ども、ぽこラボ所長です!
今回は高2生で共通テスト同日模試を受けたあなた向けに「何割取ればいいのか」の目安を志望する大学のレベル別に解説します!
と思った人も多いのではないかと思います。
2020年以前のセンター試験と比べると圧倒的に難しくなっていて、高2生にとっては正直かなり難しい問題ですが、これから勉強すればいいだけなので、安心してご覧ください!
普段から個別指導で受験生に指導しているプロの塾講師の目線なので、参考になるはずです。
目次
大学レベル別に解説!共通テスト同日模試で何割を取ればいいかの目安
それでは早速目安をまとめていきましょう。
国公立大学を目指す場合
まずは国公立大学に現役合格を目指す場合です。
大学のレベル | 同日模試で取りたい得点 |
---|---|
東大・京大・東工大・一橋大・国立医学部 | 全科目合計70% |
旧帝大や国公立上位偏差値大 | 全科目合計65% |
その他の国公立大 | 全科目合計60% |
東大・京大・東工大・一橋大・国立医学部を目指す場合は7割
東大・京大・東工大・一橋・国公立医学部を目指す場合には、全科目の合計で70%取れていればかなり順調です。
個別試験で使う科目は70%超え、共通テストだけの科目は60%くらいの水準であれば、それでも普通に勉強を頑張れば充分合格に間に合うレベルです。
60%を切っている科目がある場合には、それらは今すぐにでも本気で学習をし始めないと間に合わない可能性も高いので注意が必要です。
未習範囲が残っている時点で70%を取るのはかなりきついので、もし残っている場合は、すぐにでも本格的に受験勉強を始める必要があります!
この記事の後半に今後の学習の方針が書いてあるので、参考にしてください!
旧帝大や国公立上位偏差値大を目指す場合は6割5分
東大、京大以外の旧帝大(北大、東北大、名大、阪大、九大)や、神戸大などの偏差値高めの国公立を目指す場合には、高2の段階で65%は取っておきたいところ。
理科や社会などに一部、未習範囲が残っていたとしても、履修済みの所をきっちり習得していれば、ギリギリ目指せるのが65%くらいです。
なので、最低ラインとしては、個別試験で使う科目が65%。それ以外は、50%以上、といったところでしょうか。
これを切っている場合は、同日模試の時点で余裕がないものと思っておいた方が無難です。
その他の国公立大を目指す場合は6割
その他の国公立大を目指す場合は全科目の合計が6割くらいで十分です。
未習単元が残っていても、履修済み単元が80%くらい習得できていれば、目指せる得点です。
私立大学を目指す場合
次に私立大を目指す場合です。
私立大を目指す場合は、受験に必要な科目だけでOK。
文系なら英語・国語・社会1科目、理系なら英語・数学・理科1or2科目の合計得点を計算してみてくださいね!
大学のレベル | 同日模試で取りたい得点 |
---|---|
早慶上理、私立医学部など | 受験に必要な科目の合計65% |
GMARCH・関関同立など | 受験に必要な科目の合計60% |
日東駒専など | 受験に必要な科目の合計50% |
早慶上理、私立医学部などを目指す場合は6割5分
早稲田、慶応、上智、理科大、そして私立の医学部に関しては、受験に必要な科目は旧帝大などで求められるものと大差ありません。
なので、高2の共通テスト同日模試の時点で65%くらいは取っておきたいところです。
ただし、目指す大学や学部によって少しバラつきはあるので注意してください。
GMARCH・関関同立などを目指す場合は6割
GMARCHや関関同立などの難関私立を目指す場合は6割くらいは欲しいところ。
このあたりの大学は科目数が少ないだけで、各科目の入試難易度としては、国公立大と変わりません。
3科目で受験できる大学が多いので、できるだけ未習単元はなくして、共通テスト同日模試を受けたいところですが、それができている人は少数派なはず。
日東駒専などを目指す場合は5割
日東駒専など、各地域である程度名の知れた大学を目指す場合は、同日模試の段階で50%くらいは欲しいです。
50%を超えられる科目は最低限、高2のうちに習得しておくべき基礎知識は身についている可能性が高いです。
もし50%を大きく下回る科目があったり、全然解けない単元があったりした場合は、早急に受験勉強を始めることをお勧めします!
センター試験と共通テストを比べると共通テストの方が難しい!?
正直、センター試験の頃と比べると圧倒的に難しくなっていて、
センター試験のときと比べるとかなり違いがあって、全体的に言えることとしては「教科書や問題集で見かけることの少ない出題の仕方になっている」のが共通テストの問題です。
問題にたどり着くまでの文章が長かったり、あるいは資料の読み取りが定期テストなどより断然多かったり、などなど普段見かけることのない出題形式に悩まされたのではないでしょうか?
というのも「あるある」ですね。
初見で時間内に解き切ることが出来る人はほぼいません。(できな過ぎて時間が余った人もいると思いますが、、、)
同日模試を終えて今後の学習方針
続いて、今後の学習方針について解説しておきましょう!
以下の3つをしっかり意識出来れば、大学受験に失敗することはありません。
- 志望校についてもう一度丁寧に吟味&情報収集する
- 勉強法の学習をする
- 学習の計画を立てる
以下詳しく解説していきます!
志望校についてもう一度丁寧に吟味&情報収集する
志望校については、本当に自分の目指すべき志望校なのか、やりたいことのできる学部なのか今一度吟味してみましょう。
決まり切らないなら少しでも高い所を志望校として、そこに向けて準備する必要があります。
また、合格最低点や受験に必要な科目、また受験の方式については早いうちに調べておくといいでしょう。
大学入試と言っても、一般入試、推薦入試、総合選抜型入試、帰国生入試、英語民間試験利用型入試、共通テスト利用入試、、、その他さまざまあります。
全て説明できますか?
受験の方式によって、準備すべきものも、準備すべき時期も全く異なりますので、今すぐにでも調べておくことをおすすめします。
勉強法の学習をする
受験勉強が本格化する前に改めて、「勉強法の学習」をしましょう。
多くの受験生は本当に非効率な学習を続けて受験に失敗していきます。
勉強時間を100%活かすためにも必ず勉強法の学習は早い段階で挟むべきです。
できれば高2のうちには勉強法の学習をしておきましょう。
こちらの記事に「受験勉強の勉強法」をめちゃくちゃ詳細にまとめていますので、ぜひ参考にしてください!
※少し古い記事ですが、今でも十分に活用できる内容だけ載せています!
まずは学習の計画から
「とりあえず単語からでも始めてみるか」というのは「受験生あるある」ですが、あまりおすすめはしません。
もちろん、勉強をする気になっているのは良いことです。
その気持ちを持ったまま、まずは下調べをして、何から始めるべきか、どんなことを勉強しておけばいいのかしっかり知った上で勉強に取り組み始めましょう。
各科目の勉強法についてはこちらにかなり詳しくまとめています。
↑こちらの記事を参考にまずは英数国から受験勉強を始めてみてはどうでしょうか?
まとめ
今回は共通テスト同日模試を受験してきた高2生に向けて、得点の目安と、今後の学習の方針について解説しました!
まずは、以下の3つのことに注意して勉強を始めてみてください。
- 志望校についてもう一度丁寧に吟味&情報収集する
- 勉強法の学習をする
- 学習の計画を立てる
こちらに勉強法については詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてみてください!
また独学で大学受験に挑戦しようという方はこちら↓にかなり詳細に手順をまとめているので、ぜひご覧ください。
それではまた、所長でした!