ども、ぽこラボ所長です!
この記事では「英文読解入門基本はここだ!」について解説します!
「英文読解入門基本はここだ!ってどれくらいのレベル?」
「英文読解入門基本はここだ!ができたらどれくらいの大学に行ける?」
「前後にどんな問題集、参考書をやるべき?」
こういったレベルに関する疑問と合わせて、効率的な勉強法、おすすめの使い方などを塾講師の視点から解説しますね。
目次
英文読解入門基本はここだ!の構成、問題数などの基本情報
最初に簡単に英文読解入門基本はここだ!の基本情報をまとめておきます。
英文読解入門基本はここだ!は代々木ライブラリーから出版されている英文解釈の入門レベルの参考書で改訂版は2005年5月出版になります。
ポレポレなどいくつか有名な参考書を執筆されている西きょうじ先生という代ゼミの講師が書かれた本です。
165ページの薄い参考書で、メインパートの150ページ分は例題とその解説、最後15ページが例題と和訳のまとめページになっています。
全部で10章になっていて、その目次は次の通りです。
例題→解説→(Let’s try→解説)
というのが基本の流れになっています。
例題が50題。
各例題に短文が1つ~6つずつついていて、全部で123文あります。
「Let’s try」が例題いくつかおきについていて、こちらは練習問題のような扱いです。
全部で18個ありますね。
英文読解入門基本はここだ!のレベル
次にレベルについて。
レベルは次の3つの視点から解説します。
- 必要な前提知識、事前に必要な学習
- 他の参考書との比較
- どのレベル(大学)まで到達可能?
必要な前提知識、事前に必要な学習
英文読解入門基本はここだ!は易しい参考書ではありますが、英文解釈用の参考書なので、文法の基本知識は勉強してから取り組むのがおすすめです。
具体的には学校の授業や映像授業、講義系参考書などで基本知識をインプットし、易しい文法問題集に取り組んでから本書に取り組みましょう。
文法の勉強の仕方はこちらの記事に詳しく書いています。
他の参考書とのレベル比較
同じ西きょうじ氏のポレポレと比較されることも多いようですが、ポレポレよりは断然簡単ですね。
正直、本書よりも易しい英文解釈用の参考書はないくらいに易しいものと思っておくといいでしょう。
どのレベル(大学)まで到達可能?
英文読解入門基本はここだ!は上述の通り、もの凄く易しい参考書なので、これだけやっても、どの大学にも行けませんし、勉強量としては不十分です。
できればもう1冊英文解釈の参考書に取り組んで、読解の学習に移っていきましょう。
英文読解入門基本はここだ!をやっておく方が、次の英文解釈の参考書のやりやすくなるメリットがあるので、易しすぎるから必要ない、とは判断しないようにしたいところですね。
英文読解入門基本はここだ!の効果的な勉強法・使い方
続いて英文読解入門基本はここだ!の効果的な勉強法についてです。
- 具体的な勉強手順
- 周回の手順
- 大学受験を意識したペース
の3つに分けて解説していきます!
具体的な勉強手順
具体的な勉強手順は次の通りです。
- 英文の訳を紙に書く
- 和訳を解説と比較しながら解説を全て読む
- 知らなかった単語を辞書で調べて覚える
- 知らなかった文法用語を辞書で調べて覚える
- 3回音読する
一般的な英文解釈の参考書よりはだいぶ易しい参考書なので、最初から和訳を書いてみてから解説文を読むようにするのがおすすめです。
それ以降は一般的な英文解釈の参考書の進め方と同じです。
より詳しい解説はこちらに書いているのでぜひ参考にしてください!
周回の手順
かなり易しい本なので、何周もする必要はない人が多いでしょう。
2周目以降は後半の方にまとまっている「英文と和訳の対応」ページを見ながら音読をくり返すだけで十分です。
全文20回程度音読して、構造を意識しながら同時に意味を理解できるようになれば、次の参考書に移ってOKです。
大学受験を意識したペース
大学受験を意識するのであれば、高2のうちにこのレベルの参考書を終えておきたい所。
詳しくはこの記事に書いていますので、参考に!
英文読解入門基本はここだ!の次にやるべき参考書
英文読解入門基本はここだ!は参考書としてはだいぶ易しいので、もう1冊程度は英文解釈の参考書に取り組んでから読解に進むのがおすすめです。
入門英文解釈の技術70などに取り組んでみてはいかがでしょうか。
他の参考書もこちらの記事で紹介しています。
まとめ
今回は英文読解入門基本はここだ!について詳しく解説しました!
文法を勉強したばかりの人でも取り組める易しい参考書で、英文の構造をどういう風に意識して英文を読んでいくのかインプットするのに適した参考書です。
ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
それではまた、所長でした!