ども、ぽこラボ所長です!
今回は
と思っているあなた(あるいはその保護者の方)に浪人に成功して医学部に受かるためのコツを全て解説します!
特に
という人に読んでもらいたいと思います。
個別指導塾や家庭教師としての15年の指導経験の中でも、予備校浪人で失敗してしまう生徒さんをたくさん見てきました。
医学部予備校のように専門の予備校に通って勉強したのにも関わらず、失敗してしまう人もいるのは事実です。
実は予備校で浪人して失敗する人には共通する要因があります。
そして、その要因が個別指導(特にベテランの家庭教師)で解決することも多いということを理解してもらえればと思います。
失敗の原因が正しく理解できれば、次年度の再チャレンジで成功する可能性がグッと上がりますからぜひ最後までご覧ください。
医学部浪人(予備校浪人)に失敗する原因を分析

まずは予備校に行ったのにも関わらず、浪人に失敗する理由を整理していきましょう。
多くの人が共通して失敗する原因はこちらです。
- 勉強時間が不十分
- 問題演習が不十分
- 制限時間や得点を意識した演習が不十分
- 自分に必要な勉強に集中できていない
- 手を動かしていない
この中でも特に医学部予備校で失敗する人は2つ目、5つ目に要注意です。ひとまず1つずつ見ていくことにしましょう。
勉強時間が不十分
浪人に失敗する最大の原因は勉強時間の不足です。
という人もいると思いますが、簡単に言うとそれでは足りないということです。
合格に必要な勉強時間は、スタート地点とゴール地点の差で決まるので、差が大きければ大きいほど、必要な勉強時間は多くなります。
同じ志望校を目指していても、スタート地点の実力が低い人の方がたくさん勉強しなければなりませんし、
同じ学力からスタートしても、目指す大学のレベルが高い人の方がたくさん勉強しなければなりません。
「みんなが10時間勉強してるから、自分も10時間勉強する」というのではダメということですね。
予備校に行くと、毎日友達と遊んでる悪い生徒さんも校舎によってはいますから、悪い方に影響されてしまうことも普通に起こり得るんです。
これまで15年にわたる指導経験上、1日の勉強時間が10時間に満たない浪人生は、残念ながらたいてい浪人に失敗します。
1日10時間すら勉強できない浪人生は自分に甘いことがめちゃめちゃ多いんですよ。
10時間勉強くらいなら、体やメンタルが特別弱い人でない限りはだれでもできます。
とにかくまずは勉強時間をなるべくたくさん確保できるようにしましょう。
勉強時間を減らすのはA判定が出てからでも遅くはありません。
問題演習が不十分

勉強時間は十分確保していても、失敗してしまう場合は問題演習の時間が短いことが原因になっていることが多いです。
予備校で浪人して失敗する人でめちゃめちゃ多いのがこのパターンです。
授業を受けることも大事ですが、それよりも自力で解く時間を作らないとなかなか模試や入試で得点は取れません。
授業を受けて、授業で出てきた問題を完璧に解けるようにする程度では正直全然演習量が足りないと思ってください。
また、暗記のやり過ぎもよく見かけます。
暗記することも大事ですが、暗記が完璧でなくても90%くらいできていれば、ほとんどの問題は解けてしまいます。
100%の暗記を目指すがあまり、問題を解く時間が短い人がめちゃめちゃ多いんですよ。
確かに予備校の授業プリントはよくまとまっていると思いますけど、それを100%覚え切るよりも、問題を解けることの方が圧倒的に大事です。
とにかく手を動かす時間を長くしないと浪人を成功させることはできません。
医学部予備校の授業には出てるし、授業で解説されたものはすべてできるようになっているのにも落ちる人は、初見の問題を自力で解く時間が圧倒的に不足してます。
けっこう医学部予備校浪人に失敗した人にとっては、かなりあるあるのことなので、注意してください。
初見の問題を自力で解く時間は重要です。
制限時間や得点を意識した演習が不十分

問題演習を十分やっていても、制限時間や得点を意識していないと失敗することがあります。
問題が解けたとしても、試験時間内に解ける実力がないと意味ないですから、入試においてスピード感はある程度重要です。
また、ふだんから「1時間でこれくらい進める」という意識が希薄な人は勉強時間の割にはぜんぜん勉強が進んでいません。
机に座ってはいるけど、ダラダラとしちゃってる人もけっこう多いはずです。
さらに、問題集を解くだけなら、どれだけ不正解でもかまいませんが、いつかは正解しないといけないわけですから、凡ミスにも少しずつ厳しくなる必要があります。
ですが、得点・正解率を意識しないといつまで経っても凡ミスは減らないものです。
問題集を進めるときにも正答率を意識した方がいいでしょう。できれば早く過去問演習に入って、正答率を意識せざるを得ない状況に持っていきたいですね。
浪人に失敗する人の多くは過去問演習も不足しているものです。
自分に必要な勉強に集中できていない

4つ目は予備校浪人に特有の失敗パターンです。
集団授業を受けているとどうしても、自分には必要ない部分を勉強する時間が出てきてしまいます。
たとえば、
- 分かっている部分の解説の時間
- 過去問では出題されないレベルの難しい問題の解説の時間
などですね。
受験勉強を器用に進める人は、こういった自分に必要のない内容は無視して自習をして、必要な部分だけまた授業に集中して勉強しています。
他にも、必要ない小テストは手を抜いて、必要な部分だけ本気で取り組んで、みたいなことも同様です。
暗記なんかも医学部だからって細かいところまで全部覚えなければ受からないわけではありません。
出題確率の高い部分さえ完璧に暗記できてれば十分です。
結局、集団授業の限界はどこかにあるので、自分で器用に乗りこなさないと勉強時間の割には成長できていないということもよく起こっています。
手を動かしていない
最後は手を動かしていないパターン。
この記事を呼んでいる人は、仮にも医学部を目指す人ですから、「理解力」だけ見れば、一般的な高校生や浪人生よりは高い人が多いはず。
でもだからこそ「理解する所まで」で止まっている人も多いんです。
私が「これ解ける?」って聞いて「解けます!」と自信満々に答えた問題でも、意外と解答を隠して解かせてみると解けないことが、実はめちゃめちゃあります。
理解した問題でも、解答を隠して手を動かしてみると解けないことは多いですし、和訳を書いてみろって言われたら書けないことは多いんですよ。
こういうことになる理由は手を動かす時間が短いことにあります。
模範解答を読むだけではダメ、プリントや資料集を眺めて覚えるだけではダメ。
解答を閉じて、自分の手で解く時間をとにかく長くとるようにしなければ合格は勝ち取れません。
家庭教師で改善可能か?メリットとデメリットを紹介!

予備校に通っても失敗してしまう原因は解説しましたが、これらが家庭教師の利用で改善するのか、知りたいですよね。
いつでも家庭教師がおすすめ、というわけではありませんが、条件がそろえば予備校よりも圧倒的に家庭教師の方が成績を伸ばせることもあります。
家庭教師のメリットデメリットと合わせて紹介するので、参考にしてください。
家庭教師のメリット
家庭教師のメリットは次の通りです。
- 自分に合った学習ができる
- 自習の学習内容の整理を依頼できる
- オンラインなら全国どこでも指導経験豊富な講師に依頼できる
自分に合った学習ができる
家庭教師の1番のメリットは自分に合った学習ができるという点です。
指導に慣れた講師であれば、少しヒアリングをすれば、その生徒さんに何が足りないのかはすぐに理解できますから、必要な内容だけに集中して指導してもらうことができます。
上述したように、集団授業のように自分で必要不必要の判断をすることはありません。
今、合格に必要な内容は、生徒さんごとに違いますから、その場その瞬間で最も重要な内容に集中して勉強できれば、誰よりも合格に近づきやすいんです。
自習の学習内容の整理を依頼できる

受験勉強で最も重要なのは上述の通り、自分の手を動かして問題演習をする時間。
授業を受けている時間よりも自習時間の方が大事ということです。
実際によく勉強している受験生であれば、授業時間よりも自習時間の方が長いことの方が多いんです。
ということは、この自習時間に何を学習するかを間違えると、それだけで受験に失敗する確率が上がってしまうわけですね。
暗記ばっかりやってると失敗するのは上述の通りです。
家庭教師であれば、この自習中の学習内容の相談をして、整理してもらうこともできます。
学習計画を作ってもらうイメージを持つといいでしょう。
次回の授業までの1週間で、参考書Aを10ページ、参考書Bを20ページ、…、のような感じですね。場合によってはもっと細かく時間割まで指定してもらうのもよいでしょう。
集団授業の予備校では、きめ細やかな学習計画を作ってもらったり、勉強法をチェックしてもらったりするのは、どうしても難しくなってしまいます。
先生1人に対して、生徒さんが何十人といますからね。物理的に不可能です。
家庭教師であれば、自習内容の整理を気軽に依頼できますし、生徒さんの状況もより正確に把握できているので、学習計画も大きく外れることはありません。
オンラインなら全国どこでも指導経験豊富な講師に依頼できる
さらにオンラインであれば、全国どこからでも、指導経験豊富な講師に依頼することが可能なのが家庭教師の強みです。
私も地方出身だからこそ分かりますが、そもそも近所に質の高い講師っていませんよね。
旧帝大のある、東京、京都、大阪、北海道、宮城、愛知、福岡あたりだとそれなりに勉強のできる講師がいますが、それ以外だとかなり数としては減ってしまいます。
東京ならそこら中に東大生やら東大卒の講師がいますからね。状況が違います。
自習室でだらけている浪人生の姿を見る必要もないので、悪い方に引っ張られることもありません。
質の高い講師を望むのであれば、オンラインの家庭教師も検討してみるのがいいでしょう。
家庭教師のデメリット

ここまではメリットを解説しながら、浪人特有の失敗を回避できるかどうか説明してきましたが、一方で家庭教師がいつでもおすすめというわけではありません。
家庭教師のデメリットは次の通りです。
- 指導の質に当たり外れが大きい
- 担当できる科目数によっては複数人に依頼が必要
- 集団授業と比べると費用が高い
- 自習時間に頑張れるかどうかで伸び率が大きく変わる
それぞれ見ていきましょう!
指導の質に当たり外れが大きい
一般的に、家庭教師には指導の質にバラツキがあります。
特に塾講師をしたことのない家庭教師の場合は、本当に独自のやり方で指導しますから、けっこうよろしくない指導をしている場合も多いですね。
塾講師を経験すると家庭教師よりは単純に場数が増えるんで、それで指導はある程度マシになります。研修もありますしね。
というわけで、特に現役の大学生で、塾講師経験のない家庭教師の方は、確率的に外れる可能性が高いことだけは注意した方がいいでしょう。
ただし、指導の質が低くても、人間としての相性が良ければモチベーション爆上がりでメチャメチャ勉強するようになるパターンもあります。
指導の質だけが全てではありません。それも忘れないように。
担当できる科目数によっては複数人に依頼が必要
次に担当できる科目数に関してです。
数学しか教えられない家庭教師はあまり見たことはありませんが、一方で「理系科目はOKだけど、英語は教えられない」というパターンはよくあります。
英語の場合は「英語しか教えられない」というパターンの家庭教師もよく見かけます。
このように指導できる科目数が限られている場合は、生徒の全科目のバランスを見て宿題の調整をするのがどうしても難しくなるので、あまりおすすめはできません。
また、塾や予備校であれば、全科目一括で任せられるんで、先生の調整、日程の調整は一括でできますが、複数人の家庭教師に頼むのであれば、そうはいきません。
頼む家庭教師を探すのも大変ですし、日程調整も少し面倒にはなってしまいます。
一人の家庭教師に頼めるとこういった調整は少し楽になるでしょう。
集団授業と比べると費用が高い

次に費用面です。
予備校と比べて、家庭教師の場合の方が個別指導になる分、時間単価は高くなります。
その分の学習効果が得られるか、そしてその効果に納得できるかどうかは意識した方がいいですね。
自習時間に頑張れるかどうかで伸び率が大きく変わる
最後は自習時間について。
家庭教師は予備校と比べると時間単価が少し高くなってしまう分、授業時間自体は予備校の方が長くなります。
先生の都合的にも毎日1日中、一人の生徒さんを指導し続けるのは難しいですしね。
なので最低限、授業を受けていれば、多少自習をサボっていても学力が下がる可能性は低くなります。
その分、自習時間が短くなってしまうので、伸ばしにくい側面もあるのは仕方ありません。
逆に、自習時間を頑張ることができれば、授業時間が短いことはメリットになって、ガンガン学力を伸ばすことが可能です。
医学部受験に強い家庭教師の選び方を解説!

ここまでで、「家庭教師を使った浪人もありかな?」と思ったのであれば、次は家庭教師の選び方について解説していきます。
重要なポイントはこちらです。
- 合格実績は重視しすぎないこと
- 人間的な相性が1番大事
- 課題の量や管理が2番目に大事
- 指導可能な範囲が3番目に大事
- 対面orオンラインの両方を検討すること
それぞれ解説しますね!
合格実績は重視しすぎないこと
おそらく家庭教師を選ぶ上で多くの方が最重要と考えているのが合格実績だと思いますが、これはあまり重視し過ぎないのがおすすめです。
特に医学部浪人だと実績を気にされる保護者の方が多いのは知っていますが、正直、医学部だからこその特殊な勉強ってほとんどないんですよ。
面接対策とか小論文対策も最低限は1年目の浪人で済ませているはずですしね。
それに、合格実績のある人だけに絞ると、該当する家庭教師がかなり少なくなってしまうと思います。
少し母数を増やして、相性の良い方を探す方が成功する確率は高いでしょう。
また、合格実績は先生の実力よりも、たまたまこれまでに担当した生徒さんの学力ややる気次第で変わってしまうものです。
実績は少なくても、指導の実力がある人は大勢いるのは間違いありません。
最低限、医学部受験がどういうものなのか分かってさえいれば、合格実績にこだわりすぎない方がいいでしょう。
人間的な相性が1番大事

1番大事なのは人間的な相性です。
指導力があっても、合格実績があっても、人間的に合わなければ勉強が続きません。
とにかく最後までモチベーションを保って勉強を続けることが最も合格には重要だからですね。
ただし、優しい先生と甘い先生を混同しないことが重要。
誰だって、優しい先生が良いのは間違いないですが、ただ甘いだけの先生では合格は難しくなってしまいます。
なかなかいないとは思いますが、優しいけど厳しい先生を探してみましょう。
課題の量や管理が2番目に大事
次に重要なのは課題の量や管理の能力です。
浪人生の場合、課題はとにかく多い方がいいです。
暇になるくらいなら終わらない量の課題がある方が成績は間違いなく伸びます。
ただし課題を出すだけで、管理をしないなら意味がありません。
あくまでも全体のバランスを見て、管理もしてくれる方を選ぶといいでしょう。
指導可能な範囲が3番目に大事
3つ目に重要なのは指導可能な範囲ですね。
上述した通り、英語はA先生、数学はB先生、化学はC先生、というように分かれていると日程調整が面倒になるだけでなく、全体感を見ながら学習を進めるのが難しくなります。
何度も言いますけど「英語はめちゃめちゃできるようになったけど、数学は全然ダメ」では受かりませんからね。
先生が分かれれば分かれるほど、こうなる可能性が高くなっていくことに注意が必要です。
可能であれば、1人の信頼できる先生にお任せして、任せられない部分は各家庭で補うのが最も成功しやすいでしょう。
対面orオンラインの両方を検討すること

家庭教師は対面だけではなく、オンラインで依頼することもできます。
なんとなく対面の方が身につきそうと思う方も多いですが(特に保護者世代には多いはずですが)、
オンラインまで家庭教師を探す先を広げると、自分にあう先生に出会える可能性は上がります。
自習室がついた個別指導塾に通うのがおすすめになります。
特に地方出身の浪人生はオンラインを絶対に選択肢に入れてください。
僕も地方出身なので分かりますけど、地方にそこそこ勉強ができて、そこそこ教えるのが上手な人は数えるほどしかいません。
そういう人はコネだけで仕事を取っていますから、ほぼ出会えることはありません。
明らかに東京の方が質の良い講師がいる可能性は高いですよ。東京で塾講師をしているとそれもよくわかります。
お試し期間は必須、合わなければ継続しない
ある程度、候補を絞れたら無料体験やお試し受講などを活用して実際に授業を受けてみましょう。
そして、合わなければ継続せずに次の先生を試してください。
ある程度、家庭教師を続けている方であれば、契約を切られることには慣れているので遠慮する必要はありません。
なんとなく性格が合わなかった、とか
他の科目も教えられる先生を探したい、とか
正直に理由を教えてあげると、切られる側としては嬉しいものです。(切られた理由を納得できるので。)
家庭教師の効果的な活用法

最後は効果的な活用法についてです。
ポイントは5つあります。
- 他のサービスと併用する場合は必ず伝える
- 課題の進捗や模試の結果、勉強時間で嘘はつかない
- 課題はとにかくたくさん出してもらう
- 自習できることが大前提
- 勉強内容以外にも気になることは積極的に質問する
それぞれ見ていきましょう。
他のサービスと併用する場合は必ず伝える
上述したように、受験で受かるためには全体像を意識しながら指導するのが必須です。
なので、他のサービスと家庭教師を併用するのであれば、必ずそれぞれの先生に伝えておきましょう。
塾の課題も、家庭教師の課題も大量にあって共倒れすることもありえますし、
1科目だけ課題をゴリゴリにやって、他は全然ダメみたいなこともありえます。
必ず併用していることは伝えて、全体像を踏まえて指導してもらうようにしましょう。
課題の進捗や模試の結果、勉強時間で嘘はつかない

次に自己申告系で嘘をつかないようにしてください。
「そんなの当たり前でしょ」と思っている生徒さんには関係ないですが、割と嘘をついている生徒さんはいます。
特に保護者の方は注意してください。
家庭教師の先生も塾の先生も、限られた時間内に全ての課題をチェックすることはできませんから、
生徒さんの自己申告を信用せざるを得ない場合も出てきます。
この自己申告の情報が誤っていれば、指導がどんどん違う方向に進んでしまうのは当たり前のことです。
経験上、嘘をつく生徒さんは徐々に塾に通えなくなっていくんですね。
毎回嘘をつくのはメンタルに来ますからね。
個別指導に慣れている先生なら、あなたよりももっと出来ない生徒さんなんて数えきれないほど見てきていますから安心して伝えてください。
課題はとにかくたくさん出してもらう
家庭教師に週に2時間〜3時間ほど教えてもらった所で、それだけで成績が上がることはまずありえません。
よほどできない生徒さんならそれだけでも伸びるかもしれませんが、基本的に学力が伸びるのは自力で問題を解いている時間です。
授業時間内に演習の時間を取っているのであれば、まだマシですけど、その時間、家庭教師は暇しているわけですから、本来自習でやってしまう方がコスパはいいですよね。
(多少、偏見が入ってることは認めます…)
特に浪人生なら、課題を大量にこなして、家庭教師の先生が授業時間中ずーっと解説を続けても解説が終わらない状態を、受験まで維持し続けるのがおすすめです。
自習できることが大前提

上述したことにも繋がりますが、自習ができなければ、いくら良い家庭教師を雇っても成績が伸びることはありえません。
自習することに自信がないなら、安い個別指導を選んで、毎日数時間ずつでも授業を入れる方がいいんです。
家庭教師で伸ばしたいなら自習はガッチリできる体制を整えましょう。
勉強内容以外にも気になることは積極的に質問する
家庭教師の良い所の1つは、コミュニケーションを取りやすいことです。
塾や予備校だと、責任者と会話するには少し手間が必要ですが、家庭教師であればいつでも簡単に連絡が取れます。
- 志望校、滑り止め校について
- 授業の進捗について
- 模試の結果に対する意見について
など少しでも気になることがあれば、積極的に質問をしましょう。
コミュニケーションが取れていれば、親子ともに安心して受験勉強を進められますので、家庭でのピリピリした様子も多少は緩和されます。
まとめ
今回は医学部予備校で浪人に失敗した方に向けて、次年度の改善案をまとめました。
医学部浪人の失敗原因としては次の4つが大きなものとなります。
- 勉強時間の不足
- 問題演習の不足
- 時間・得点意識の欠如
- 個別ニーズへの不適合
これらを改善するために家庭教師を利用するのであれば、次のメリットとデメリットを検討するのがよいですね。
- 個別最適化された学習
- 自習内容の整理・計画
- オンラインで経験豊富な講師選択可能
- 指導の質にばらつき
- 科目ごとの調整が必要な場合
- 集団授業より費用が高い
- 自習時間の質で結果が大きく変わる
そして家庭教師を活用して浪人するのであれば、家庭教師を選ぶ際に次のポイントに気をつけるようにしてください。
- 合格実績より人間的相性
- 課題管理能力
- 指導可能範囲
- オンラインも検討する
最後に私も家庭教師として、例年数名ずつですが、指導をしております。
興味がありましたら、こちらをご覧ください。生徒数を絞っておりますので、早めにチェックすることをおすすめします。
- 指導可能な生徒さんの条件
- 指導しやすい時間帯
- 合格実績
- 指導可能な科目と対応できるレベル帯
- 指導方法
- 指導料金
- お支払方法
- お申込み方法