ども、ぽこラボ所長です!
今回は個別指導をしている人向けに「無料体験」「初回授業」「自己紹介」で気を付けるべきことをまとめました。
個別指導で生徒さんに気に入られるかどうかは初回から3回目くらいまでが勝負です。
そこで上手くいかなかったら、正直最後まで上手くいかないことが多いですし、何なら途中で担当替えや、解約なんてことも。
そんなことにならないために、生徒さんとの関係性を築くまでに気を付けるべきことを解説していきます!
無料体験、初回授業、自己紹介で気を付けること
まずは気を付けるべきことを書き出してみますね。
- あいさつは手を抜かない
- 肩書があると便利
- 相手の話を聞きまくる
基本的にはこの3つになります。順に解説していきます!
あいさつは手を抜かない
まずはあいさつです。
あいさつから全ては始まりますので、そこが1つ目の大勝負です。
とはいえ、そんなに構えすぎる必要はありません。
良くない地雷パターンさえ踏みぬかなければ、大丈夫です。
そのやってはいけないパターンを書いておきますね。
- 声が小さい
- 声が暗い
- 表情が乏しい
- 暑苦しい
この4パターンさえ問題なければ、あいさつに関しては問題ありません。
声が小さい、暗い人のほとんどは自覚があるはずなので、明るくしようと努めてもらえれば問題ありません。
意外とそういう人はやろうと思えば出来るので、もしあなたもそのタイプならば自信を持って「やろう」と思って、明るくあいさつしてみてください。
難しいのは後の2つ。
表情が乏しい人は、普段から「冷めている」とか「冷静な人」といった評価を受けているのではないかと思いますので、そういった評価を受けているのであれば、表情が乏しくないか注意が必要です。
基本的には、
- 声をいつもより少し高めに出そうとしてみる
- 明るい人のマネをしてみる
の2つを意識してあいさつしてみると大体クリアできます。
表情が乏しい人の周りにも何人かは明るい人がいらっしゃるはずですので、彼らに寄せてあいさつしてみてください。
最後に暑苦しいあいさつについて。
初対面で「握手」するようなタイプの人は要注意です。
日本人は初対面の人と握手をしません。(それをするのは政治家くらいです。)
塾講師だったら、あいさつに続いて「絶対に合格させるから」みたいな言葉を熱量たっぷりに吐くなどなど。
これも暑苦しすぎます。
もちろん、そういったタイプが合う生徒さんは一定数いるのですが、割合としてはかなり少な目なので、マジョリティに受けたいのであれば、暑苦しさは授業3回目までは最大限封印しましょう。
肩書があると便利
つづいて、肩書があると非常に便利なのは間違いないというのは覚えておきましょう。
例えば塾講師の場合は、
初めまして~~です。
とあいさつするのではなく、
初めまして、東大出身の塾講師~~です。
のような感じ。ちょっとこの言い方だと押しつけがましいですけど(笑)
私の場合は、
初めまして、講師指導係の~~です。
みたいな感じであいさつすることが多いですかね。
これは保護者面談のときのあいさつの仕方ですが、、、
この記事を読んでいるあなたが大学生なら経験ないかもしれませんが、社会人なら名刺を思い出すといいかもしれません。
大抵、何かしらの役職が書いてあるはず。
特に日本人の場合は、権威に弱いので、「肩書があること」が生徒さんとの関係性を築くうえで非常に役に立つことが多いです。
とはいえ、私に肩書はない、、、
と思う方も多いはず。
ですが、肩書は必ずしも権威が必要になるわけではありません。
塾講師の例ばかりで申し訳ないですが、例えば、
~~さんと同じように、私も公立高校出身で、浪人を経験してきたので、~~さんの気持ちは汲んであげながら授業できると思うので、よろしくお願いします。
みたいな感じ。
個別指導の場合は、たいてい最初にアンケートに答えてもらっていると思うので(もしアンケートのシステムがない場合は導入すべき)、そちらを確認してみましょう。
相手と自分の共通点なども立派な肩書にできることがあるので、ぜひ参考にしてみてください!
相手の話を聞きまくる
最後ですが、これが1番大事です。
相手の話を聞きまくりましょう。
無料体験、初回授業、自己紹介が下手な人ほど、普段と比べて「講師側が話す時間が長くなっている」ことが多いです。
安心感を持って任せられる講師は初めての授業ほど、生徒さんの話す時間が長いです。
あなたはどちらでしょうか?
めちゃくちゃ慣れてくると、雑談もしながら大事な要素もどんどん抜き出していきます。
例えば、私たち塾講師の場合は、
- 学校の先生の好き嫌い
- 部活の有無、本気度合い
- 暇な時間に何をしているか
あたりは最初の雑談をしながら聞いていくのが大事。
学校の先生の好き嫌いは、「科目の好き嫌い」「授業やテスト、宿題の状況」「性格の好き嫌い」につながりますし、
部活の有無と本気度合いは、「普段勉強出来る時間」「継続することの重要性の理解度」などにつながりますし、
暇な時間に何をしているかは、「何か教えるときの例え」「宿題をする時間の余裕」「依存症との付き合い」につながります。
こういう後々役に立ちそうな情報も集めつつ、雑談が出来るようになるといいですね。
最初のうちは、雑談で何を話してもらいたいかを書き出しておくといいでしょう。
多くの人は何を話すか、話すネタを書き出してしまいがちですが、それは意味がありません。
相手に信用してもらうにはどれだけ相手の話を聞くかが大事ですので、話してもらいたいことを書き出しておく方がよほど意味のある準備になります。
生徒さんの趣味などの話を聞き出そうとすると、本当に興味のないことが出てくることがしょっちゅうあります(笑)
ですが、それはそれで知らないものについてはバンバン質問していきましょう!
生徒さんに先生になってもらうくらいで丁度いいです。
ベテランの先生には、ベテランの先生らしい堂々とした雰囲気があるとは思いますが、若ければ若いだけ若い生徒さんの話には興味を持って(あるいは興味ある風で)食いついていけるので、その辺も自分の持ち味だと思えると強いですね。
ちなみに無料体験や、初回授業で出てきた生徒さんの趣味で、自分の知らないものがあったら私は2回目までに必ず調べるようにしています。
これまでに私自身が調べたもので言うと、
「AKBのとあるメンバー」「坂道グループのとあるメンバー」「東方神起のライブ動画」「BTSの最新曲」「流行りのYouTuber何組かの動画それぞれ数本ずつ」「声優さんの曲数曲」「フェンシング」「ウエイトリフティング」「ボルダリング」「茶道」「城検定」などなど。
こうやって書き出すと結構な量ですね(笑)
本当に興味がなくて忘れてしまったものももっとたくさんあると思います。
塾講師をしていると、生徒さんの趣味からいろんなことを知ることができて意外と楽しいものです。
分からないことだらけなときには、2回目までに調べものをしておいて、必ず質問を3個以上作っておきましょう。
5回目の授業まで、毎回3個以上質問できる状態を作っておけば、かなり生徒さんには気に入ってもらえるはずなので、その辺もぜひ意識してみるといいですね!
まとめ
今回は、無料体験、初回授業、自己紹介で気を付けることをまとめて解説しました!
慣れないうちは緊張するかもしれませんが、事前に準備できること、意識しておくべきことはハッキリしているので、出来る限りのことをして本番に挑んでみてください!
それではまた、所長でした!
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