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力学を記述するために質点という現実には存在しないある種の理想的な構造物を導入します。
定義
質点は体積がゼロで、質量が有限(ゼロでない)、速度と位置が同時に観測可能な物体。
例えば、宇宙空間のような広大な空間を今から考える対象だと思うと、地球は質量はあれど、体積はほとんど無視しても良いくらいに小さいです。
ですからこの場合には地球を質点として扱うことができます。
一般に質点を用いるのは、体積が議論を邪魔しないような場合だったりとか、もしくは体積を無視することで議論を簡単にする場合だったりします。
以降、質点を図示するときには便宜上、点だけでなく、円や球を用いることもあるのでそこに注意して読み進めてください。
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