ども、所長です!
今回は浪人生向けの記事です。次のように思ったことはありませんか?
「毎日どれくらい勉強したらいいの?」
「勉強しているけど、伸びている気がしなくて不安」
今回の記事を読むことで、「受かる人がどれくらい勉強しているのか」という何となくの感覚が分かって、自信を持って勉強に取り組むことができるようになるはずです。
ぜひ参考にしてみてください!
この記事の内容
- 模試の判定別のおすすめの勉強時間
- E判定から受かる浪人生の1日の勉強スケジュール
目次
模試の判定別のおすすめの勉強時間は?
まずは模試の判定を基準におすすめの勉強時間を書いておきましょう。
ぽこラボ勉強ブログは割と勉強時間に関しては、厳しめかもしれませんが、私のおすすめは次の通り。
A判定: 10時間
B判定: 12時間
C判定以下: 14時間
これまで10年以上個別指導をしてきましたが、これくらいは必要になることが多いです。
お金を使ってマンツーマンで指導してもらえている人はここから20%くらいカット出来ることもあるかもしれません。
予備校に通っていても、独学でもこれくらいの時間は必要になると思っておきましょう。
今の勉強時間が、これ以下の場合は勉強時間が「現役生と比べても」少ない可能性が出てきます。
詳しくはこちらの記事に書いていますので参考にしてみてください。
>>浪人生のB判定C判定はヤバい!?【勉強量不足】東大ベテラン塾講師が解説!
E判定から逆転するための1日の過ごし方例
E判定の場合、14時間を目標に勉強してもらいたいので、例を以下の2つ紹介します。
- 独学(宅浪)で勉強している人
- 予備校で勉強している人
ほとんどの方はこのどちらかだと思うので、参考になるかなと思います。
独学(宅浪)で勉強している人が14時間勉強するには?1日のスケジュール
独学(宅浪)で勉強している人が14時間勉強するための1日の勉強スケジュールの例を以下に書きましたので、1度ながめてみてください。
0630 | ~ | 0700 | 起床&朝ごはん |
0700 | ~ | 0900 | 重めの勉強25分×4セット |
0900 | ~ | 0915 | 休憩 単語帳など |
0915 | ~ | 1115 | 重めの勉強25分×4セット |
1115 | ~ | 1130 | 休憩 単語帳など |
1130 | ~ | 1330 | 重めの勉強25分×4セット |
1330 | ~ | 1400 | 昼食 単語帳など |
1400 | ~ | 1500 | 立って出来る勉強25分×2セット |
1500 | ~ | 1530 | 移動しながら勉強25分×1セット |
1530 | ~ | 1730 | 重めの勉強25分×4セット |
1730 | ~ | 1800 | 移動しながら勉強25分×1セット |
1800 | ~ | 1900 | 軽めの勉強25分×2セット |
1900 | ~ | 2000 | 夕食&風呂 単語帳など |
2000 | ~ | 2200 | 軽めの勉強25分×4セット |
2200 | ~ | 2215 | 休憩 単語帳など |
2215 | ~ | 2415 | 暗記系の勉強25分×4セット |
これをきっちり全てこなして、12.5時間ほどの勉強時間になります。
※「重め」「軽め」は後ほど説明します。
休憩中とか、お風呂とかでも軽く勉強したりして、やっと14時間くらいできる感じです。
浪人生で志望校に余裕を持って合格するところまで行こうと思ったらこれくらいの勉強はやれるようになった方が良いです。
このスケジュールなら6時間寝られるので丁度いいかと思います。
もちろん14時間勉強しようと思うと、日常生活も結構切り詰めていかないといけないことも多いので、その点も少し注意が必要です。
予備校で勉強している人が14時間勉強するには?1日のスケジュール
同じように予備校に通っている場合のスケジュール例も書いておきます。
0630 | ~ | 0700 | 起床&朝ごはん |
0700 | ~ | 0830 | 重めの勉強25分×3セット |
0830 | ~ | 0900 | 移動しながら勉強25分×1セット |
0900 | ~ | 1200 | 授業3コマ or 空コマ勉強 |
1200 | ~ | 1230 | 昼食 単語帳など |
1230 | ~ | 1300 | 重めの勉強25分×1セット |
1300 | ~ | 1600 | 授業3コマ or 空コマ勉強 |
1600 | ~ | 1615 | 休憩 単語帳など |
1615 | ~ | 1815 | 重めの勉強25分×4セット |
1815 | ~ | 1845 | 移動しながら勉強25分×1セット |
1845 | ~ | 1945 | 夕食&風呂 単語帳など |
1945 | ~ | 2145 | 軽めの勉強25分×4セット |
2145 | ~ | 2200 | 休憩 単語帳など |
2200 | ~ | 2400 | 暗記系の勉強25分×4セット |
これをきっちり全てこなして、12.5時間ほどの勉強時間になります。
※「重め」「軽め」は後ほど説明します。
休憩中とか、お風呂とかでも軽く勉強したりして、やっと14時間くらいできる感じです。
予備校のスケジュールは各予備校によって異なりますので、あくまでも参考にしてみるくらいにしてください。
浪人生で志望校に余裕を持って合格するところまで行こうと思ったらこれくらいの勉強はやれるようになった方が良いです。
これくらい詰め込めれば、予備校の授業の予習復習をした上で、自分に必要な勉強も自習として進められるます。
「重めの勉強」「軽めの勉強」「休憩中移動中でもできる勉強」を意識的に振り分ける
勉強時間を増やすコツの1つとして、勉強の種類を3つのパターンに分けるのがおすすめです。
その3つは「重めの勉強」「軽めの勉強」「休憩中移動中でもできる勉強」です。
具体的な内容は次のようになります。
重めの勉強
- 苦手な科目の問題演習
- 1回あたりに時間がかかる過去問演習
軽めの勉強
- 得意科目
- 辞書、資料集、教科書を使う調べもの
- 暗記物
休憩中とか移動中でもできる勉強
- すでに読んだことのある長文のリスニング
- 映像授業の視聴
- 一問一答系
重めの勉強は割と元気のある早い時間に集中させた方が良いですね。
軽めの勉強は自分の集中力が切れるタイミング、例えば昼食後や夕食後などに持ってくるようにしましょう。
休憩中や移動中でも出来ることはわざわざ机の前に座ってやる時間を取るまでもありません。
休憩中、移動中、疲れた時の散歩の時間、入浴中、などなど上手くスキマ時間に進めていくようにしましょう。
ちなみに「重め」「軽め」はハッキリ分ける必要はありません。
人によってグラデーション的に分かれるものなので、自分だったらどうなるかを考えてみるといいでしょう。
勉強時間を確実に確保する方法
ここまでで何となくどんな風に1日を過ごせばいいか、雰囲気はつかめたと思います。
あとは実行に移すだけですが、そのためのコツも3つ紹介しておきます。
- 自分で時間割を作る
- 休憩時間を管理する
- 最初から急に攻めすぎない
1つずつ解説します。
自分で時間割を作る
まずは予備校に行っていようが、できるだけ自分で時間割を考えましょう。
自分で考えないと、日常生活をコントロールする意識が生まれないからです。
たとえば、「昼食に時間取りすぎた」とか「朝の準備をのんびりしすぎた」といったことは自分で時間割を作ったから、実感を持てることです。
休憩時間が長くなってしまうのがマズい
自分で作った時間割通りに進まない場合、ほとんどの人は休憩時間が長くなってしまうというのが失敗の原因のはずです。
休憩時間を固定するためには、休憩中にすることを決めておくことです。
特に時間が決まっていることをしながら過ごすようにしましょう。
- 決まった曲を決まった回数聞く
- 決まった運動をする
などがおすすめです。
曲なら最初から時間が決まっていますし、運動に関しても最近はYouTubeなどで、5分とか10分とか決まった時間の運動トレーニングが視聴できますのでおすすめです。
特に曲を聞いて気分を上げたり、運動をしてリフレッシュするのは、脳にもいい影響を与えてくれて、勉強に集中しやすくなる効果があります。
※参考↓
最初から14時間はできない
最初から毎日14時間勉強しようと頑張る人も多いですが、これは上手くいく人も少数ながらいる一方で、ほとんどの人は失敗します。
現役生の頃に毎日8時間くらいしか勉強していない人が急に14時間も勉強できるようにはなりません。
最初から攻めすぎず、徐々に勉強時間を伸ばしていきましょう。
1週間で勉強時間を2時間ずつでも伸ばせたら十分誉めてもいいレベルで順調です。
【注意】すぐには伸びません
毎日十分な勉強をしていても、そうそう簡単には伸びません。
まずは成長を期待せずに1000時間くらい勉強してみましょう。
毎日12時間勉強すれば、1000時間は2か月~3か月程度でこなせます。
それくらいは必死に勉強を続けてみて、数字を見て判断するようにするといいですね。
ただ「何となく」不安を感じる
というのが1番危険です。せっかく良い方向に進んでいるかもしれないのに、不安のせいでそのルートから逸れる可能性もあるからですね。
まずは1000時間勉強してみて結果を眺めてみましょう!
まとめ
今回は模試の判定別におすすめの勉強時間を紹介し、1日14時間勉強するための具体的な例をまとめました。
コツもいくつか紹介したので、まず今すぐ時間割を作るところから始めてみてください!
それではまた、所長でした!
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