大学受験関連

【教え方の教科書】授業の考え方

こちらは【教え方の教科書】の中の1記事になっています。

今回は授業の考え方について詳しく説明しています。

授業の考え方としては、こちらの記事をお読みいただけるとほとんどのことはご理解いただけるので、ここで読んだことを意識した授業をできるようになっていただきたいと思います。

授業中に意識することは3つ!

新人講師が授業中に特に意識することは以下の3つです。

新人講師が授業中に意識すること
  • 合格させることが一番重要
  • 効率を上げるための装置でしかない
  • 授業よりも自習

以下、一つずつ丁寧に解説していきます。

合格させることが一番重要

保護者の方が何にお金を払っているのかをまずは考えましょう。

子供の成長という大きな枠組みで個別指導を求められることもあるでしょう。

例えば勉強が好きになってほしいとか、勉強以外の部分も成長してほしいとか、コツコツと何かを進める癖をつけてほしいとか、そういった類のものです。

ですが、このパターンは極めて少なく、ほとんどの場合はもっと目に見える結果を求められます。

例えば、成績の向上であったり、志望校の合格であったりですね。

保護者の方のほとんどはこの目に見える実利のためにお金を払っています。この視点だけは絶対に外してはならないポイントです。

極論、授業がものすごく下手でもマネジメント能力が高くて、それが結果に繋がるのであれば、その講師は一流の講師です。

逆に、どれだけ各単元の内容を教えるのが上手でも、成績が上がらず、合格に繋がらない指導をしているうちは三流以下の講師です。特に個別指導では合格に直結する指導も可能ですから、可能なのに出来ていない時点でダメダメです。

合格に直結する部分のウェイトが大きく、最もコストパフォーマンスの良い部分に時間を使えているか、改めて問い直してみてください。

本当に1時間数学を教えるだけで意味があるのか、その教える技術を向上させることが生徒さんの合格に対するインパクトが大きいのか、考え直しましょう。

大きめの枠組みで言うと、分からない問題を教えるよりも計画や勉強法にフォーカスした方がいいかもしれませんし、

もっと細かい部分で言うと苦手な数学は受験の配点が小さくてコスパが悪いかもしれません。

効率を上げるための装置でしかない

結果を出す、という1点にフォーカスをしたとき、講師の役割はどういったものになるでしょうか。

講師は効率を上げるための装置でしかないと思うようにしましょう。

※パーソナルな部分を捨てろという意味ではありませんし、講師の人間性が生徒さんに良い影響を与えることがあるので、そこを否定しているわけではありません。

ここで重要なのは、分かりやすく教えるための装置ではないということです。

分からなかったところを分かるようにしてあげることももちろん重要ですが、それはあくまでも勉強の効率を良くするための1つの手段として捉えるべきです。受験に影響がない部分なら分からないままでも良いと言い換えることもできます。

※もちろん受験後には全て分かるようになってほしいですが。。。

分からない所を自分で解決するよりも、講師を使った方が短時間で進むから講師が必要なわけですし、

自分で計画を立てるよりも講師が立てる方が正確で効率的だから講師が必要なわけですし、

独学で未修範囲を進めるよりも、講師に教えてもらった方が短時間で正確に理解できるから講師が必要なわけです。

生徒さんが志望校に合格するために理解しておくべき内容は決まってますから、講師は勉強の密度を高めることでより効率良くゴールにたどり着くための仕事をしなければなりません。

対面している時間だけでなく、生徒さんが自習をしている時間の効率ももちろん重要ですから、その部分へのアプローチは絶対に忘れてはなりません。

授業よりも自習

合格までのルートをより効率的に辿るためには、授業時間の充実よりも、自習時間の充実の方が圧倒的に重要です。

講師が生徒さんに実際に授業をする時間はせいぜい週に数時間、多くても10時間程度でしょう。

一方で生徒さんは毎日10時間以上自習するのが当たり前ですから(ここでは学校での学習も含めます)、授業時間よりも自習時間の方が何倍何十倍も長いわけです。

合格に近づくためには、この自習時間を効率的にするのが最もインパクトが大きいのはすぐにわかるはずです。もちろん、授業が生徒さんの自習の数十倍以上の価値があると言い切れる方はこの節は無視していただいてもいいですが、少なくとも新人講師には無理でしょう。私にもそんなことは言い切れません。

まず目指すべきところは自習の効率を良くするための授業ですし、自習の効率を良くするために出来ることはどんどん介入していかなければなりません。

具体的に何をすべきかということは後の記事に詳しく書きますので、ぜひ続きをご覧ください。

まとめ(授業の考え方)

今回は授業の考え方を一通りまとめました。

こちらの記事を参考に生徒さんのためになる授業とはどういったものか考え直してみてください。

まとめ
  • 合格させることが一番重要
  • 効率を上げるための装置でしかない
  • 授業よりも自習

以下の記事に続きもまとめてありますので、ぜひ他の記事もご覧ください。