ども、所長です!
こちらの記事はkindle個人出版の原稿を書き始める前の下準備について解説しています。
下準備としてすることとしては以下の3つです。
- 素人のレベル感を知り、どんな本を執筆できそうか考える
- 本の構成・タイトルなどを考える(企画書)
- 再度、ライバル本の調査をする
以下で詳しく解説していきます。
※この記事はこちらのまとめ記事の中の1記事になっています。
>>kindle出版初心者が初月で1000円稼ぐための勉強まとめ【執筆以前のいろは】
目次
素人のレベル感を知り、どんな本を出版できそうか考える
自分の好きなこと・得意なことを書くのが基本ですが、そもそも素人のレベル感を知らないと
と思う方も多いはず。
しかしkindleの出版に関しては個人のしかも素人さんの出版は非常に多いです。
素人のレベルでもそれはそれで需要があって、意外に売れたりするんです。
私も初心者として出版し、初月で1000円稼ぐことができました。
ですので、自信を持って原稿を書き始めるために下調べとして素人のレベル感を知っておくことは必要です。
素人のレベル感を知るためには?
こちらの記事でも少し解説しましたが、素人の皆さんは月額読み放題サービスで読んでいただくための登録をして出版をしています。
>>【kindle個人出版初心者向け】収益は2種類あります
※月額読み放題サービスの詳しいことはこちらのバナーからご確認ください↓
逆に言うと、素人出版のレベル感を知るためにはこのkindle unlimited で読める作品を調べまくる必要があります。
私の個人的な経験で言うと、100冊くらい私の興味のある本をザっと読んでみました。
100冊というと大げさに聞こえるかもしれませんが、
実際には素人本ってそれほど分厚い本ではないので、1か月もかからず読み流すことができます。
基本的にはザっと読むだけでいいです。
100冊くらい読むとなるとさすがに1冊250円の素人本でも全部買うと25000円になってしまうので、そういう意味ではあなたもkindle unlimitedに登録して読んでしまう方がお得だと思います。
私もkindle unlimitedに登録していなかったら、さすがに100冊もの本は読まなかったと思います。
ある程度、書きたい内容がイメージできている方ならライバルになりそうな物だけを10冊とか20冊とか集めてきて読んでみるというのでも良いと思います。
チェックしながら読むべきこと
チェックすべきことはレベル感を知ることだけではありません。
既出の本と被らない分野を探すというのも重要です。
これに関しては具体例で解説していきます。
私の出したこちらの本「アラサー高校物理【勉強法法編】」は
「大人向け」「高校物理」「勉強法」
という3つの軸で既出の本と被らないラインを目指しました。
1つ1つの軸で言うと、同じような本を書いている方は割といらっしゃいました。
そういった場合には私と同じように狙いのラインをいくつかかけ合わせることで
既出の本と内容が被ることを避けられます。
最初の下調べまとめ
最初の下調べとしては以下のようなことに気を付けてできるだけ多くの素人本を読んでおくといいでしょう。
- 素人本の分量・レベル感を知るべし
- 被らない分野・内容を探しながら読むべし
ちなみに私は初月での稼ぎは1000円ほどでしたが、もっと稼ぎやすい分野の本が書ける方なら、
この下調べをしっかりすることだけでも収益自体はもっと上がってもおかしくありません。
本の構成・タイトルなどを考える(企画書づくり)
次にやるべきことは企画書づくりです。
書き始める前に全体の構成を考えるべき
実際に文章を書き始める前に全体の構成を考えるのが基本です。
これをやっておかないと項目ごとの並びも悪くなりますし、
後であれもこれもと書き足したい内容が出てくる可能性も高いです。
さらに、書いているうちに読者ターゲットが変わっていったり、
本当に伝えたかった内容から外れていったりと、悪いこと尽くめです。
とはいえ、文章を書き慣れていない方にとっては割と難しいことだと思います。
企画書づくり
私のおすすめはこちらの本を一読することです。
これに関してはkindle unlimited では読めないのですが、少々のお金を出しても読むべき本でした。
私、出版系の本も何冊か読んだのですが、原稿を書き始める前にこちらの本はまず間違いなく読むべきです。
実際は紙の本の出版用に書かれた本のようですが、ここで紹介される通りkindleの個人出版でも企画書を作っておくのは重要です。
誰に売りたいのか、
その人は何を求めているはずなのか、
それを解説するためには、どの順で何を書いていけばいいのか、
こういったことをおおざっぱにでも考えられるようになるはずですので、ぜひ一読して企画書を作ってみてください。
もちろん目次まであらかた作ってみるのがよろしいかと思います。
再度、ライバル本の調査
企画書を作ってみて、目次も書いてみて、ここまで来て改めて既出本をザっと眺めてみるのがいいですね。
差がちゃんと表現できているか
自分の目次と既出本の内容を見比べてみて、ちゃんと差が出ているのか確認してみましょう。
もちろん部分的に被る所があるのは構いません。
場合によっては、あなたの本の目次を見てみると次のような構成になっているかもしれません。
第1章は本Aの第2章と丸被り。
第2章は本Bの第1章と丸被り。
第3章は本Cの第5章と丸被り。
これ自体は全く問題ありません。
本A本B本Cのターゲットがあなたの本と違うのであれば、内容が部分部分では被っていたとしても構成を考えたことにあなたの本の価値があるはずです。
結果として構成が丸被りしていた場合には、同じ本を出す意味はほとんどないかもしれないので、構成をしっかり比べてみるといいでしょう。
構成が被っていてもあなたの本の内容が圧倒的に詳しいのであれば、問題はないでしょうが、
そういった場合には原稿を書きながら既出本に負けないライティングをしていく覚悟が必要なので、その心構えを作っておくといいですね。
ライティングの技術(分かりやすさの基準を決めておく)
構成を決めたら、今度はライティングの最低到達ラインを決めておくといいです。
ようするに「この本よりは分かりやすく書こう」って本を決めておくことですね。
結構ひどい本も素人本の中にはあったりしますので、
本の内容だけでなく分かりやすさの目安も作っておくと後々、原稿を書いたときに書き直しすべきかどうか悩む時間が減ります。
盗める内容がないか調べる
本の出版はブログと同じ部分があって、後出しじゃんけん的な有利な側面があります。
要するに、あとから出版する人の方が情報の網羅性を高めるのが簡単ということです。
もちろん要らない情報をガバガバと付け足されると本自体の読みやすさが損なわれてしまいますので、
ライバル本に書かれてあることを全て書けとは言いません。
ですが、あなたの考えた企画・構成の中に入っていてもおかしくない内容はどんどんパクッテしまっていいです。
文章をまるまるパクるのはもちろん問題ですが、
あなたが調べたことを知識としてまとめることにも創造性は認められますので、
自分の言葉でまとめることを念頭に盗める内容はメモっておきましょう。
ちょっと内容のパクり感が強すぎる場合にはもちろんそれはそれで引用として、出典のライバル本を書いておけばいいことなので、
後出しじゃんけんの強みは生かしていきましょう。
まとめ
この記事ではkindle個人出版素人の方に向けて、原稿を書き始める前にやっておくべきことをまとめました。
- 素人のレベル感を知っておく
- 被らない分野・内容を探す
- 企画書・目次を作る
- ライバル本との差のチェックする
- 分かりやすさの基準を決めておく
- ライバル本から盗める所も網羅しておく
まとめると以上のような内容になります。
こちらのまとめ記事では他にもkindle個人出版の初心者向けに役に立つ情報をまとめていますので、興味があればぜひ読んでみてください。
>>kindle出版初心者が初月で1000円稼ぐための勉強まとめ【執筆以前のいろは】
それではまた、所長でした!