必要なスコアや資格が取れていれば、むしろ一般受験よりも楽に大学受験を終えることも可能です。

部活が高3でもずっと続くのですが両立は難しいのでしょうか?

最後によくある質問に対する答えを書いておきます。

部活が高3でもずっと続くのですが両立は難しいのでしょうか?

というものですね。

実際のところ、部活を週6でやっていても東大に現役で合格する生徒さんは割と毎年いらっしゃいます。

※もちろん毎回17時に終わるようなぬるい部活ではありません。

そんな生徒さんの特徴としては、2つあります。

  • 土日にしっかり勉強している
  • 学校の授業中に100%以上内容を消化している

まず土日はしっかり勉強して、上述したようなスケジュールで勉強を進めていくのは当たり前です。

さらには、授業中には先生が板書で説明している内容はもちろん頭に入れ、そのうえで分かりにくい部分は教科書や参考書を読んだり、余裕のあるときには問題集を並行して解いていたりします。

ですので、先生のいうことを理解する部分で100%とすると、100%以上の内容を授業時間に消化していることになります。

かなりハードですが、時間に対する効率はかなりいいので、少しでも見習えるといいかなと思います。

まとめ

今回は8つの時期に分けて、大学受験の受験勉強スケジュールをまとめてみました。

改めてザっと見返していただいて、遅れのないように勉強していただければと思います。

それではまた、所長でした!

おまけ

最後まで読んでくださった方向けにこの記事の内容を表にまとめたものをプレゼントします。

ぜひご活用ください!

以下のリンクからPDFをダウンロードできます。

>>大学受験のスケジュール(ベータ版)

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