ども、ぽこラボ所長です!
大学受験お疲れ様でした。
さて今回は、浪人を決めた方向けに、予備校ではなく家庭教師を使うメリットを解説します!
という方も多いはず。特にこれまでに家庭教師を使って成績が伸びた経験のある方は家庭教師の選択肢を考えますよね。
この記事を読めば、家庭教師を使って浪人することのメリットや、予備校・塾と比べて家庭教師の利用で気をつけるべき点などがスッキリ分かります。
迷いを断ち切って勉強に集中できる環境を作るための参考にしてください!
目次
家庭教師を使って浪人するメリット

まずは改めて家庭教師を使って浪人するメリットを整理していきます。
メリットは次の通りです。
- マンツーマンなので自分の苦手な部分に集中して勉強できる
- マンツーマンなので志望校に特化した対策をできる
- 時間や場所に融通が利きやすい
- メンタル的なサポートを受けられる
それぞれ詳しく見ていきます。
マンツーマンなので自分の苦手な部分に集中して勉強できる
家庭教師の大きなメリットはマンツーマンということ。
そしてマンツーマンであれば、自分の苦手な部分に集中して勉強ができます。
例えば予備校であれば、英文法が苦手なら「英文法基礎」のような授業を取ることになります。
ところが英文法が苦手な人にも差があって
みたいな人にとっては「英文法基礎」の授業で、他の全単元の授業を受けても無駄が大きいわけです。
こういったことがそこら中で起きてしまうのが予備校の授業です。
集団授業だから仕方ない部分はありますが、授業を活かし切るには浪人生自身が授業中に「ここは聞く」「ここは聞かずに自習」のスイッチをしないというわけです。
家庭教師であれば、こんなことは起こり得ません。
さらにマンツーマンであれば「実は〜〜もできないんじゃない??」みたいなことも見えやすいので、浪人生自身が気付きにくい弱点も発見できる可能性があります。
マンツーマンなので志望校に特化した対策をできる
さらにマンツーマン授業であれば、志望校に完全に特化した対策が可能です。
予備校であれば、難関国公立コースとか、難関私立コースのような授業はありますが、東大や京大でもない限り、1つの大学に特化した授業はほとんど実施されません。
というのも早稲田と慶應だけでも全然過去問の出題傾向が違うのはもちろんのこと、早稲田の中でも過去問は全然違いますからね。
レベルが揃ってるだけで、一人ひとりにフォーカスすると無駄の多いコースになってしまいます。
本気で受かりたいならできるだけ必要な対策に絞って、絞った内容にできるだけ長い時間を充てるべきです。
時間や場所に融通が利きやすい

家庭教師の次のメリットは、比較的、時間や場所に融通が利きやすい所です。
予備校や塾だと授業時間は固定されていることも多いですが、家庭教師ならそれと比べればやや融通が利きやすいはずです。
また場所に縛られないのも大きいです。
特にオンライン家庭教師であれば、わざわざ遠くの予備校や塾に行く必要はありませんから、移動の時間分も勉強時間に充てられます。
メンタル的なサポートを受けられる
最後はメンタルのサポートについて。
予備校は集団授業が基本なので、浪人生一人ひとりの状況を把握することはできませんし、個人のメンタルサポートまでは手が回らないのは当たり前。
さらに言えば、家庭教師の先生ってその年の生徒さんの合否の実績が直接的に来年度の集客(≒収入)に繋がりますから、メンタル面までサポートする動機が強くなるというのもあります。
オンライン家庭教師のメリットは?

ここ5年くらいで増えてきているオンライン家庭教師のメリットについても軽く触れておきます。
せっかく家庭教師を考えるのであれば、オンラインも選択肢に入れておいてほしいからですね。
オンライン家庭教師の大きなメリットは2つ。
- 移動時間ゼロ→全て勉強に充てられる
- 全国どこでも東大など特定の大学出身の家庭教師に依頼できる
このほかにもありますけど、圧倒的にこの2つのメリットが大きいので、簡単に触れておきます。
移動時間ゼロ→全て勉強に充てられる
まずは移動時間がかからないため、全ての時間を勉強に充てられるということ。
東京23区であれば、家から15分以内くらいで何かしらの予備校がありますが、普通そんなに近場には予備校はありません。
片道1時間以上かかる場合もあれば、寮に入らなければ毎日授業を受けるのは難しい場合も多いですよね。
ただし予備校の自習室などでないと勉強に集中できない、という場合は家以外の場所で勉強できる場所を近場に探すのがおすすめにはなります。
家で勉強できる人であれば、何も問題はありませんね。
全国どこでも東大など特定の大学出身の家庭教師に依頼できる
次のメリットは全国どこでも、東大などの特定の大学出身の家庭教師に依頼できるということ。
ですが、東京に出てくれば東大に通ってる人も卒業した人もその辺を普通に歩いてます。
対面指導に限れば、やはり東京の方が地方よりも賢い先生を見つけられる可能性が高いのは事実です。
ですが、オンラインなら関係ありません。
私も含めて東大出身の家庭教師や塾講師に依頼することができます。
東大に限らず、自分の進学したい大学出身の先生を探すこともできますからね。
これはオンライン家庭教師の大きなメリットです。
宅浪と家庭教師の組み合わせのメリット、デメリットは?

さて、ここまで見てくると
と思う方も出てくるはず。
このような勉強スタイルのメリットとデメリットもいくつか簡単にまとめておきましょう。
- 勉強時間は他の選択肢と比べて最大化しやすい
- 自分の必要な内容に集中できる
- 外に全く出ない分は自分でコントロールする必要がある
勉強時間は他の選択肢と比べて最大化しやすい
ここまでに読んでもらったことと被りますが、家庭教師を選べば勉強時間は予備校に通うよりも圧倒的に長く取れます。
全く移動に時間を使わなくて済むわけですから、好きなだけ勉強できるわけです。
成功のためには「自習の時間をどれだけ長く取るか」が最も重要ですから、これが最大化できるのは大きいでしょう。
自分の必要な内容に集中できる
また今、自分に必要な内容を必要な分だけ勉強することができます。
余計な授業を受ける必要もありませんし、余計な小テストの勉強をする必要もありません。
これが1番成績を伸ばしやすい方法ですから、それに集中できるのも大きなメリットですね。
外に全く出ない分は自分でコントロールする必要がある
家庭教師の方が予備校と比べていつでも良いというわけでもありません。
宅浪×家庭教師の場合は、本当に外に出る機会がなくなります。
人類はそんなにメンタル的に丈夫にはできていないので、ずっと陽の光を浴びないと、いつかメンタル的にはやられます。
なので、必ず1日に1回15分は雨の日でも散歩するように指導しています。
こういった陽の光を浴びる時間は自分でコントロールして作る必要があることだけ覚えておくといいでしょう。
予備校と家庭教師の比較を4つのポイントから

だいぶ家庭教師に傾いている人もいらっしゃると思いますが、改めて、予備校と家庭教師の比較検討をする上での重要なポイントを4つ紹介します。
この比較を理解した上で最終的に予備校にするか、家庭教師にするか選んでもらうのが良いと思います。
- 集団授業と個別指導の違い
- 費用面での比較
- 時間的拘束の比較
- 精神的負担の比較
集団授業と個別指導の違い
1つ目は集団授業と個別指導の違いです。
集団授業では、
- 安く多くの授業を取れるので、成績は下がりにくい
- 自分に必要のない内容の授業にも参加しなければならない
- 小テストや課題を自分でコントロールできない
- 仲間に良い意味にも悪い意味にも影響を受ける
といったメリットやデメリットがあります。
個別よりは授業が安いので、たくさん授業は取れます。その分、自習が多少できてなくても成績は下がりにくいです。
ただし全ての授業が自分に必要な内容を扱うわけではないので、授業内で自分なりに取捨選択する必要があるでしょう。
また、小テストや課題は定期的にくるので、自分には大事でないものでも避けることはできません。
周りに仲間がいることはメリットにもデメリットにもなり得ます。
個別指導には
- 自分に必要な内容に集中できる
- 先生の当たり外れが大きい
- 授業時間は短いので自習をサボると成績が落ちる可能性がある
といったメリットデメリットがあります。
とにかく自分に必要な内容に集中して、勉強できるのが最大のメリットです。
一方で先生の当たり外れは集団授業よりも感じやすいですし、
集団授業よりはコマ数が少なくなるので、自習をサボってしまうとむしろ成績が下がる可能性はあります。
費用面での比較
大手の予備校であれば、浪人にかかる費用は100万以上にはなりますが、200万以内には収まります。
一方で家庭教師の場合、指導料金はピンキリです。
1時間あたり3000円くらいから2万、3万あたりまで指導料金は変わってきますね。
1週間に何時間授業を取るかによっても1年間に必要な費用も全く異なります。
時間的拘束の比較

次に時間的拘束です。
予備校は決まった時刻に決まった授業があります。集団授業だから当たり前ですね。
朝が弱くても朝から授業はありますし、お昼に眠くなるタイプでもお昼に重要度の高い授業が入ることはあります。
一方で家庭教師は、先生と相談して好きな日程で授業を入れられます。
ただし人気の家庭教師は、何名も生徒さんを抱えていて空き枠が少ないこともあるので、しっかり相談するといいでしょう。
精神的負担の比較
最後にメンタル面での比較です。
予備校を利用する場合は
- 周囲との比較がポジティブにもネガティブにも働きうる
- 個別のメンタルサポートは期待できない
といった点に注意するといいですね。
周りに同じ浪人生がいるおかげで、やる気が出ることもあれば、
周りが賢くて、授業についていけていない感じがすると、モチベーションを失うこともあります。
またあくまでも集団授業中心なので、個別にメンタルサポートを求めるのは難しいでしょう。
一方で家庭教師の場合は
- 比較対象がいないので孤独な戦いになる
- メンタル面の相談もしやすい
といった所です。
比較対象がいないので、最後まで孤独な戦いにはなりす。
これもやはりポジティブに働く人とネガティブに働く人がいるでしょう。
家庭教師は生徒さん一人ひとりのことをしっかり把握できるので、メンタル面の不安がある場合に相談しやすいメリットはあります。
浪人に成功するための良い家庭教師の選び方

ここまでにも出てきたように、家庭教師を使った浪人は、自分に合う先生を見つけられれば、大きく成績を伸ばすポテンシャルを持っています。
そこで、良い家庭教師の選び方を説明していきます。
重要なポイントはこちらです。
- 合格実績は重視しすぎないこと
- 人間的な相性が1番大事
- 課題の量や管理が2番目に大事
- 指導可能な範囲が3番目に大事
- 対面orオンラインの両方を検討すること
合格実績は重視しすぎないこと
おそらく家庭教師を選ぶ上で多くの方が最重要と考えているのが合格実績だと思いますが、合格実績はあまり重視し過ぎないのがおすすめです。
特に自分の志望している大学に、生徒さんを合格させたことのある人だけに絞ると、全然該当する家庭教師がいなくなると思います。
合格実績だけでは絞らずに、相性の良い方を探す方が成功する確率は高いでしょう。
また、合格実績は先生の実力よりも、生徒さんの学力ややる気次第で変わってしまうものです。
実績は少なくても、指導の実力がある人は大勢いるのは間違いありません。
実績だけ良くても、偶然もとから学力の高い生徒さんを指導してたパターンもあります。
人間的な相性が1番大事
1番大事なのは人間的な相性です。
指導力があっても、合格実績があっても、人間的に合わなければ勉強が続きません。
とにかく最後までモチベーションを保って勉強を続けることが最も合格には重要だからですね。
多少、指導力が低くても、実績がなくても、人間的に合う先生の方を探すのがおすすめです。
誰だって、優しい先生が良いのは間違いないですが、ただ甘いだけの先生では合格は難しくなってしまいます。
なかなかいないとは思いますが、優しいけど厳しい先生を探してみましょう。
課題の量や管理が2番目に大事

次に重要なのは課題の量や管理の能力です。
浪人生の場合、課題はとにかく多い方がいいです。
暇になるくらいなら終わらない量の課題がある方が成績は間違いなく伸びます。
ただし課題を出すだけで、管理をしないなら意味がありません。
あくまでも全体のバランスを見て、管理もしてくれる方を選ぶといいでしょう。
指導可能な範囲が3番目に大事
3つ目に重要なのは指導可能な範囲ですね。
上述した通り、英語はA先生、数学はB先生、化学はC先生、というように分かれていると、
日程調整が面倒になるだけでなく、全体感を見ながら学習を進めるのが難しくなります。
先生が分かれれば分かれるほど、こうなる可能性が高くなっていくことに注意が必要です。
可能であれば、1人の信頼できる先生にお任せして、任せられない部分は各家庭で補うのが最も成功しやすいでしょう。
多くとも2人(1人+塾なども可)までにしないと、失敗の確率が上がっていきます。
対面orオンラインの両方を検討すること

ここまでにも触れてきたことですが、家庭教師は対面だけではなく、オンラインで依頼することもできます。
なんとなく対面の方が身につきそうと思う方も多いですが(特に保護者世代には多いはずですが)、オンラインまで家庭教師を探す先を広げると、自分にあう先生に出会える可能性は上がります。
正直な話、「対面でないと授業に集中できない」みたいな甘えたことを言ってる人は、自分の家で勉強ができないことが多いので、家庭教師は向いてません。
自習室がついた個別指導塾に通うのがおすすめになります。
なので、家庭教師を探すなら必ずオンラインも選択肢に入れましょう。
お試し期間は必須、合わなければ継続しない
ある程度、候補を絞れたら無料体験やお試し受講などを活用して実際に授業を受けてみましょう。
そして、合わなければ継続せずに次の先生を試してください。
ある程度、家庭教師を続けている方であれば、契約を切られることには慣れているので遠慮する必要はありません。
「なんとなく性格が合わなかった」とか
「他の科目も教えられる先生を探したい」とか
正直に理由を教えてあげると、切られる側としては嬉しいものです。(納得できるので。)
遠慮せず、合う先生を探し続けるようにしましょう。
家庭教師の費用と注意点

最後に家庭教師の費用関係について軽く触れて終わりにします。
料金体系の種類
料金体系の種類は大きく分けて3つあります。
- 時給制
- 月謝制
- パッケージ制
最も一般的なのが時給制だと思います。
1時間いくらということが決まっていて、授業実施分の授業料を支払う形ですね。
次は月謝制。
毎月いくら、ということが決まっていて、月に何回授業するのかも事前に決まっている場合がほとんどです。
最後がパッケージ制。
「英文法講座10時間でいくら」みたいなスポット授業とか集中講座で使われるシステムです。
多くの場合は時給制か月謝制になっていると思いますので、費用面の比較をするときさ1時間あたりの指導料金で比較するとよいでしょう。
相場と注意点
次に相場についてです。
- 学生の場合:1時間2,000円〜4,000円
- プロの場合:1時間3,000円〜いくらでも
だいたい学生の家庭教師の場合は1時間あたり2,000円くらいから4,000円くらいが相場です。
一方でプロ家庭教師の場合は3,000円くらいが下限で、正直上限はいくらでもといった所です。
ほとんど全教科扱えたり、東大など学歴があったり、指導年数が10年を超えるベテランだったりすると、1万円以上になることもよくあります。
あるいは医学部専門の家庭教師なんかも高くなる傾向にありますね。
また家庭教師の紹介センターを通して、家庭教師を見つける場合は、これに手数料が入ってくるのが普通です。
また、これに合わせて教材費や事務手数料など、謎の請求がないかは気をつけて確認してください。
まとめ
ここまでで、家庭教師のメリットデメリットも含めて知っておくべきことはマルっと全て解説しました。
最後に改めて、家庭教師がおすすめな浪人生の特徴をまとめておきます。
- 自分のペースで学習を進めたい人
- 志望校に特化した対策をしたい人
- 時間を有効活用したい人
- 精神的なサポートが必要な人
- 自己管理能力が高い人
- 特定の科目に課題がある人
こういった特徴に当てはまるなと思う場合は、予備校だけでなく、家庭教師を選択肢に入れるといいでしょう。
その際はオンライン家庭教師も検討してみてください。
最後に私も家庭教師として、例年数名ずつですが、指導をしております。
興味がありましたら、こちらをご覧ください。生徒数を絞っておりますので、早めにチェックすることをおすすめします。
- 指導可能な生徒さんの条件
- 指導しやすい時間帯
- 合格実績
- 指導可能な科目と対応できるレベル帯
- 指導方法
- 指導料金
- お支払方法
- お申込み方法