ども、ぽこラボ所長です!
この記事はスタディサプリの数学に関するあらゆる疑問を解決する記事になっています。
こんな風に思ったことはありませんか?
この記事を読めば、どのレベルの講座を受ければいいのか、そしてどんな風に勉強していけばいいのかが全てわかります。
この記事のメイントピックは以下の3つ。
- 大学受験数学の全体の流れ&スタサプはいつ使うべきか
- 実力に応じた講座の選び方
- スタサプ数学の使い方・勉強法
記事を読み終えたときには、自信を持って「この講座で」「こうやって勉強する」ということが説明できる状態になっているはずですよ!
それでは1つずつ見ていきましょう!
目次
大学受験までの数学全体の勉強の流れ
スタディサプリで勉強をしようと思っている方の一部は数学全体の勉強の流れを把握できていない方も多いと思うので、最初にそれだけ注意喚起として触れておきます。
具体的には以下のフローチャートのように勉強を進めていくのが基本です。
この「input」に対応している部分がスタディサプリでの勉強に適しているところ。
問題集も進める必要があることを覚えておいてくださいね!
あなたの実力に合わせたスタディサプリのレベルを紹介
スタディサプリの数学には、以下の講座があります。
※ベーシックレベル数学3は共通。
※2022年7月現在の講座です。
高1~高2向け↓
- 中学総復習
- ベーシックレベル数学1A, 2B
- 高1高2スタンダードレベル数学1A2B
- 高1高2ハイレベル数学1A2B
- 高1高2トップレベル数学1A2B
- ベーシックレベル数学3
高3、浪人生向け↓
- ベーシックレベル数学3
- 高3スタンダードレベル数学1A2B単元別学習編, 総合問題編
- 高3ハイレベル数学1A2B単元別学習編, 総合問題編
- 高3トップレベル数学1A2B
- 高3スタンダードレベル数学3
- 高3ハイレベル数学3
- 高3トップレベル数学3
正直めちゃめちゃ多いですよね。
充実していてお安く受講できるのはありがたいのですが、これだけあるとどれを選べばいいのか分からないという方も多いのではないかと思います。
基本的には次の表を目安にしてもらえるといいかなと思います。
それぞれ簡単に補足していきますね。
ベーシックレベルの難易度は?
ベーシックレベルは完全に基礎からの学習になるので、数学が苦手な人が未習範囲の独学をする場合でも使えます。
その分、受講したからと言ってたちまち問題集などが解けるようになるレベルにはなりません。
青チャートで言えば、5段階中のレベル1~2くらいの問題までが対象範囲となるでしょう。
偏差値60くらいの高校の定期テストの易しめの問題くらいまで、みたいなイメージです。
スタンダードレベルの難易度は?
スタンダードレベルも基本から教えています。
ベーシックよりもテンポよく進む感じで、メインは定期テストレベル~共通テストレベル(にギリ届くか届かないか)くらいの内容です。
偏差値65以上くらいの高校なら、学校の授業と大体レベル的には同じくらいの感じとイメージしてもらえればいいでしょう。
全部のコースを視聴する必要はありません。
ハイレベルの難易度は?
ハイレベルに関しては、初学者が扱うのは少し難しいくらいのスタート地点になっています。
数学が苦手でなければ、学校で習った分の復習用として活用できるでしょう。
また学校の授業が、志望校のレベルを考えると易しすぎる場合にも、授業を補足する立ち位置として活用するのはアリですね。
メインは共通テストレベル~MARCHあたりの私立大で出題されるような問題になっています。
トップレベルの授業を受けるくらいなら問題演習をした方が大学合格には近づきます。
トップレベルの難易度は?
トップレベルはかなり難しいので、正直あまり必要性を感じないのですが、、、
MARCH以上のレベル、例えば早慶や旧帝大でも出題され得る問題を中心に扱っています。
高1高2と高3コースの違い
高1高2用のコースと高3コースでそれぞれレベルの違いはそれほどありません。
ただし、高3の1A2Bのコースは初学者向けというよりは一応学校で授業を受けたことがある人向けになっているので、簡単な部分のテンポは早い形で授業が進みます。
基本的には自分の学年に合わせたコースを利用すれば問題ありません。
いくら数学が苦手だからと言って、高3の人が高1高2向けのコースを利用するメリットはあまりないでしょう。
スタディサプリ数学の使い方、勉強法を解説!
具体的な手順を全て解説します!
- テキストを準備する
- 視聴する(ノートは最低限)
- 例題を自力で解く
- 確認問題を解く
- 問題集で同じ単元を学習する
テキストを準備する
この後の項目にも影響しますが、テキストは準備して、そこに書き込みながら視聴する体制を整えましょう。
PDFをダウンロードできるので、それをご家庭やコンビニなどのプリンタで印刷してもいいですし、教材をスタサプから購入して送ってもらうこともできます。
テキストを準備すれば、テキストに書いてくれていること(問題文)をわざわざノートに書く必要がなくなり、勉強のテンポが掴みやすくなります。
視聴する(ノートは最低限)
視聴するときにはノートは最低限でOKです。
特に学校の授業で板書を書き写している間に先生の話が先に進んでいるという経験を1度でもしたことのある人は要注意です。
授業中に言われていることを理解さえしていれば、ノートは最悪1つも取らなくてもかまいません。
この後、解説された例題を自力で解けることを確認するので、それができるのであれば、ノートは必要ありません。
例題を自力で解く
というのであれば、授業を受けた意味がありません。
最低限、その場で解説されたことはその場で解けることを確認しておきましょう。
授業中は細かい計算なども講師が行ってくれますが、自分で解いてみると意外と細かい計算などで詰まってしまうこともあります。
もし詰まってしまったら、詰まってしまった部分だけ部分的に視聴して、改めて自力で解けるかチェックしてください。
確認問題を解く
スタディサプリは確認問題もあるので、そちらも必ず解くように。
確認問題まで自力で解けたらその内容は理解できていると言っていいでしょう。
問題集で同じ単元を学習する
スタディサプリで授業を受けたからといって、テストで点を取れるようにはなりません。
それで点数が取れるなら、学校の授業だけ受けておけばテスト勉強なしでも得点できるということになりますので。
※そんな人はほぼいません。
そこで、問題集を使って同じ単元の問題を解いていきましょう。
スタディサプリも完璧ではないので、問題集ではスタディサプリで出てこなかった内容も出てくるはずですが、解説をしっかり読めば分かる状態になっているはずです。
問題集は「青チャート」などの網羅系問題集を使うと良いでしょう。
最初から全ての問題を解くのは難しいので、問題集に記載されているレベルを見つつ真ん中くらいのレベルまで解けるようになれば十分です。
スタディサプリ数学を進めるペースを解説!
続いて勉強のペースについて。
ここでは大学受験を意識してどのようなスケジュールで進めるのがおすすめか、文理に分けて解説します。
こちらの表も参考にしてください!
まず文系で数学が必要な人(国公立大志望、私立大数学受験)は学校のペースに合わせて進めるのでもそれほど困ることはありません。
高2の終わりまでに1A2Bが全て終わっている状態を目指しましょう。
ただし、学校の授業についていけていない人や、昔習った範囲は忘れている自覚がある人は、頭からガンガン進めてできるだけ早く学校のペースに追いつくようにしてください。
理系で、数学は1A2Bだけで大丈夫な人(私立大の薬学部や獣医学部の多く)は文系数学と同じペースで大丈夫です。
学校のペースで進めていると数3が終わるのが受験学年の10月〜11月ということもよくありますが、遅くとも夏休み前には全範囲さらっておきたい所。
旧帝大レベルを目指す場合には、GWあたりには終わっておきたいですね。
そのため長期休暇や土日祝などを上手く活用して、自力で予習を進めていくといいでしょう。
より詳しくはこちらの記事をご覧ください!
スタディサプリ数学が分かりにくい場合は?
スタディサプリが合わない、分かりにくいということもあるはず。
そういった場合は、無理して使い続ける必要はありません。
参考書で学習することも可能です。
講義系参考書と呼ばれるような参考書なら授業を受けているような感覚で勉強を進められます。
例えば、「やさしい高校数学」シリーズや「マセマ」シリーズなどを利用して、学習していきましょう。
ただし映像授業と違って、参考書での学習はいくらでものんびり進められてしまうので、ペースが落ちないようにだけ注意してください。
スタサプ数学でインプットしたら次に何をすべき?
数学はインプットを終えたら傍用問題集や網羅系問題集と言われる問題集で問題演習をして、インプットした知識を定着させていきます。
こちらの記事を参考に問題演習を進めてください!
まとめ
今回はスタディサプリ数学の使い方を詳しく解説しました。
自分に合ったレベルの講座を、おすすめの勉強法で進めてみてください。
それではまた、所長でした!