指導法

これから個別指導を始める新人塾講師が気を付けるべきこと7選

ども、ぽこラボ所長です!

今回は授業回数がまだ片手で数えれられるくらいの新人塾講師が気をつけるべきことについて、解説していきます!

私が新人研修をする際に伝えていることの多くもこの記事に書いたので参考になるはずです。

どんな仕事も最初は慣れないことをやることが多くて大変だと思いますが、ぜひこの記事を参考に、慣れるところまで頑張ってもらえればと思います。

諸々の業務に慣れさえすれば、塾講師はかなり楽しい仕事ですよ!

新人塾講師が最初から必ず意識しておきたいこと7選

ひとまず解説したいことの見出しを並べてみました!

  • どこかで必ず失敗はするもの
  • 言われたことをできるようになるのが大前提
  • 上司先輩を頼る力を身につけよう
  • 自分で調べる力を身につけよう
  • 毎回1つは成長を
  • お金に見合う対価を提供する
  • 大人の常識を身につけよう

それぞれ解説していきますね!

どこかで必ず失敗はするもの

まず最初に伝えたいのは「失敗はするもの」ということ

塾講師になるような人は、学校教育に関しては割とエリート街道を辿ってきている人が多いので、失敗の経験がものすごく少ないっていうパターンが結構あります。

めちゃくちゃ平和な偏差値の高い中高を卒業して、受験勉強でもそれなりにやって、大学受験には成功して、、、みたいな。

塾講師に限らず初めての仕事は必ず失敗します。

それに耐えられないタイプの人が時々いて、そういう人は研修中にやめてしまうことが多いのですが、研修する側からすると

まだ辞めるには早くない?

ていうことも多いですね。。。

とりあえず失敗に慣れましょう。

そもそも「新人を雇える」ということは「失敗を受け入れられる体制になっている」ということです。

雇う側も失敗されることは織り込み済みなので、気にしないことです。

また社会に出れば、部下の失敗は上司の責任です。

上司が責任を取ってくれなさそうなところは辞めてしまっていいと思いますが、フォローしてくれているうちは気にせず同じ失敗をしないようにだけ気をつけるようにしましょう。

言われたことをできるようになるのが大前提

個別指導塾の塾講師の場合が特に例外的なのかもしれませんが、自己流で教えたがる新人講師が時々います。

まずは、言われたことを言われた通りにできるようになるのがファーストステップです。

自己流にアレンジするのは、言われたことができるようになってからにしましょう。

あなたの意見なんかよりも実績のある上司の意見の方がこれまでの経験を圧倒的に反映した授業スタイルになっているはずですし、その塾の方向性にあったサービス内容になっているはずです。

あなたの成功体験はたかだか1つのサンプルに過ぎません。

私もこれまでに100人以上を個別で指導した経験がありますが、やはり1人に合うやり方が全員に合うはずはありませんし、その一方で多くの人に合うやり方も存在はします。

まずは上司の経験値を信じて、言われたことをやれるようになりましょう。

好き勝手に授業をしたければ、自分でお客さんを集客するところ(営業)から始めるべきです。

上司先輩を頼る力を身につけよう

言われたことをやれるようになることと同じくらい大事なのは、頼る力です。

これもまた、勉強が得意な講師の一部には能力が足りていない人が多いのですが(私も非常に苦手です、、、)、先輩や上司に質問することで結果的に全てがスピーディに解決することは非常に多いです。

教わってないことができないことは当たり前なので、分からない時は「まず最初に質問する」という頭を持っていない人は、その考え方をインプットしてください。

実はこれは、あなた自身を守る行動にもなります。

先輩や上司に質問をした上で何か失敗したのであれば、先輩や上司の責任になりますが、質問をせずに失敗したらそれはあなたの責任ですよね。

もちろん後者の場合にも先輩や上司も本来責任を取るべきですが、責任の分散度合いが質問したかどうかだけで全く異なってきます。

あなた自身を守るためにも質問力を鍛えていきましょう。

上司にイエスと言わせる質問を

ちなみに、ただただ「これってどうすればいいですか?」っていう質問をする人と、「これって〜〜って感じで進めていいですか?」っていう質問をする人では天と地ほどの差があります。

最初は難しいかもしれませんが、上司からイエスを引き出す質問をできるように、というのは徐々にできるように心がけていきましょう。

自分で調べる力を身につけよう

上で説明したことと真逆になるのですが、少し慣れてきたら自分で調べる力も必要になってきます。

特に上司からイエスを引き出すためには、多少の下調べも必要です。

もちろん自分で調べて分からない時も出てきますが、下調べの有無で上司が持つ印象は圧倒的に変わります。

ここでも質問を2つ並べて比較してみます。

「これってどうすればいいですか?」
「ちょっと調べてみたんですけど、自分で調べてやるより聞いた方が効率的に解決できそうなんで教えてもらってもいいですか?」

どうですか?どっちに教えたくなるかは分かりますよね。

そもそも「なぜ頼る力が必要か」に関しては、明確な答えがあって、それは「頼ってもらったほうが塾全体の利益になるから」です。

上司に頼らずに新人講師が自由気ままに授業をしていると

  • 生徒さんからクレームが入る
  • 上司なら5分で解決できることに新人講師が3時間使う
  • 生徒さんの成績が上がらず、受験に失敗する

などなどのイベントが発生します。

どれも人件費や経費を出してしまうんですよね、、、

生徒さんからクレームが入ったら、上司の時間は奪われるので、余計な人件費が発生しますし、上司の5分の方が、流石に新人講師の3時間の給料よりは安いです。

生徒さんの結果が出なければ、広告を打たなければ集客できない塾になってしまうので経費が発生してしまいますね。

ですので、できる社会人は「頼った方が安いのか、自分で調べた方が安いのか」の計算をしながら活動するということは覚えておいてください。

調べる能力低すぎる人が多い

ちなみに、調べる能力が低すぎる人が割と多くてびっくりすることがあります。

学校や塾だと先生が丁寧に指導してくれるので、受験勉強まではそれでも良かったのかもしれませんが、自分で調べる力は絶対に育てておいた方がいいです。

例えば、英語の文法書を使ったことない人いませんか?(ここで言ってるのはネクステみたいな問題集ではなくて、ロイヤル英文法みたいな文法書です)

説明書というものをこれまでに一度たりとも読んだことがない人いませんか?

この記事を読んでくださっている方の中にも必ずいると思います。

現にこういう講師を何人も研修してきました。

とにかく調べる癖がついていない方は多いので、調べる力はバンバン鍛えていきましょう。

毎回1つは成長を

とにかく毎授業ごとに生徒さんだけでなく、講師自身も何か1つは成長をしましょう。

「いつもよりも生徒さんに質問多めの授業にしよう」とか
「いつもよりも綺麗に書きつつ授業しよう」とか
「いつもよりも時間に気を配って授業をしよう」とか

何かしら目標を持ちつつ、授業をできるといいですね。

もちろん数をこなせば、授業自体はどんどん上手くなっていくんですけど、目的意識を持って授業できている人と、そうではない人では成長のスピードが違います。

別に塾講師に限らず、スポーツでもアートでも音楽でも、もちろん勉強でも何を成長させようとして取り組んでいるかハッキリ認識できているかどうかは大事ですよね。

もちろん仕事さえこなせば給料は貰えるわけですが、同じ時間だけ拘束されるのであれば、給料だけでなくスキルも身につけた方がコスパがいいと思いませんか?

お金に見合う対価を提供する

新人の塾講師さんのほとんどは2つの方向へ価値を提供しなければなりません。

1つはもちろんお客さんである生徒さんに向けて、生徒さん(の保護者)が払っている授業料に見合う価値です。

この授業だったら1人で勉強したほうが効率的だわ

と思わせては負けです。そう思わせるくらいならあなたは働かないほうが世の中のためになります。

あなた自身が、今働いている塾の生徒さんだったら、あなたにいくらの授業料を払ってもいいと思えるかを1つの目安にしてみてください。

もう1つの価値の提供先は雇ってくれている塾に対して。

あなたは塾から給料をもらう形ですから、その給料分の働きは提供しなければなりません。

「授業の数はこなすけど、あいつに担当すると生徒さんがやめて行くんだよな」という判断をされるようでは、あなたは塾にとって不必要な存在ということになります。

今度はあなたが雇う側に立ったイメージをしてみてください。

生徒さんから頂いた授業料のうち、いくらをあなたのような講師に分けますか?

もちろん、塾の家賃、システム費、広告費もろもろを引いて手元に残った分からしかあなたには支払えないので、残った分の何%までならあなた自身に支払いたくなるでしょうか。

大人の常識を身につけよう

最後です。

とにかく大人としての常識を身につけてください。

新人塾講師は大学1年生2年生くらいなことが多いので、常識のない人も大勢いまして残念ながらそういったことも研修で伝えることが多いです。

  • 遅刻、授業の延長をしない(時間を徹底的に守る)
  • 清潔感を保つ
  • 備品をきれいに使う
  • 挨拶をする
  • 授業中に事故を起こさない程度の最低限の予習はする

この辺りでしょうか。

当たり前の人にとっては当たり前ですが、これを全部できている新人塾講師は5%を切っています。

冗談じゃなく、本当に5%を切りますが、これができない人は正直いつクビにされてもおかしくはないです。

それが日本社会の常識です。残念ながら。

正直、塾講師に必要なのは学歴よりもこういう社会の常識です。

塾講師になるようなレベルの学歴を求めている生徒さんって実は少ないので。

そもそも全国の大学進学率の平均の値はこの文章を執筆している時点で50%くらいですし、その中で偏差値60以上とかになってくると、その中の15%くらいになるので。

※計算できない人は調べてみてください。

学歴や学力よりも、常識を持っている人の方が優遇される場面が多いのは知っておくといいでしょう。

まとめ

今回は新人塾講師が気を付けるべきことをまとめました!

少し授業に慣れ始めたくらいから参考になることはこちらの記事にもまとまっているのでぜひ参考にしてみてくださいね!

>>研修担当が教える個別指導の教え方まとめ|全7記事で細かく解説!

それではまた、所長でした!