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中学生

中学生のテスト直しで何をしたらいいか東大卒塾講師がすべて解説

ども、ぽこラボ所長です!

今回は中学生向けのテスト直しについて解説していきます!

「テスト勉強は全てやっているけど、直しは宿題になっている科目だけやっている」

という人も多いのではないでしょうか?

本当は全科目テスト直しした方がいいのは分かっているけど、

「そもそも直しって何をしたらいいの?」

という風に困っている中学生も塾でよく見かけます。

今回は塾講師の立場から、テスト直しはどんな風に進めればいいか、を解説していきます。

テスト直しをしっかりすることは高校入試の勉強にも直接的につながっているので、この記事を参考にぜひしっかり取り組んでみてください!

テスト直しの目標は?どの程度の精度でやるべき?

まずテスト直しの目標を間違っている人をよく見かけるので、簡単にふれておきます。

テスト直しの基本スタンスとしては、「解説を見なくとも満点を取れる状態」を目指すべきです。

解説を見たり聞いたりして「理解して終わり」になっている人が圧倒的に多いのではないかと思います。

たとえば、

  • 自力で模範解答と全く同じ解答を作れるか?
  • 自力で最後まで計算できるか?
  • 漢字まで正しく書けるか?
  • 1ヶ月後でも解き方の方針は忘れないか?

など問われたときに少しでも不安が残るならダメ。

自信を持ってこれらをクリアできる状態、もっと高い精度のテスト直しを目指しましょう。

問題タイプ別テスト直しの手順

では、具体的には何をしたらいいのか、ここから説明していきます。

問題形式別に解説していくので、一通り頭に入れておいてくださいね。

ここで解説するのは以下のパターンです。

  • 読解問題一般
  • 選択系、穴埋め系
  • 〜字で説明系
  • 作文系
  • 計算系
  • 証明系
  • 技能系

読解問題一般

まず圧倒的に雑な復習しかできていないのが、英語と国語の読解系問題です。

読解問題は完璧に満点を取れている場合を除いて、本文をもう一度丁寧に読み直してください。

凡ミスとか、たまたま正解していた問題が1つでもあったらアウト。

復習の対象です。

読み飛ばしのないように1語1語丁寧に読んでいきます。

途中で「自分の言葉で説明できない」言葉を見つけたら必ず調べて覚えるようにしましょう。

そういった言葉があったから、満点を取れなかったわけですから、その場で覚えてください。

ちなみに注釈がついている言葉であっても、「自分で説明できない」のであれば、調べて覚えるのが基本です。

定期テストでは注釈がついていたとしても、同じ言葉が入試でも注釈つきになっているわけではありません。

一通りゆっくり読み終えたら、3回以上音読をして頭にたたき込みましょう。

選択系、穴埋め系

「正しいものを選べ」
「当てはまるものを選べ」
「当てはまる単語を書け」

みたいな問題の半分以上は知識問題。

これができていないのは圧倒的にテスト勉強不足です。

テスト勉強をしっかりしている人は、知識で解ける問題を間違えません。

答えを見れば「そうだったそうだった」と納得できるとは思いますが、それでは不十分です。

教科書やノートなどの該当範囲をざっと読み、覚えていなかった所を確実に覚えてください。

おそらく間違えた問題付近の言葉で覚えていないものが2〜3こ見つかるはずです。

テスト直しのタイミングで潰しておかないと、しばらく先まで同じ内容を見かけることはないので注意してください。

〜字で説明系

「下線部の意味を20字以内で説明せよ」
「下線部のように考えるのはなぜか30字以内で説明せよ」

のような問題も基本的には暗記で解ける問題です。

仮に国語の問題でも、定期テストでは学校で習った内容が出るのがほとんどなので、授業内容を暗記していれば解けます。

「どこに着目して、どういう表現があるから、こう考えるべき」みたいなことを授業でやっているはずなので、該当範囲を探してみてください。

国語以外の場合は

  • 言葉の定義
  • 実験の目的
  • データの読み取り

などが問題の意図になっていると思います。

この場合も基本的には暗記ですね。

教科書やノートの該当範囲を見直しましょう。

また、問題集の似たような記述説明系の問題で「自力で書けない問題」がないかチェックしてください。

テストでできていない人はテスト勉強が不十分で、他の説明系問題もできない可能性が高いです。

作文系

国語の作文や、英語の作文がテストに出ることもあります。

国語の作文は、

  • 短時間で枠を埋め切ること
  • しょうもないミスをしないこと

の2つが大事です。

短時間で埋め切るためには、問題に沿った内容で複数パターン、書きたいことを思いつけるかどうかが重要です。

解説に書いてくれていない他のパターンで解答できないか、何パターンか検討して挙げてみましょう。

ミスについては次回以降同じミスをしないように気をつけたいですが、ミスを減らす方法はこちらに詳しく書いてあるのでチェックしてください。

英語の作文は暗記で対応できます。

模範解答で1つ2つ解答が示されているはずなので、それは丸暗記した上で、問題集の作文問題もチェックしてみましょう。

おそらく1問か2問は自信を持って答えられない問題があるはずなのでその問題も解答を丸暗記してください。

計算系

数学や理科、地理の一部には計算系の問題があるはず。

単純な計算問題だけでなく、文章題もここで説明します。

基本的にこういった問題は、

  • 解説を理解する
  • 解説を閉じて自力で解く
  • 類題を問題集で1問以上解く

の手順で復習するのが基本です。

1つ目だけで終わっている人が多いと思うので、必ず3つの手順全てにチャレンジしてください。

もし類題を探すのが難しかったら、学校や塾の先生に類題を教えてもらうといいでしょう。

証明系

数学の証明問題は解答を理解するのは当然の作業として、自力で模範解答と全く同じ解答を作れるかどうかが重要です。

基本の流れは先ほどと同様で、

  • 解説を理解する
  • 解説を閉じて自力で解く
  • 類題を問題集で1問以上解く

となりますが、類題についても模範解答と全く同じ解答を自力で作れるようにしてください。

文言を暗記することが重要です。

技能系

技術の図法や美術のデッサンだったり、音楽の歌や楽器の演奏だったり、技能系のテストもあるかと思います。

これらに関してもテスト直しができないわけではありません。

余裕があれば、やってみてもいいでしょう。

デッサンであれば、YouTubeを見ればコツが分かるので、コツを学んだらいくつか具体的に描いてみればいいですし、

歌や楽器の演奏も自分で録音するのは簡単になりましたし、音程チェックもアプリなどで行えます。

もちろん時間がなければ、やらなくても大きな問題にはならないですが、練習する手段が整っていることだけは忘れないでほしい所です。

ちなみに音楽などの教科も、暗記だけで解けるようないわゆる普通のテスト部分は上述した方法でテスト直ししてください。

テスト直しはいつやる?

テスト直しはいつやるべきかというのもよく塾では説明していますが、成績のいい生徒さんや途中から伸びる生徒さんほど、説明通りに実行します。

テスト直しのベストタイミングは返ってきたその日のうちです。

「1日目のテストが3日目に返ってきて、明日のテスト勉強に被る」

みたいな言い訳もしなくて済むようにテスト勉強は2日前までに終わらせておくのが当たり前です。

2日前までに終わらせておけば、テスト勉強と一部分のテスト直しの同時進行も可能ですからね。

とはいえ、現実的には部活などの時間もあって難しいという人もいると思います。

それでも遅くとも1週間以内にはテスト直しを終わらせましょう。

最悪、休日を丸1日潰せば1日で終わらせることも可能なはずです。

そもそも問題を覚えているうちにやっておいた方が楽に決まっていますよね。

1週間を過ぎると、もう1回最初から解くようなレベルで忘れていることもあるはずです。

テスト直しを短時間で終わらせたいならすぐに手をつけるのがポイントです。

テスト直しの意義は?やっておくとお得なことは?

最後にテスト直しの意義を2つ解説しておきます。

聞き飽きるくらいでちょうどいいので、ぜひ最後までご覧ください。

  • 次の単元の学習につながる
  • 高校入試の受験勉強につながる

次の単元の学習につながる

まず当たり前ですが、今回のテストは次の単元の基本になります。

特に英語、数学、国語の文法や漢字、言葉の知識は確実に次の単元の学習につながっていきます。

前の単元の学習が不十分だと次の単元の学習が間違いなく不十分になりますし、

そうして理解の穴の空いた単元を増やしていくと、いつかは確実に授業についていけない事態に陥ってしまうので、注意が必要です。

理科や社会、その他4教科なども、次の単元のつながりは薄く見えますが、知識が多ければ多いほど、新しい知識を詰め込みやすくなるのも事実。

例えば音楽の楽曲の時代背景を覚えておくと、曲と関連づけて歴史を覚えることができます。

こうした知識の広がりがある人ほど、暗記にかかる時間が短くなるのは忘れないでください。

高校入試の受験勉強につながる

続いても当たり前のことですが、テスト直しは受験勉強の一部のようなもの。

定期テストで毎回満点近い点数を取っている人は、受験勉強でほとんど困ることはありません。

復習などせずとも、最初から高校入試の過去問演習くらいで十分だからです。

一方で苦手な単元を残していたり、昔習ったことを忘れていたりする人はその復習をしてから過去問演習に入らなければなりません。

これは非常に時間がかかってしまい、その間には大して得点や成績のアップにも繋がらないので、モチベーションが下がる原因にもなります。

特に理科や社会は、定期テストで覚えきっておかないと次に同じ内容を見かけるのが中3の受験直前ということもあるので要注意です。

まとめ

今回は中学生向けにテスト直しの方法をかなり具体的に説明しました。

問題形式別に説明したので、全ての科目のテスト直しに当てはめて考えることができるはずです。

成績が元から良い人も、成績が途中から上がる人も、必ずテスト直しをしています。

これ以上に効率的な勉強はないので、確実に1週間以内には全て終わらせて、完璧に暗記した状態を目指してみてください!

それではまた、所長でした!

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