ども、ぽこラボ所長です!
今回はスタディサプリの英文法について。
こんな悩みをお持ちではありませんか?
スタディサプリの英文法は文法だけでも
- 中学総復習 英語
- ベーシックレベル英語
- 高1・高2 スタンダードレベル英語<文法・読解編>
- 高1・高2 ハイレベル英語<文法編>
- 高1・高2 トップレベル英語<文法編>
- 高3 スタンダードレベル英語<文法編>
- 高3 ハイレベル英語<文法編>
- 高3 トップレベル英語<文法編>
の8種類もあり、確かにどれを選べばいいのか分からないですよね。
この記事を読めば、どのレベルから始めればいいのか、受講者のレベル別におすすめのコースと、スタサプで英文法を勉強するときの効率的な勉強法が全てわかります。
この記事の内容は以下の通り。
- 受講者のレベル別おすすめコース
- スタディサプリ英文法の効率的な勉強法
読み終えたときには、どの講座を活用して、どう勉強すればいいかわかるはずですよ!
それでは1つずつ見ていきましょう!
目次
英語全体の勉強の流れ
まずは簡単に英語全体の勉強の流れについてみておきましょう!
というのも、スタディサプリ自体は良いものですが、学習の順番を間違えると無駄に時間を食ってしまったり、授業を受けてばかりだとどうしても伸びにくいことがあったりするからですね。
全体像をしっかり把握してから、何のためにスタディサプリで勉強しているのかを意識して勉強する方が効率的です。
英語全体の勉強の流れは以下の通りです。
スタディサプリを使った学習でおすすめなのは、このチャートの英文法inputの部分。
それ以外は実は参考書などを使った学習の方がおすすめですし、実際に参考書を使って勉強している人の方が多いはずです。
スタディサプリ英文法、受講者のレベル別おすすめコース
スタディサプリの英文法の各コースの特徴と、受講する人のレベルごとにおすすめのコースを紹介します。
スタディサプリ英文法のレベル別特徴
上述の通り、スタディサプリには文法だけで8つのコースがありますが、ここではそのコースごとの特徴を簡単にまとめていきます。
まずは高1、高2向けのコースから。
高1高2向けコースは次の5つ。いずれも肘井先生が担当されています。
- 中学総復習 英語
- ベーシックレベル英語
- 高1・高2 スタンダードレベル英語<文法・読解編>
- 高1・高2 ハイレベル英語<文法編>
- 高1・高2 トップレベル英語<文法編>
「中学総復習」は中学英語をザっと復習するための授業です。中学英語は学校の教科書で習うと、文法事項を細切れに習うことになるので、このコースでザっとでも、「体系的に」勉強しておくのはおすすめです。高校レベルの英語を習うのに必要な文法用語も十分学習できます。
「ベーシックレベル英語」は中学英語の復習と高校レベルの英文法を同時に体系的に学習するコース。文法用語は必要最低限に、語彙も易しめに作られているので、中学英語が怪しい人でも十分学習できます。ベーシックレベルだからと言って、例外などが思い切って省かれているということはありません。ただし、その分全体の分量は他のコースと比べてもやや多めになります。
「高1・高2 スタンダードレベル英語<文法・読解編>」は高校レベルの英文法を体系的に学ぶ一般的な授業内容です。スタンダードレベルだからと言って例外などが思い切って省かれているということはありません。必要最低限の文法項目を学習できます。
「高1・高2 ハイレベル英語<文法編>」はスタンダードレベルと比べるとやや文法用語多めの解説、やや多めの問題演習になっているコースです。偏差値60後半以上の高校に通っている(or卒業した)人であれば、これくらいの授業が学校の授業と同じレベルくらいだと思うといいでしょう。ハイレベルと言えど、基本から解説はしているので、もの凄く難しいというわけではありません。
「高1・高2 トップレベル英語<文法編>」はガラッとテキストの雰囲気が変わって、あくまでも演習メインの授業になっています。単元の並びも文法全体を一度学習したことのある人向けの並びになっているので、初学者にはおすすめできません。すでに文法を習い終わった人が、演習メインで復習するのに最適な授業になっています。
高3向けのコースは次の3つで、いずれも関先生が担当しています。
- 高3 スタンダードレベル英語<文法編>
- 高3 ハイレベル英語<文法編>
- 高3 トップレベル英語<文法編>
高3向けは正直、それぞれに大きな差はありません。若干説明の違いがあるのと、レベルが上がるにしたがって問題数が若干増える程度です。
ほとんどの人はスタンダードレベルで十分でしょう。
高1高2向けの各コースと比べると、若干事前知識が必要な所があります。というのも単元の並びが一般的な参考書や教科書とは違うからですね。仮定法が前の方の単元に入っていたり、文型が後半の方の単元に入っていたりするのは関先生流の並びと言って差し支えないかと。
受講者のレベル別おすすめのコース紹介
中学英語に全然自信がないという人は「ベーシックレベル」1本か、「中学総復習」と「高1高2スタンダードレベル」の2本を順に受講するかのどちらかがおすすめです。
中学レベルまでは自信があるけど、高校から英語はそれほど得意ではなくなったという高1高2の場合は、「高1高2スタンダードレベル」もしくは「高1高2ハイレベル」のどちらかを選ぶと良いでしょう。
高1高2で英語が得意という方、さらにもう一通り文法は習い終わったという人は「高1高2トップレベル」の授業で演習メインの授業を受けると良いですね。
高3以上の方は基本的に文法は習い終わっているはず。受験を意識するのであれば、「高3スタンダードレベル」か「高3ハイレベル」のどちらかを選んでできるだけ短時間で文法の学習を終わらせたいところです。
また英語は割と得意な方だけど、改めて文法の学習からスタートしたいという方は「高3トップレベル」を選んでもOKです。
どのレベルまでやればいい?
スタート地点は理解いただけたと思いますが、一方で
というゴール地点についても気になる方はいらっしゃるはず。
実はスタディサプリの英文法はどのコースを選んでも、英文法の基本的なことは勉強できるようになっています。
また、どのコースを選んでも問題集を使っての学習は必要になるので、最初に選んだコースだけをしっかり学習し終えたら問題集に移って、問題を解きながら知識を定着させていくのがおすすめです。
スタディサプリ英文法の効率的な勉強法
続いて、スタディサプリで勉強する際にどう勉強するのがいいかを解説していきます。
特に、学校の授業で理解できなった部分が多い方は不安な部分もあると思いますが、一流講師が分かりやすい説明をしてくれるので、正しく勉強さえすれば、学校の授業よりもインプットがはかどるはずです。
授業を受ける前に必ず準備しておいた方がいいもの
授業を受ける前に必ず準備しておいた方がいいものを先にまとめておきます。
全部で以下の4つあります。
- スタサプのテキスト(印刷されたもの)
- 文法書
- できればスマホ以外の辞書
- できればスマホ以外で視聴できるデバイス
まずテキストはできるだけ印刷されたものを準備しましょう。
最近はスマホを使えばコンビニでも印刷できるので、家にプリンタがなくてもできるだけ印刷してください。
A4紙1枚に2ページ分くらい印刷しても十分読めるはずです。
そして文法書は必須です。
授業中に必ず文法用語が出てくることになりますが、授業を受けてもちょっと不安な文法用語が残るようなら文法書で調べる癖をつけておきましょう。
文法書はスタディサプリの英文法を勉強するときには、あまり使う機会は多くないかもしれませんが、文法以降の学習で必ず必要になるので、買っておいても損は絶対にありません。
たとえばチャート式の「基礎からの新々総合英語」がおすすめです!
後半2つはできるだけスマホ以外で学習するための措置です。
どうしてもスマホで学習をしていると、途中で別のことをしたくなってしまいます。
できれば、授業を受けたり休憩していたりしているときにはスマホの電源を落としておくようにしたいところ。
ゲームやSNSなどの誘惑がない方が勉強に集中できます。
辞書は電子辞書でも紙の辞書でも、タブレットにアプリで入れてもOKです。
視聴するためのデバイスはタブレットでも、パソコンでもOKです。
※タブレットの場合は、ゲームやSNSなどのアプリが入っていないものを使ってください。
具体的な勉強法・勉強手順
それでは具体的な勉強方法を解説していきます。
具体的な手順は以下の通りです。
- (予習で問題を解く)
- 視聴する
- 付属の問題を解く、丸つけして覚える
- 知らない単語を調べて覚える
- (問題の文章を3回音読する)
すでに文法は一通り習い終わっている人は、予習として、付属の問題を先に解いてもいいでしょう。
自信がない人は予習なしで、視聴から入ってOKです。
視聴する際は、授業に集中して一言も聞き漏らさず、解説されたことはその場で全て覚えるつもりでいきましょう。
実際のところ一言二言は聞き漏らすかもしれませんし、その場で全て覚え切るのは不可能ですが、その意気込みで視聴するのが大事です。
これを本気で行うためには、時には授業ノートを取るのを置き去りにする必要も出てきます。
別に授業ノートを全て完璧にとる意味は全くない(学校と違って提出の義務などもない)ので、理解を優先させてください。
視聴後は付属の問題や確認問題を必ず解いて、理解度のチェックをします。
授業や問題で出てきた知らない単語は全て辞書で調べて覚えるようにしてください。
勉強が進めば辞書で調べることにも徐々に慣れてくるはずですが、辞書でチェックするのに慣れるのが早い人ほど英語の上達は早いです。
ここまででも十分ですが、時間に余裕のある場合は出てきた文章全てを3回以上音読するのがおすすめです。
英語を早く正確に読めるようになるためには、前から英語の語順通りに読む練習が必要ですが、そのためには音読でのトレーニングは欠かせません。
早い段階から取り組んでおいても損はないでしょう。
やりがちだけど、やってはいけない勉強法
多くの人がやりがちだけど、やってはいけない勉強法もまとめておきます。
- 授業ノートを取るのに必死になって理解が追いついていない
- 知らない単語を放置する
- 確認問題などを解かない
- 自信がなくて前の単元に戻る
授業ノートを取るのに必死になって理解が追いついていない
「授業ノートを取るのに必死になって理解が追いついていない」は学校の授業あるあるです。
ノートは最低限だけでOKです。
最低限のノートだけで済むように、テキストは印刷されたものを準備しておくのがおすすめというわけですね。
ちなみに授業中に全て理解できるのであれば、正直ノートは一切取らなくても問題ありません。
それくらいノートよりも理解の方が優先度が高いということです。
知らない単語を放置する
英語は最終的には語彙力勝負になります。
文法なんて勉強していけば、早々に知らない文法項目・覚えていない文法項目はなくなっていきます。
ですが、単語は別。
いつまで経っても知らない単語は出てきますので、早い段階で辞書で調べる癖をつけ、それを覚える癖も同時につけておきましょう。
確認問題などを解かない
確認問題などを解かないと、「分かったつもり」状態で先に進んでしまう可能性が残ってしまいます。
「授業は理解できるけど、テストでは点が取れない」という状況になったことはありませんか?
それは演習不足か、分かったつもりかのどちらかが原因になっていることがほとんどです。
いずれにしても問題演習が必須なので、確認問題は必ず解くようにしてくださいね!
自信がなくて前の単元に戻る
自信がなくて前の単元の授業を見ていては、いつまで経っても先に進みません。
まずは授業を一発で全て理解する気概を持ちましょう。
その上で、「前に習ったこと忘れたな」と思ったら、他の人も忘れています。
あなただけの問題ではありません。
ですので、自信を持って前に進んでください。
どうしても気になる場合は、授業を見返すのではなく、ピンポイントで怪しい部分を文法書で調べてください。
授業はわかりやすいですが、検索性は低いので、ピンポイントで振り返るには向いていません。
その点、文法書は授業よりはわかりにくいかもしれませんが、検索性は圧倒的に授業よりも高いので、パパッと怪しい部分を調べることができます。
スタディサプリ英文法いつまでに終わらせる?受験から逆算したスケジュール
最後にスタディサプリの英文法の授業をいつまでに終わらせるのか受験から逆算したスケジュールをまとめます。
大学受験でMARCH・関関同立レベル以上の難関大を狙うのであれば、高1のうちにスタサプの文法の授業は終わらせておきたいところ。
TOEICや、TOEFLなどの民間試験で高得点を目指す場合には、遅くても受験の1年前には文法の基本のインプットは終わらせておかないと間に合わないでしょう。
次の表のとおり、文法以外の学習も待っているのでペースは意識して学習してくださいね!
詳しくはこちらの記事でも解説しています!
スタサプ英文法が終わったら何をすべき?
スタディサプリで英文法の基本的な知識を勉強し終えたら次は問題集で勉強するのがおすすめです。
例えば、「入門英文法問題精講」などで演習をしましょう!
これだけやっておけば、受験に文法問題が出題されない人はギリギリ文法は合格ラインに達します。
文法問題が出る大学を志望する場合や、難関大学を目指す場合は、もう少し受験に問題を寄せた参考書での演習も必要になってくるでしょう。
例えば、「Scramble」を1冊しっかりやりこむのがおすすめです。
問題集についての詳しいことはこちらをご覧ください!
まとめ
今回はスタサプ英文法の勉強法を徹底的に解説しました!
次のように講座は選んでください!
- 中学英語に自信がない→「ベーシック」or「中学総復習」・「高1高2スタンダード」
- 高校から英語苦手→「高1高2スタンダード」or「高1高2ハイレベル」
- 今、高1高2で英語得意→「高1高2トップレベル」
- 今、高3で受験勉強→「高3スタンダードレベル」or「高3ハイレベル」
また具体的な勉強手順は次の通りでした!
- (予習で問題を解く)
- 視聴する
- 付属の問題を解く、丸つけして覚える
- 知らない単語を調べて覚える
- (問題の文章を3回音読する)
最初は多いなと思うかもしれませんが、意外とやってみると先生の解説も分かりやすいですし、サクサク進むので、ぜひ今回の記事を参考に勉強してみてくださいね!
それではまた、所長でした!