ども、ぽこラボ所長です!
今回は「部活をしながら東大に受かることができるのか」をメインに解説していきます!
こういう風に思ったことはありませんか?
私も部活をしながら東大を目指していたので、その気持ちはよくわかります。
この記事の内容は次の通り。
- 部活をしていると東大受験に有利か不利か
- 部活をしている人の方が最後まで学力が伸びるというのはホント!?
- 部活をしながら東大に現役で受かるためには?
それでは1つずつ見ていきましょう!
目次
部活をしていると東大受験に有利か不利か
まずは部活を続けることが東大受験に有利に働くのか不利に働くのかについて解説します。
これまでの塾講師としての指導経験上、基本的には「不利に働く」と言い切ってしまって問題ないかなと思います。
東大に限らず大学受験においては「勉強時間をどれだけ稼ぐか」が合否に大きくかかわってくるので、部活をしているほうが不利なのは当たり前です。
どれだけ勉強にやる気があったとしても、部活をしていると
- 部活していない人と比べて物理的に勉強に使える時間が短い
- 部活していない人と比べて疲れが貯まりやすい
この2つの点で不利になるのは間違いありません。
しいて言えば「哲学部」とか「数学研究会」とか「歴史部」とか勉強に関係あるジャンルの部活であれば、不利に働くほどではないかもしれませんが、そこに所属する人はごく一部でしょう。
また部活で勉強していようが、受験を意識して全科目のバランスも鑑みつつ勉強するのとはまた別問題です。
高校生の間しかできないこともあるので、部活に打ち込むのは全く悪いことではないでしょう。
ただし部活にバリバリ参加して、さらに東大にも現役で受かろうと思うのであれば、それなりのコツが必要になります。
この記事の後半で解説しますね!
部活をしている人の方が最後まで学力が伸びるというのはホント!?
と聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
勉強は最初の方が伸びがよく、続ければ続けるほど伸びが落ち着いてきます。
なので、受験勉強の後半期に良く伸びているのは部活を続けていて「勉強が遅れている人」になるのは当たり前の話です。
最後まで学力が伸びている人はあくまでも、学習が遅れている人であるということは覚えておいた方がいいでしょう。
遅れている人が焦って勉強すれば、誰から見ても大きく伸びたようには見えるものです。
部活をしながら東大に現役で受かるためには?
それでは、部活を続けながらでも東大に現役で受かるためのポイントを解説していきましょう。
本気で現役合格にこだわるのであれば、以下の7つのポイントをオールクリアするのがおすすめです。
- 授業中に全て理解し、できる限り暗記する
- テストは毎回満点を狙う
- 模試やテストを完璧に復習する
- 受験勉強を早めに始める
- 正しい方向性で勉強を進める
- 勉強時間をできるだけ確保する
- 勉強時間ゼロの日をなくす
それぞれ詳しく見ていきましょう!
授業中に全て理解し、できる限り暗記する
まずは授業中に授業内容を全て理解して、その場で暗記すべきものはできる限り全て暗記する意識を持ちましょう。
高校3年間で大雑把に見積もって授業は3000時間程度はあります。
ですが、その3000時間を活かしきれている人はほとんどいません。
仮に1000時間だけでも授業時間を無駄に使ったとすると、その1000時間分は自習で補わなければならないわけです。
授業は本気で集中して、その場で吸収できるものは全て吸収するようにしたいですね。
自習で勉強しなくてもテストや模試で良い点を取れている人は、授業での吸収度合いが高いものです。
テストは毎回満点を狙う
学校のテストは、小テストも定期テストも必ず満点を狙うようにしましょう。
基本的には全科目満点を狙うので丁度いいですね。
テスト勉強でちゃんと1周勉強している人は、受験勉強の初期から各参考書の2周目相当の学習をすることができる一方で、テスト勉強で手を抜いていた人は1からやり直しになってしまいます。
そのロスはかなり大きく、テスト勉強をサボった分以上に勉強時間を稼がないと補填することはできません。
テスト勉強の方法はこちらの記事に全科目分まとめていますので、参考に。
模試やテストを完璧に復習する
模試やテストを完璧に復習するのも重要です。
分かっていないことが1つでも見つかったら、その瞬間にそれを理解して穴埋めしておくのが、最も短時間で効率的に勉強を進められる方法です。
分かっていないことを放置すれば、後で関連事項が出てきたときに、分かっていないことが増えてしまうからですね。
模試やテストはできるだけ素早く完璧な状態に復習をして、分かっていないものがない状態を常にキープするようにしましょう。
受験勉強を早めに始める
東大に受かるためにやるべきことは他の大学と比べるとかなり多いです。
部活をやっていても、受験を意識して自習することは可能なので、早めに受験勉強を始めてください。
高3から勉強を始めるよりも、高2から始める方が有利ですし、高1から始める方がもっと有利です。
この記事を読んだ段階で、東大に現役で合格する人の勉強ペースから遅れている人が大半だと思うので、以下の記事も参考にしてみてくださいね!
正しい方向性で勉強を進める
という人も多いと思いますが、このブログも含めて調べればネット上でいくらでも情報は手に入るので、しっかり調べる所から始めてみましょう。
理系であれば、私が書いた「東大理系攻略法」もぜひ参考にしてくださいね!
英語の勉強法だけなら無料で読めるようになってます!
部活をやっていると、少し方向性を間違って勉強するだけでもそれを取り返すための時間的な余裕は全くありません。
最初から最後まで正しい方向性での勉強を貫き通しましょう。
辛くても楽な方向に流れて余計な時間を使うことだけは避けてほしいところです。
勉強時間をできるだけ確保する
当たり前のことですが、勉強時間はできるだけ確保するようにしてください。
正直、「部活」も「勉強」も「遊び」も「十分な睡眠」も、と全てできている人は見たことがありません。
部活と勉強を真剣に取り組み、そこそこちゃんと寝たいのであれば、多少「遊び」部分は切り捨てる覚悟は必要かなと思います。
少なくとも受験生になれば毎日10時間以上勉強しているのは当たり前ですから、部活をやっている人は部活以外の時間は全て勉強に充てるくらいはしてくださいね!
勉強時間ゼロの日をなくす
部活をしているとどうしても体力的にしんどい日が出てくることも多々ありますよね。
それはしょうがないのですが、それでも勉強ゼロの日はなくすようにしてください。
勉強時間ゼロの日を作ってしまうと、そこから復帰するのは大変だからですね。
人間は甘い方向に流されやすい生き物です。
特に勉強習慣がない人ほど、30分でも15分でもいいので、毎日必ず勉強するようにしましょう。
15分だけでも毎日勉強が続けられるようになれば、それを30分にすることも1時間にすることも2時間にすることもできるようになります。
とにかくゼロの日はなくす意志を強く持ちましょう。
まとめ
今回は部活をしていても東大に受かる方法を解説しました。
部活をしているから、受験に有利ということは全くありません。
部活をしているからこそ、以下の7つのポイントを意識して正しい時間の使い方を心がけるようにしましょう。
- 授業中に全て理解し、できる限り暗記する
- テストは毎回満点を狙う
- 模試やテストを完璧に復習する
- 受験勉強を早めに始める
- 正しい方向性で勉強を進める
- 勉強時間をできるだけ確保する
- 勉強時間ゼロの日をなくす
それではまた、所長でした!