ども、ぽこラボ所長です!
今回は生物の勉強法について。
「学校の授業も最近よくわからない」
という高校初級レベルから
「絶対東大に合格したい」
という難関大受験までの完全ロードマップになっています。
レベル別にどんな教材を使って、どのように勉強していくか、細かく書いているので、こちらの記事を参考に勉強を進めれば、誰でも東大受験で及第点を取れるようになります。
※もちろん時間はかかりますが…。
ぜひ参考にしてみてください!
今回の記事の内容は以下の通り。
- 生物の勉強の全体的な流れ
- レベル別おすすめ教材&勉強法
それではそれぞれ見ていきましょう!
目次
生物の勉強の全体的な流れ
まずは
生物の勉強ってどういう風に進めていくものなの?
というのを完璧に理解して全体像が見える状態にして勉強を始めましょう。
生物の勉強の流れは以下の通りです。
- 基本事項のインプット
- 基本事項のアウトプット
- 入試問題演習
- 過去問演習
それぞれどういった内容を扱うべきか簡単に説明しておすすめの教材や使い方の紹介に移りますね。
基本事項のインプット
生物のインプットは実は力を入れすぎてはならないパート。
暗記事項の多い生物ではありますが、「全て覚えてから問題演習に移る」といった勉強をしていると、なかなか先に進まず受験勉強全体のバランスが悪くなってしまいます。
サッと「理解」だけ終わらせて、「暗記」はアウトプットと一緒に行うイメージで進めましょう。
基本事項のアウトプット
「学校の授業にはついていけてるけど、テストや模試で点数が出ない」
という人は演習不足。
特に生物はプリントや表で丸暗記をするよりも、問題を解いて暗記をしていく方が得点に繋がりやすいのは、塾講師としての経験上間違いありません。
教科書や資料集、ノートやプリントは、大事な内容も、それほど出題されない内容も同列に扱っていて、強弱がつかないからではないかと思っています。
頻出事項ほど多くの問題が載っているので、問題集を解きながら暗記をしていけば自動的に適切な強弱をつけて勉強ができます。
入試問題演習
GMARCH、関関同立レベル以上の私立や、国公立大を受験したいのであれば、入試問題を集めたような問題集を使って、演習をするのも必要になってきます。
こういった問題集をこなすと、過去問演習をするだけの知識やテクニックが身に付きます。
かなり時間がかかってしぶとい問題集も多いのですが、それでも気合で乗り切るしかありません。
過去問演習
入試問題を集めた問題集をクリアすれば、あとは過去問演習です。
受験する大学の過去問を丁寧に解いては、知識の穴を埋めて、という作業をくり返しましょう。
過去問は最低でも10年分くらいは取り組んでもらいたいところです。
生物のレベル別おすすめ教材&使い方
生物の学習全体の流れを改めて見ておきましょう。
- 基本事項のインプット
- 基本事項のアウトプット
- 入試問題演習
- 過去問演習
このそれぞれについておすすめの教材とその使い方について解説していきます。
生物の基本事項インプットのおすすめ教材と使い方
まず基本事項のインプットにおすすめの教材とその使い方から紹介します。
単元ごとの内容を理解するのは
- 学校授業
- 映像授業
- 講義系参考書
の3つのどれかで行うのが一般的です。
学校の授業で十分に理解できている単元はこの後説明するアウトプットの問題演習に移るといいでしょう。
学校の授業では理解が不十分な単元や、学校の授業が遅すぎて独学での予習が必要な単元は映像授業がおすすめです。
映像授業としては「スタディサプリ」がおすすめですね。
基本的には「高3 生物」の講座を見るのがいいでしょう。
基本的な事柄から扱っているので高1高2でも十分に理解できますし、生物基礎の内容も含んでいるので受験勉強には最適です。
必要があれば、「高3 トップ&ハイレベル生物」も視聴すると良いでしょう。
こちらは「問題文が長い難問」を解くための講座になっているので、旧帝大などの一部学部でそういった問題が出題される場合のみで大丈夫です。
勉強の手順としては次の通りです。
- テキストを準備する
- 視聴する(ノートは最低限)
- 問題を自力で解く
- 確認問題を解く
- 問題集で同じ単元を学習する
こちらにより詳しく書いています。
また「映像授業は何となく自分に合わない」という場合は、講義系参考書を使って学習することも可能です。
ただし、生物は講義系参考書で初学者にもおすすめできるものが少ないので、基本的にはスタディサプリで進めるのがおすすめです。
一応こちらはおすすめできるものになっていますので、ぜひAmazonなどで試し読みしてみてください!
生物の基本事項アウトプットのおすすめ教材と使い方
アウトプット用教材としては、学校専用販売の「セミナー」や「リードα」、「ニューグローバル」などで持っているものを使うのがおすすめです。
もし持っていないのであれば、「エクセル」は個人でも購入できるので買うといいでしょう。
※エクセル以外は個人で購入する際に別冊解答が(正規ルートでは)買えません。
勉強法は次の通りです。
- 進めるべき単元を授業や参考書で習う
- 問題を時間制限付き(基本:3分以内、発展:6分以内)で解く
- 解説を丁寧に読む
- 資料集の該当範囲に目を通す
- 間違えた問題、理解できなかった解説に印をつける
- 暗記すべきものを暗記する
こちらに詳しく書いていますので、参考にしてみてください。
生物の入試問題演習のおすすめ教材と使い方
入試問題を集めたような問題集で有名なものは「重要問題集」となります。
多くの人は重要問題集だけやっておけば十分でしょう。
勉強法としてはセミナーなどを進める時と大差ありません。
- 時間を計りながら解く
- 解説を隅々まで読む&資料集をチェックする
- 解説を閉じてその場で解き直す
- 間違えた問題に印をつけて次に進む
- 1周終わったら間違えた問題のみ2周目、3周目と進む
詳しい説明はこちらの記事でご覧ください!
さらに難しいものを中心に演習したい場合は「生物問題集 合格100問【定番難問編】」も検討すると良いでしょう。
生物の過去問演習の勉強法
過去問はとにかく丁寧に進めて欲しい所。
特に生物の場合は、「暗記系の知識不足」「計算・考察系の演習不足」のどちらのパターンでも失敗することがあるので、復習を丁寧にしておかないと、どちらかにハマってしまう可能性があります。
勉強の手順としては、
- 過去問演習のできるレベルまで問題集で鍛える
- 時間を計って解く
- 時間オーバーして解けそうな所はペンの色を変えて解く
- 丸付け&解説を読み込む
- 資料集などで覚えていなかったことをチェック
- 暗記すべきものを暗記する
- 解説を閉じてその場で間違えた問題を解きなおす
- 点数を記録する
- 類題を解く(時間に余裕があれば)
となりますが、こちらに詳しく書いているので必ずチェックしておいてくださいね!
10年分は満点を取れるように演習していきましょう。
生物の勉強スケジュール
最後に勉強のスケジュールについて。
勉強は丁寧にやるだけではダメ。スピード感も意識して進めないと、受験までに必要な学習が終わらないという自体になりかねません。
基本はこちらの表を参考に勉強を進めてもらうのが良いかと思います。
より詳しい解説はこちらの記事にまとめているので参考にしてくださいね!
まとめ
今回は高校生物を初級から始めて難関大学受験レベルまで持っていくための完全ロードマップを解説しました!
時間はかかりますが、丁寧に進めていけば確実に実力がつく方法を書いたので、参考にしてください!
途中途中に差し込んだ記事もぜひ確認して正しい勉強法で勉強していきましょう!
それではまた、所長でした!