ども、ぽこラボ所長です!
今回はセミナー生物、リードα、ニューグローバル、エクセルなどの学校採用系の生物の問題集について。
「問題数が多すぎて進まない…」
「進めてはいるけど、成績が上がらない…」
そんな風に悩んでいませんか?
この記事では効率的に進めていく勉強法を超具体的に、注意点も踏まえて解説していきます!
書いている通り勉強すれば実力がグンと伸びるのでぜひ参考にして、正しい勉強法を実践していきましょう!
この記事の内容は以下の通り。
- セミナー生物の効率的な使い方
- セミナー生物で勉強するときの注意点
それぞれ解説していきます!
目次
セミナー生物の効率的な使い方・勉強法
まずは使い方から。
手順は以下の通りです。
- 進めるべき単元を授業や参考書で習う
- 問題を時間制限付き(基本:3分以内、発展:6分以内)で解く
- 解説を丁寧に読む
- 資料集の該当範囲に目を通す
- 間違えた問題、理解できなかった解説に印をつける
- 暗記すべきものを暗記する
それぞれ簡単に説明していきますね!
進めるべき単元を授業や参考書で習う
インプットゼロ状態から始めて解けるものではないので、まずは問題集ではなく授業や参考書で基本的なことをインプットしてください。
学校の授業で習っている範囲に関しては問題を解く所から始めてもOKですが、習っていない範囲や、習ったけど授業についていけていない範囲に関しては、映像授業や講義系参考書で勉強することができます。
こちらに詳しく書いていますので、ぜひ参考にしてください。
問題を時間制限付き(基本:3分以内、発展:6分以内)で解く
問題を解くときには時間を計りながら解き進めましょう。
基本問題レベルであれば3分考えて分からなければ、飛ばしてしまってOKです。
発展問題も6分程度を目安にパスするかどうか決めましょう。
絶対にやってはいけないのは頭の中で解いて「解いたつもり」になること。
紙でもタブレットでも良いですが、確実に解いた痕跡を残してください。
もちろん計算問題は計算を自分の手で行ってください。
セミナーなどの中にそれほど手間のかかる「めんどくさい計算」はありません。
もし面倒に感じるのであれば、問題集側(入試側)に「めんどくさいライン」をフィットさせていく必要があります。
実際の入試問題にはもっともっと手間のかかる計算もありますし、大学に入ったらさらにその傾向は強くなります。
解説を丁寧に読む
1周目は正解している問題も含めて、解説は丁寧に「全て」読みましょう。
特に選択問題は、たまたま正解していただけのこともあります。
確実に解説を読んでスルーしないようにしましょう。
欄外に「まとめ」みたいな部分があるときは、そこも読み飛ばさずしっかり目を通してくださいね!
細かい部分まで妥協せずに目を通して暗記する人の方が、得点は伸びやすいです。
資料集の該当範囲に目を通す
さらに資料集もザっとで良いので、該当範囲に目を通すようにしましょう。
資料集に載っている程度のことは入試でも普通に出てくることなので、「学校で習わなかった」のような言い訳をせずに「覚えるべきことは覚える」というスタンスが重要です。
ちなみに、受験生レベルの生物初心者が「これは出ないかもな」とてきとうにヤマを張ってもなんの意味もありません。
問題集、資料集に書いてある程度のことは全て暗記するのが正義だと思っておいてください。
間違えた問題、理解できなかった解説に印をつける
間違えた問題には印をつけて2周目に備えましょう。
解説を読んでも理解できなかった問題もあるかもしれません。
資料集を確認しても理解できなかった場合は、そこにも印をつけておいてパスしてしまってOKです。
2周目には実力が伸びて解決することも多いので、気楽にパスする癖を持ちましょう。
解説を読んでも理解できずパスする問題が3割を超えるようなら、問題のレベルが合っていない可能性があります。
この場合は、先に1度単元ごとの復習をしつつ、復習をした単元から進めていく方針の方がいいでしょう。
映像授業などで勉強し直すことができます。
暗記すべきものを暗記する
生物は答えを理解してそれで終わりではありません。
暗記が足りなかったなと思うところもあるでしょうから、そこに関しては暗記にも時間を使いましょう。
とはいえ時間の取りすぎは禁物。
1単元につき、20~30分程度に抑えて、その時間内に覚えられることを覚えきってしまいましょう。
セミナー生物のおすすめ周回方法
セミナーなどの問題集は分厚いので、何も考えずに周回しようとするとなかなか進まずに、途中で投げ出したくなることも。
そこで多少は工夫しながら進めたい所です。
周回は次のように進めてみてください。
- 基本問題だけ1周
- 基本問題の間違えた部分の2周目&発展問題の1周目
- 基本問題の間違えた部分の3周目&発展問題の間違えた部分の2周目
- 発展問題の間違えた部分の3周目
全ての問題を2周~3周終わるころには、MARCHとか関関同立とかの過去問も少しは解けるようになっているはずです。
セミナー生物で勉強するときの注意点
問題集を解くときに注意することも並べておきます。
それが以下の3点です。
- 暗記に使う時間が長くなりすぎないように
- 1周程度でできるようになるとは思わないこと
- ペースを意識すること
順に解説していきます。
暗記に使う時間が長くなりすぎないように
まずは暗記に使う時間を長くとりすぎないことです。
特に浪人生はその傾向が強いのですが、完璧を目指して暗記を行ったところで、実際のテストや模試、入試の得点はさほど上がりません。
表などでキレイにまとめて覚えるよりも、
「この問題のときは、この解き方」
のように、問題に合わせて1対1対応で覚える方が得点につながります。
つまり「暗記をしよう」というつもりで勉強を進めるよりも、「問題を解く回数を増やそう」という意識で進める方が効率的ですね。
もちろん暗記も重要なのですが、暗記に時間を割きすぎると、大して出題されない所にも時間を使いすぎてしまう傾向が強くなってしまいます。
イメージとしては、「暗記:問題演習=1:4~5」といった所でしょう。
1周程度でできるようになるとは思わないこと
問題集を1周した程度では基本的にテスト、模試、入試の得点は上がりません。
1周目は各問題の解き方の理解、2周目以降は解き方の確認&暗記の時間のようなイメージで進めるといいでしょう。
1周終わった段階でかなり達成感はありますし、それだけでも時間がかなりかかるので、賢くなった気分にはなりますが、その気分のままテストに挑むと、
「あんなに勉強したのに…」
とモチベーションが下がってしまうことがあるので、そこだけ注意しておきましょう。
1周できた人なら2周目、3周目も気合でやり切れます。
2周目以降の方が進めるのは気分的に楽ですし、時間も1周目の半分以下の時間で進められるはずです。
ペースを意識すること
今回紹介しているセミナー、リードα、センサー、エクセルなどは問題数が何100問、あるいは1000問を超えることもあるはずなので、1周するだけでもかなり時間がかかります。
こういったぶ厚い問題集を扱っているときは、「1時間で何問進んで、その結果として、何か月で何周できるのか」といった計算をするのが大事です。
特に旧帝大や国公立医学部レベルの大学を目指す場合は、夏休み中には発展問題まで全て解ける状態にしておきたいところ。
そこからさらに新しい問題集に入っていくことが多いからですね。
なので、ペースは常に意識して、入試日から逆算したペースで進められるといいですね。
こちらの記事も参考にしてください!
まとめ
今回はセミナー、リードα、センサー、エクセルなどの学校採用系の問題集の効率的な勉強法について解説しました。
かなり大変なのは間違いないですが、MARCHや関関同立レベルであれば、こういった問題集を1冊解けるようにしておくと、あとは過去問だけで十分な大学も多いので、ぜひそのつもりで何周もチャレンジしてみてください!
それではまた、所長でした!