ども、ぽこラボ所長です!
今回は社会人が1時間でも多く勉強時間を確保するための時間術をまとめていきます。
1時間だけでも時間があれば、もっと勉強したいことがあるのに、、、
という社会人の方は多いはず。
塾講師の私が、社会人大学受験生向けにアドバイスしてきたことを今回はまとめて整理してお伝えします。
もちろん大学受験だけでなく、資格試験や副業などの勉強にも生かせる時間術になっていますので、ぜひ参考にしてください!
目次
作業順序を変えて時間を作る
作業順序を変えるだけでも勉強時間はグッと伸ばすことができますので、まずは手軽に出来る部分から試していきましょう。
次の3つから解説していきます。
- 脳が元気なうちに勉強する
- 休憩してから勉強ではなく、勉強してから休憩に
- 1番気持ちよく勉強が進むルーティンをくみ上げる
脳が元気なうちに勉強する
まずは、勉強を「勉強時間」という1軸で考えずに「勉強時間」×「集中力」という2軸の掛け算で考えてみましょう。
仕事が終わってからの疲れた時間には集中力が50%、
でも朝起きた瞬間ならまだ脳が元気で集中力が100%というのが普通の社会人です。
「勉強時間1時間」×「集中力100%」と
「勉強時間1時間」×「集中力50%」
では100%の方を選んだ方がいいのは間違いありません。
勉強の優先順位が高いのであれば、出来るだけ早い時間=脳が元気な時間に勉強をすることで結果的に勉強時間が長くなっているのと同じ効果が得られます。
休憩してから勉強ではなく、勉強してから休憩に
次です。
「よし、ご飯食べたら勉強しよう!」
「よし、ご飯を食べたから少し休憩したら勉強しよう!」
「ちょっとキリ悪いから風呂に入ってから勉強しよう!」
「風呂から出たからちょっと休憩したら勉強しよう!」
とズルズルと勉強が後ろ倒しになっていることはありませんか?
1番悪さをしているのが「ちょっと休憩しよう!」です。
これをまずは止めましょう。
勉強出来なくてもいいので、まずは「ちょっと休憩しよう!」をやめる週間を作ってみてください。
ちょっと休憩さえしなければ、勉強時間が5分でもOKです。
そんなルールで数週間過ごすだけでも、かなり勉強時間が伸びることが分かるはずです。
大事なのは順序です。
1番気持ちよく勉強が進むルーティンをくみ上げる
そうして、勉強するタイミングや休憩するタイミングを調整していけば、いつかは1番気持ちよく勉強が進むルーティンが出来上がるはず。
正直、勉強時間を伸ばすのにはルーティンを作るのが最強です。
毎日決まった時間に決まった時間だけ勉強して、決まった時間だけ休憩して、という習慣を作ってしまえば、
全く無理することなく、頑張ることなく、勉強をすることが出来るようになりますので、ぜひルーティン作りに挑戦してみてください。
周りの理解を得る
さて、そういったルーティン作りで大事になってくるのが周りの理解。
毎日できるだけ、同じ時間から勉強を始めて、勉強を終えられるのがベストですが、
家事や子供の相手をしなければいけないこともあるでしょうし、会社から帰る時間がバラバラなこともあるでしょう。
そのあたりを少しでも改善するメリットについて解説します。
家族の理解を得る
まずは身内、家族の理解を得るところからです。
具体的には3つほど確認しておいた方がいい話がありますので、それを順に説明します。
家事、家族行事の話
最初は家事と家族行事について。
家事については毎日のことですから、あなた以外の家族の誰かが、あなたに協力してくれて、時間を割いてくれれば、確実に勉強時間は増えます。
家族行事も突発的なものはできるだけ避けて、例年行うことと、だいぶ先に行われる予定のものだけにすると、計画的に勉強を進めることができます。
もちろん、理解を得て説得をする必要はありますが、毎日10分だけでも増えれば長い目で見れば、かなり勉強時間は増やすことができます。
あなたが何のために、勉強をしたいのか話すだけでも意味はあります。
進捗の話
次に進捗も簡単にで良いので、共有しておくといいでしょう。
理解してくれた家族がいれば、進捗を共有することで、適度なプレッシャーが生まれます。
~~(いつ)までに、~~(何)を達成したいから、~~(何)に協力してほしい
という風に協力をお願いしたのであれば、特に進捗を共有するのは義務みたいなもの。
なぜならその家族はあなたのスポンサー(時間のスポンサー)ですからね。
お金の話
最後がお金の話。
お金が使えれば、正直かなり勉強時間を捻出することは可能です。
具体的なことは後述します。
お金に関しては、一人暮らしで自分の裁量で使い道が決められるのであれば、問題ありませんが、
家族の判断が必要になる場合には理解を得て、どれくらい自分の勉強に投資していいのか相談をするのをおすすめします。
会社の理解を得る
引き続き、ルーティン化に必須の「理解を得る」作業ですが、会社の理解を得るのも必須でしょう。
別に「勉強したいから」ということを明言する必要はありませんが、仕事のせいで自分の時間を作れない状態だとどうしても勉強時間が短くなってしまうのは間違いありません。
定時退社、有給消化
定時退社と、有給の消化だけは、どうにかできるようにしましょう。
これは働いている側の権利でもありますから、強く希望することで通るべきです。
可能であれば、通勤時間を短縮するために週に1回でもリモートワークに変えられるとかが出来ると勉強時間をより捻出しやすくなるでしょう。
また車やバイクでの通勤から、公共交通機関を使った通勤に変えれば、通勤時間も少しだけでも勉強することが可能です。
交通費の相談もしてみてください。
転職もあり
こういった相談が一つも通らず、かつ割とブラック目な労働環境であれば、転職するのも一つの手でしょう。
このあたりは勉強時間を確保する理由と、働き続ける理由を比べてどっちを取るかという問題になります。
転職はリスキーに感じるかもしれませんが、「転職活動」をすること自体にリスクはないので、転職活動だけでもしてみてもいいかもしれませんね。
お金を使って時間を作る
上述した通り、お金の力を使って勉強時間を作るのは可能です。
具体的には
- 家事の時間を減らす
- 自習室を借りる
- 塾・スクールを利用する
などの手段が取れます。
それぞれ簡単に説明します。
家事の時間を減らす
まずは家事の時間を減らす所から。
こちらは具体的には3つ紹介します。
- 家電で時短する
- 宅配サービスで時短する
- 家事代行サービスで時短する
家電で時短する
家電については、
- 乾燥機付き洗濯機
- 食洗器
- 自動掃除機
の3つは導入を検討してもいいでしょう。
私自身、乾燥機付き洗濯機を導入することで毎日の自由時間が20分程度は増えました。
1日20分増えれば1年で120時間ほど自由時間が増えます。
時給1000円で働けば、120時間で12万円ですから、12万円程度までの乾燥機付き洗濯機なら1年で十分元が取れます。
複数人で同居しているのであれば、12万円で買えるものだと少し物足りないかもしれませんが、20万円出しても2年で元が取れてしまうので、かなりおすすめです。
今時Amazonで、古い洗濯機の回収までしてくれるサービスがありますから、通販で買っても問題はありません。
次に食洗器です。
こちらは少し場所を取ってしまいますので、都会の狭い家だと難しいかもしれないですけど、もし普段から自炊するのであれば、こちらも毎日の洗い物の時間を計算してみるといいでしょう。
最後に掃除機に関して。
普段掃除に使っている時間によって全然変わってくるはずですが、割と頻繁に掃除機をかけるタイプであれば、自動掃除機も時短してくれる家電としてはかなり優秀な部類でしょう。
ぜひ時間単価を考えつつ検討してみてください。
宅配サービスで時短する
次に宅配サービスについて。
基本的に自炊をしているという方は、宅配サービスを使って食事をすれば、お金は多少高くつきますが、時短は出来ます。
外食すると、移動したり、のんびり食べたりしてしまいがちですが、届けてもらえばそういったこともなくなるので、勉強時間を確保するのには使い勝手が良いでしょう。
また、食事のバランスが気になるという方は、食材のキットを頼むのも悪い選択肢ではありません。
例えば、以下のようなサイトから毎週とか、毎月とかいったペースで温めるだけ、炒めるだkなどの調理キットを頼めば、バランスよく食事しながら、完全自炊よりも圧倒的に時短できます。
>>食材宅配のヨシケイ買い物などにも頻繁に行く必要がなくなるので、その点も大きいですね。
家事代行サービスで時短する
家事代行サービスも上手く使えば、時短することができるでしょう。
>>1時間2,409円(税込)〜の家事代行サービスCaSy
>>【毎月先着30名さま限定!初回お試しプラン90分が5,500円】イオングループのカジタク
- 買い物
- 掃除
- 料理
などだけでもお願いできれば、かなり時間を節約できます。
その上、自分でやるよりもプロにやってもらう方が質の高いものを提供してもらえるというメリットもあります。
実家が最強
ここまでお金を使って、家事の時間を減らす方法をまとめましたが、家庭を持っていない社会人の方で仕事に支障が出ない方でしたら、実家が最強です。
ある意味、実家にお金を払ってもらっている状態だと考えてもいいですが。。。
社会人として、家賃分くらいは納めた方が双方ともに納得しやすい形だとは思いますが、それでも帰ったら食事があって、洗濯も洗い物も任せられるのであれば、それが一番の時短です。
お金もかなり安くつきますから、こちらも検討してみてもいいでしょう。
自習室を借りる
つづいて家事の時間ではなく、勉強時間を増やす方法です。
自習室、自習スペースを借りるという選択も悪くありません。
家に帰ると疲れて寝てしまう。。。
カフェは勉強しにくい。。。
などなどの条件があって、勉強場所に困っている人は、自習スペースを借りれば解決する可能性があります。
いくらかお金を払って契約することで自分にプレッシャーをかけることもできるでしょう。
社会人の場合は、こちらのようなコワーキングスペースも自習室と同じように使えるはずですから検討してみるといいですね。
>>月額2,000円〜と格安な料金で、24時間365日利用可能のコワーキングスペース【BIZcomfort】塾・スクールの利用
最後は勉強効率を上げる方法です。
時間は増やせなくても、教師や講師に教えてもらうことで勉強の効率を少しでも上げるという方法があります。
塾や、スクールなどを利用することで、自習2時間分の量を1時間で進められるのであれば、それは1時間の買い物をしたのと同じですからね。
もし勉強内容的に、塾やスクールなどが探せそうなのであれば、検討してみてください。
やめない
最後は少し根性論ですが、結局の所、勉強時間を増やすのはすぐに達成できないことが多いです。
塾講師をしているので、よくわかりますが、毎日学校で6時間程度は勉強してきている高校生ですら、受験勉強の時間を1時間延ばすだけでもかなり苦労します。
勉強時間ゼロ状態が続いてきた社会人であればなおさらですよね。
勉強を出来なかった日があっても、やめずに続けていくことで確実に勉強時間は伸ばせますし、結果として、知識やスキルも確実に身についていきますから、
1番大事なのは「やめないこと」というのは覚えておいてくださいね。
まとめ
今回は、社会人の方が自分の勉強時間を1日1時間だけでも長くするための時間術について、いくつか提案しました。
- 作業の順序を変える
- 周りの理解を得る
- お金で解決する
という3種類それぞれ、出来るところからでも始めてみてはいかがでしょうか?
それではまた、所長でした!