ども、ぽこラボ所長です!
今回は古文と漢文の定期テストで満点を取るための本気の勉強法を解説します。
実際、古文や漢文は苦手な人でも、しっかり勉強すれば満点を狙える科目です。
毎回の定期テストでしっかり得点を取っていれば受験勉強でも苦労することがなくなるので、ぜひ毎回満点を狙って勉強してほしいところ。
そんな古文漢文で満点を狙うための勉強法を塾講師の視点で解説するので、ぜひチャレンジしてみてください!
目次
古文文法・漢文句法系のテスト勉強
古文も漢文も「文法や句法がメインのテスト」もあれば、「読解がメインのテスト」もあるはず。
まずは文法や句法がメインのテストの勉強法から解説しますね!
具体的な勉強手順は次の通りです。
- 授業を思い出しながら問題を解く
- 授業ノートなどをチェックしながら間違えた問題を復習する
- (受験用の問題集の該当範囲を全て解く&間違えた問題を復習する)
- 暗唱できるくらい音読をくり返す
それぞれ補足していきます!
授業を思い出しながら問題を解く
まずは授業を思い出しながら問題を解いていきましょう。
「覚えてから解く」のではなく、「解きながら覚えていく」のがポイントです。
出題形式を知った上で解く方が圧倒的に短時間で得点につながる知識を身につけられます。
問題としては、
- 学校のプリントやワーク
- 文法書や句法書の確認問題
などを利用するといいですね。
もし、文法書や句法書を持っていなければ、受験勉強でも必要になるので、以下のようなものを買っておくのをおすすめします。
ダラダラと解いても仕方ないので、時間制限をつけてテスト形式で進めるといいでしょう。
授業ノートなどをチェックしながら間違えた問題を復習する
授業ノートや、文法書、句法書を見ながら間違えた問題を見ていきましょう。
間違えた問題については、余裕があれば2周目3周目とテストをくり返すのが有効です。
正直、ここまでだけでも80%以上の得点は取れるはず。
ここまでは最低限、全員にやっておいてもらいたい内容です。
(受験用の文法問題集の該当範囲を全て解く&間違えた問題を復習する)
時間的に余裕があれば、受験用の文法問題集に取り組むのもおすすめです。
こちらも、該当範囲を解いて間違えた問題の2周目3周目と進めるだけでOKです。
おすすめの参考書や具体的な勉強法はこちらで詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください!
暗唱できるくらい音読をくり返す
最後に暗唱できるくらいに音読をくり返しましょう。
正直、古文や漢文の定期テストは暗記勝負です。
ここまでの作業で扱った文章(短文も含めて)全ての音読をしながら暗記していきます。
最低でも5回ずつ、できれば10回ずつ音読して完全に覚えている状態を目指しましょう。
古文漢文|読解系のテスト勉強
続いて文章読解がメインになるタイプのテストの勉強法です。
具体的な勉強手順は以下の通り。
- 授業の解説を思い出しながら本文を全て読み返す
- 覚えていない単語、文法、漢字、句法を調べて覚える
- (教科書ガイドの問題を解く)
- 暗唱できるくらい音読をくり返す
それぞれ解説していきます!
授業の解説を思い出しながら本文を全て読み返す
まずは授業ノートなどを参照しつつ、テスト範囲になっている文章を全て読み返していきましょう。
ここで重要なのは、
- 書き下し文を作れること(漢文)
- 品詞分解ができること(古文)
- 現代語訳ができる(古文漢文ともに)
です。
授業で全て解説されているものがテスト範囲になることが多いはずなので、授業を思い出しながら全てできるようにしてください。
その際、忘れている
- 単語
- 文法
- 漢字
- 句法
などを見つけるたびにチェックを入れて、この後の調べ物作業をやりやすくしておくのがおすすめです。
覚えていない単語、文法、漢字、句法を調べて覚える
本文中の忘れていた項目は、全て調べて覚えるようにしましょう。
どうせ受験までには覚えなければならないので、テスト勉強の一貫として暗記しておいた方が後々楽できます。
古文については、
- 古語辞典
- 古典文法書
を利用して調べ物をして覚えるように。
漢文については辞典は少し使いにくいので、
- 漢文句法書
- 国語便覧
などを使うと効率的に調べ物ができます。
文法書や句法書は調べ物をしたページとその前後1ページずつ、合わせて3ページをチェックする癖をつけておくと、基本的な内容はすぐに身につくでしょう。
(教科書ガイドの問題を解く)
教科書の文章がテスト範囲になっている場合は、教科書ガイドに問題がついていることもあるので、そちらにもチャレンジしてみてもいいですね。
ここまでの作業がしっかりできていれば、パパッと解けるはずです。
暗唱できるくらい音読をくり返す
読解系の問題でも重要なのは暗記です。
現代語訳だけを暗記するのではなく、文法や句法を意識しながら本文と現代語訳を暗記していきましょう。
基本的には音読を何度もくり返すしかありません。
最低でも5回ずつ、できれば10回ずつ音読できるとほとんど暗唱できるような状態になるでしょう。
テスト勉強で重要なことは?
古文漢文のテストで大事なことは次の2つ。
- 妥協をしないこと
- テスト勉強以上の時間が取れないことを理解すること
妥協をしないこと
まずは中途半端な妥協は絶対にしないでください。
現代語訳だけを覚えてテストに挑む
みたいなやり方が1番最低な勉強法です。
時間だけかかって何も後に残らないからですね。
「このくらいやっておけば平均点くらいは取れる」
のような妥協も失敗の原因になります。
基本姿勢として、満点を狙うようにしておくと、テストの得点が安定するのはもちろんですが、受験勉強で1から勉強し直す必要がなくなるのも大きいですね。
テスト勉強以上の時間が取れないことを理解すること
大学受験に関連することで、さらに1つ注意したいことがあります。
特に理系の人は、古文漢文の勉強を取る時間が物理的に少なくなってしまいます。
というのも、どうしても理系科目や英語の方が大学受験の配点が大きくなっているからですね。
優先度を考えると、古文漢文はテスト勉強以上の時間がなかなか取れないことも多いので、最低限毎回のテストで満点を狙うようにしましょう。
いつからテスト勉強を始める?
テスト勉強の開始時期としては、テストの2週間前が一般的。
とにかく早めに始めて余裕を持って終わらせられるようにしましょう。
余裕のなさが妥協に繋がってしまいます。
試験の2日前までには全て終わっている状態を目指してください。
テストで1番重要なのは復習
定期テストはテスト勉強も大事ですが、復習の方が重要です。
テストで間違えた内容は自分にとって覚えにくい内容なので、しっかり復習して頭に入れていくようにしたいですね。
復習の方法はこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください!
まとめ
今回は古文漢文のテスト勉強のやり方を解説しました!
文法系、句法系のテスト勉強は以下の手順で進めましょう。
- 授業を思い出しながら問題を解く
- 授業ノートなどをチェックしながら間違えた問題を復習する
- (受験用の問題集の該当範囲を全て解く&間違えた問題を復習する)
- 暗唱できるくらい音読をくり返す
読解メインのテストなら以下の手順で進めてください。
- 授業の解説を思い出しながら本文を全て読み返す
- 覚えていない単語、文法、漢字、句法を調べて覚える
- (教科書ガイドの問題を解く)
- 暗唱できるくらい音読をくり返す
テスト勉強は2週間前から始めて、妥協せずに満点を狙うのが重要です!
それではまた、所長でした!