ども、ぽこラボ所長です!
今回は現代文のテスト勉強の方法を解説します!
「現代文はテスト勉強しても変わらない」
「勉強しても受験勉強に生きないから意味がない」
そんな風に思っている人も多い現代文ですが、塾講師からすれば、全然そんなことはありません。
ちゃんとテスト勉強すれば、ちゃんとテストで点は取れますし、受験に役立つ知識は身につきます。
この記事で紹介する方法で勉強して、テストで高得点を目指すのはもちろん、受験勉強の基礎も同時に身につけていってください!
目次
現代文テスト勉強の具体的な手順
それでは早速、具体的な勉強手順を見ていきましょう!
手順は次の通りです。
- 授業ノートを参照しながらテスト範囲を全て読み直す
- 分からない単語、漢字などを全て調べて覚える
- 教科書や教科書ガイドの問題を解く&復習する
- 本文を音読する
- その他の授業資料を全てチェックする
それぞれ解説していきます!
授業ノートを参照しながらテスト範囲を全て読み直す
まずは授業ノートを参照しながらテスト範囲を全て読み直していきましょう。
これくらいはテスト勉強としてやっている人も多いのではないかと思います。
授業で解説された内容は基本的に全て「解説を見ずに自分の言葉で説明できる」状態を目指してください。
それが最低ラインです。
おそらく授業で解説された大事な内容はノートに書いていると思うので、「どんな出題がされるか意識しながら」自分の言葉で全て説明できるように本文全体を読み直すといいでしょう。
またこの際、自分の言葉で意味を説明できない単語や、自力で書く自信のない漢字なども全てマーカーなどでチェックしておくといいですね。
ちなみにこの作業だけでも高得点を取れる人はそもそも授業の受け方がしっかりしている人です。
ぜひこちらの記事も参考にしてください。
分からない単語、漢字などを全て調べて覚える
続いて本文を通して読んだ中で出てきた、分からない単語や漢字を全て調べて覚えていきます。
単語に関しては「辞書的な言い回し」で自分で説明できる方がいいので、必ず辞書で調べて覚えるように。
言葉の定義を説明できないと受験勉強でもかなり苦労します。
また漢字は受験勉強で扱う余裕はないので、テストのときに集中して覚えておくようにしてください。
ここを逃すともう漢字を学ぶ機会はないかもしれません。
教科書や教科書ガイドの問題を解く&復習する
教科書によっては、文章が終わった後にいくつか問題がついていたり、文章の下段に問題がついていたりすることもあるはずです。
これらの多くは授業中に解説をされているはずですが、自力で解けるかチェックしておくといいでしょう。
また教科書ガイドを持っている場合は教科書ガイドに載っている問題も解いておくと万全です。
本文を音読する
次に本文をしっかり音読して、ここまでに調べたり覚えたりした内容を頭に刻み込んでください。
最低でも5回、できれば10回以上音読して暗唱できるような状態を目指しましょう。
その他の授業資料を全てチェックする
最後に授業資料を全てチェックして完成です。
- 教科書の本文以外の部分
- 授業プリント
- 長期休暇の宿題
- 便覧
など、テスト範囲になっているものは授業で扱っていようがいまいが全てチェックして暗記しきってください。
授業で扱っていない文章系の課題がテスト範囲になっている場合は、それも上述した流れで妥協せずに勉強するのがおすすめです。
現代文のテスト勉強に意味はあるの?
現代文のテスト勉強は意味がない、と思っている方も多いと思いますが、全くそんなことはありません。
テストの得点が上がるのはもちろん、受験勉強としても有意義です。
テストの得点が上がるかどうかは実際にしっかり勉強してみればハッキリ分かります。
まずはやってみてから判断するといいでしょう。
一方で、受験勉強の結果はなかなか見える形では出ないと思います。
現代文が伸びるためには
- 語彙力
- 読み飛ばさない力
- 基礎的な教養
の全てを伸ばす必要がありますが、このうち語彙力と基礎的な教養は学校授業で学ぶものでも十分です。
しかし、塾講師として関わる生徒さんのほとんどが、語彙力も不十分ですし、基礎的な教養も不十分。
「授業の受け方」も「テスト勉強」も「テストの復習」も足りていないためだと思われるので、テスト勉強もしっかり取り組んでみてくださいね!
漢字・言葉の勉強は?
学校によっては、授業とは独立して漢字・言葉のワークや、プリントがテスト範囲になっていることもあるかと思います。
大学受験でも漢字や語彙系の問題は出てきますが、配点はそれほど高くはありません。
そのため受験勉強では優先度が低く、漢字の勉強をする余裕はないことが多いので、せめてテスト勉強くらいはまじめに勉強しておきましょう。
現代文のテスト勉強いつからやる?
現代文のテスト勉強に限らず、テスト勉強は2週間前から始めてください。
現代文のテスト勉強はそれほど時間がかかるものではありませんが、それでもギリギリになってくると、本文以外の細かい部分の勉強が疎かになります。
2日前までには必ず全ての作業が終わるように進めましょう。
テストは復習が1番大事
現代文に限りませんが、テスト勉強だけでなく、テストの復習も重要です。
現代文は「分かったつもり」になることが最も多い科目です。
間違っている部分がなぜ間違っているのかちゃんと理解して、論理的な解答を次回以降できるように学んでいきましょう。
復習の方法はこちらの記事にまとめています。
まとめ
今回は現代文のテスト勉強の方法について解説しました。
現代文のテスト勉強をしっかりすれば、大学受験に必要な最低限の語彙力や基礎的な教養が身につきます。
以下の手順で丁寧に勉強しましょう。
- 授業ノートを参照しながらテスト範囲を全て読み直す
- 分からない単語、漢字などを全て調べて覚える
- 教科書や教科書ガイドの問題を解く&復習する
- 本文を音読する
- その他の授業資料を全てチェックする
妥協せずに取り組めば満点近い高得点も取れるので、ぜひ参考にしてくださいね!
それではまた、所長でした!