ども、ぽこラボ所長です!
今回は大学入試に向けた英語の受験勉強のスケジュールについて解説します!
「いつまでに何が終わっていればいいの?」
「このまま進めてて間に合うか不安…」
といった疑問や悩みを解決する記事になっているので、ぜひ参考にしてください!
大学受験英語の勉強の流れ
まずはスケジュールを意識する前に勉強の流れを押さえておきましょう。
受験までに何をやらないといけないか分からない状態では、スケジュールを考えることもできないからですね。
英語の勉強の流れは基本的に次の通りです。
勉強の流れとしては
単語&文法のインプット
↓
文法の問題演習
↓
英文解釈
↓
長文読解や例文暗唱
↓
作文やリスニング
↓
共通テスト対策や過去問演習
の流れが基本です。
全員勉強すべきなのが、単語や文法のインプットから長文読解まで。
ここまではどの大学を受ける場合でも必要になりますし、できるだけ早い時期にある程度できる状態を作っておけると他の科目の勉強に割く時間も増やすことができるでしょう。
作文が出題される大学を受ける場合には、例文暗唱と言われる学習(短い例文をたくさん覚える勉強)をしてから取り組むのがおすすめです。
またリスニングの練習は長文が多少なりとも読めるようになってから行う方が効率的に学習することができるでしょう。
順番を無視した学習をしても、なかなか成長しないのがふつうなので、嫌でも文法や単語といった基本的な学習から順に進めていくようにしてくださいね!
どんな教材を使ってそれぞれ勉強していくべきかは次の記事にまとめています!
大学受験英語勉強のスケジュールの目安|いつまでに何を?
英語の勉強スケジュールの目安を表にしたので、そちらを解説していきます。
この表の◎になっている時期でクリアできていれば、どの大学を目指す場合でも十分戦えます。
高1の早い時期に単語帳と文法のインプットを進めて、できれば高1のうちに文法はアウトプットまで進めておきたいところです。
単語帳はひきつづき何周も続けていくイメージですね。
可能であれば、高2の早めの時期から英文解釈の勉強を始めて、片付き次第、長文の勉強にも入っていきたいところ。
高2のうちに長文の学習が始められていればかなり順調と言っていいでしょう。
遅くとも高3の頭には長文の勉強をガッツリ進めていきます。
作文やリスニングが志望校で出題される場合には、高2の終わり時期くらいから高3の頭あたりから少しずつ対策をする必要があります。
国公立を目指す文系や、数3まで必要な理系の場合は、長文も作文もリスニングも全て同時期に対策するのはかなりハードなので、適度に勉強時期をずらせるように、長文にできるだけ早めに取り掛かりたいところです。
高3の10月終わり~11月頭くらいからは、共通テスト対策だったり、過去問対策だったりを進めて、万全の状態を目指していきましょう。
既に受験勉強が遅れている場合は?
この記事を読んだ段階で、既に大幅に遅れているということもあるはずです。
その場合、できれば高3の夏休み前まで、遅くとも高3の夏休み終わり時点で追いつけるか、というのを軸に考えていくといいでしょう。
表で太線にした部分が追いつけるかどうかのラインです。
参考にしてください。
英語の場合は、省略できる勉強内容がないので、時間がかかっても確実に全てをこなしていく必要があります。
場合によって、長文の参考書は多少カットして過去問に時間を使うことはできますが、その場合でも、長文の参考書をパスした分、過去問演習をしっかりしなくてはならないので必要な時間は大して変わらないでしょう。
もし夏休み中に理想のペースに追いつけなさそうなら、1度過去問を解いてみて、あまりにも絶望的なら志望校を考え直してみてもいいかもしれません。
まとめ
今回は大学受験英語の基本的な勉強スケジュールについて解説しました。
具体的に自分の参考書の進捗と照らし合わせて1日にどれくらい進めればいいのか、落とし込んでみるといいでしょう。
全然間に合わない場合は、勉強時間をできる限り増やして、その上でそれでも間に合わなさそうな場合のみ、志望校の検討し直しを考えてみるといいかもしれません。
ただし、他の科目の得点率によっては、志望校を下げなくてもどうにか合格最低点を超えられる場合もあるので、科目全体の状態をしっかり把握するようにしてくださいね!
それではまた、所長でした!