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科目別勉強法

旧帝大・東工大・早慶(理工)レベルの物理の対策【参考書のペースなど】

ども、所長です!

この記事では「北大」「東北大」「東大」「名大」「阪大」「京大」「九大」の旧帝大と「東工大」「早稲田(理工)」「慶應(理工)」の物理を攻略するのに必要な情報をまとめています。

執筆者

この記事を書いているのは、東大出身のベテラン塾講師です。

最近はこちらのYouTubeチャンネルで物理の解説動画をアップロードしつつ、こちらのブログも更新しています。
>>ぽこラボチャンネル

専門は物理ですので、今回、物理についてかなり詳しく各大学の攻略法を解説していこうと思います。

どの大学も基本部分は同じ

どの大学も基本部分は同じですので、そこだけこの記事内で解説して、そこから先はこの記事の後半の方にあるリンク先から改めて学んでいただければと思います。

ちなみに今回は物理をメインに考えて話を進めますが、この内容は数学と理科4科目全てにわたってほとんど同じ内容が当てはまるので、ぜひそのつもりで読んでみてください。

さて、では大学受験の基本部分とはなんでしょうか?

それを解説するためにまずは受験までの流れを見ておきましょう。

受験までの流れ

  1. 高校などで、新単元を習う
  2. 習った範囲の基本問題を解く
  3. ときどきテストなどを挟みつつ1と2を続ける
  4. 習い終わる
  5. 基本問題を頭から復習する
  6. もう少し難しい問題集にチャレンジする
  7. 共通テスト(センター試験)の過去問演習をする
  8. 大学別の過去問演習をする

大まかにこの流れになります。

今回テーマにしている「旧帝大」「東工大」「早慶」の物理の攻略において、大学ごとに勉強内容に差が出てくるのは後半の6、7、8の部分だけです。

もちろん「東大」「京大」「東工大」に関しては他と比べてかなりレベルの高い問題が出るので、1から5についても終わらせておきたい目安の時期については差が出てきますが、あくまでも内容は同じです。

これを意識しつつ次は新単元の勉強と、基本問題について詳しくみていきましょう。

新単元の勉強について

新単元の勉強において、意識しないといけないのは次の3つです。

  1. 習い終わる次期
  2. 飛ばしている分野がないか(特に原子分野)
  3. 演習不足の分野がないか(部活や学校行事でテスト勉強をサボったなど)

習い終わる次期はいつか

まず、学校で勉強している方は全範囲を習い終わる次期を学校の先生に聞いてみましょう

いくつかパターンがあると思いますが、おおむね次のどれかになっていると思います。

  • 「高3になる前にすべて習い終わる」
  • 「高3の夏休み前にすべて習い終わる」
  • 「高3の10月くらいで習い終わる」

基本的には、一番習い終わる人が早い人を基準に考えましょう。

基準というのはどういうことかというと、「高3になる前に習い終わる人と比べて、高3の夏休み前に終わる人は数か月勉強が遅れている」と考えましょうという意味です。

完全独学で勉強している人は自分でコントロールすればいいだけの話ですが、高校で勉強している方はそういうわけにもいきません。

ですので、学校のペースが遅い人が取れる対応策としては2つで、

  • 学校のペースに合わせるけど、習い終わった単元についてはレベルの高い問題も並行して進めていく
  • 学校のペースを無視してガンガン進める

「夏休み前までに習い終わる」という方は前者の対応でも問題ないかなと思います。

この記事の後半と、それから学校ごとの対策を意識しつつ、難しい問題も習い終わった単元から勉強を並行して進めていけばOKです。

「高3の10月」を超える方については、学校のペースで勉強していると間に合わないということが非常に多いので注意が必要です。

特に共通テスト(センター試験)の割合もバカにならないという学部を受験する場合には対策しないといけない科目数が多いので、その意味でも学校のペースに合わせていると間に合わない可能性が出てきます。

ちなみに学校を無視してガンガン進めるためにはどうするかということですが、「個別の塾or家庭教師」もしくは「スタディサプリなどの映像授業を使って独学」のどちらかになるでしょう。

予備校や集団の塾だと、みんなのペースで勉強しないといけないので、わざわざ自分のペースで進みたいって言っているのにそれと矛盾してきます。

ですから、「個別の塾or家庭教師」か、「映像授業で独学」のどちらかでしょう。

これも目安は高2のうちにすべて習い終わる所を基準に考えて、勉強すると良いでしょう。

飛ばしている分野がないか

塾講師だからこそ知っている謎の現象なのですが、「全部習い終わったという風に生徒自身は思っていたのに、なんか習ってない分野がある」ということが起こり得ます。

「ちょうどインフルエンザで休んでた」とかならまだ分かるのですが、「講習中に進んだらしくて自分は出ていないから習ってない」とかいう謎、「原子分野だけはなぜか習わないらしいです」とかいう謎、があります。

特に「原子分野」は最後に習う所であり、さらに国公立の2次試験、私立の入試には出ることがほぼないので、習っていないことが多いです。

そういった分野がない状態にすることが大事です。

演習不足の分野がないか

これは非常に頻繁に起こり得ることなのですが、「なぜかこの分野だけできない」という現象のほとんどは演習不足です。

「部活の大会とテスト時期が被っていてテスト勉強時間が短かった」とか「この時期は勉強にやる気出なくてほとんど勉強してなかった」とか、

高校生らしい理由がほとんどを占めるわけですが、そういった他の分野よりも明らかに問題を解いていない分野がない状態になって初めて習い終わったと言えますので、注意が必要です。

基本問題とは??

この記事の前半の方で「基本問題」という言葉を使いました。基本問題とは何かという話に移ろうと思います。

学校でよく使われている「セミナー」「エクセル」だと発展問題くらいまでは「基本」だと思って解いておく必要があります。

他の参考書でいうと、「入門問題精講」とか「物理のエッセンス」でもギリギリ「基本」が終わらないの感覚です。もう1冊程度は他の問題集にチャレンジする必要があります。

では次にそのあたりも含めてどれくらい出来ていればOKなのか話を具体的に進めていきましょう。

何がどれくらいの精度で出来ていれば基本はOKなの?

基本部分の演習をするときにはまず3パターンくらいに分かれると思います。その3パターンについて場合分けしてやるべきことをまとめておきましょう。

それ3パターンは次のものです。

  1. 学校採用問題集(セミナーとか)に苦痛なし&別冊解答あり
  2. 学校採用問題集(セミナーとか)に苦痛なし&別冊解答なし
  3. 学校採用問題集(セミナーとか)に苦痛あり

※全てのパターンにメリット、デメリットを含めた特徴があるので、自分に当てはまらないものも見ておいてください。

セミナーに苦痛を感じない&別冊解答を与えられている

セミナーなどの学校採用問題集を別冊解答も含めて学校で渡されていて、それを使って定期テストなんかも勉強していて、

さらに定期テストくらいだったら、セミナー使っていても「セミナーという問題集自体には」それほど苦痛は感じないという方はそのままセミナーを使って勉強を続けましょう。

※もちろんテスト勉強自体に苦痛を感じるという方は話は別です。

セミナーの問題数を調べた所、

  • プロセス : 164問
  • 基本例題 : 88問
  • 基本問題 : 373問
  • 発展例題 : 52問
  • 発展問題 : 167問
  • 総合問題 : 60問
  • 演習問題 : 32問
  • 論述問題 : 20問

合計956問です。

この問題数の多さからセミナー自体に嫌気がさす方が割と少なくないと思いますが、逆に言うと、問題数が多いからこそ終わらせたときの到達地点が高いと言えます。

全て新単元を習ったら解いておくべきですか?と言われると、

次の問題に移るまでに最低でも「基本例題」「基本問題」「発展例題」「発展問題」の計680問は解けるようになっておいてください、というのが解答になります。

「プロセス」は簡単すぎて意味ないので、完全無視でも問題ないですし、総合問題以降は少なくとも1周目に扱うには難しすぎるので、2周目以降か、もしくは次のレベルの問題集と被る部分も多いのでパスしてしまっても問題ありません。

進め方

進め方はそれほど難しくないです。

1周目は「基本例題」と「基本問題」。

2周目は「基本例題」と「基本問題」の×だったところと、「発展例題」と「発展問題」。

3周目は「基本例題」と「基本問題」と「発展例題」と「発展問題」の×だったところ。

4周目以降は3周目と同じで、最終的にすべて解けるようになればOKです。

基本的には新しい範囲と復習の範囲を両方並行して進めるスタンスをどの科目でも取れば大丈夫です。

ところで理系の問題集を扱う時には、次のような印を各問題につけつつ進めることをお勧めします。

◎:自力で解けた
〇:凡ミス程度
△:解答を見て理解した
×:解答を見ても理解できなかった

これで全て◎になったら、次の問題集へ移るといったやり方を覚えておいてください。

ちなみに「東大」「京大」「東工大」以外の物理に関して言えば、セミナーが総合問題などの難しい問題も含めてすべて自力で解けるようになっていれば、過去問演習へと移ることが可能です。

詳しくは後半の各大学ごとの対策のリンクからご覧ください。

セミナーに苦痛を感じない&別冊解答を与えられていない

セミナーの本自体は嫌いではないし、問題数が多いこともしょうがないかなと思って我慢できるという場合は「エクセル」という問題集を購入することをお勧めします。

基本的にはセミナーと同じようなタイプの問題集ですが、個人が別冊解答まで購入できる唯一の問題集です。

セミナーなどの学校採用問題集は別冊解答を個人では購入できないようになっているので、正直あまりおすすめできないです。

正直、別冊の詳細な解答解説がないものを問題集として使うことほど受験勉強で効率の悪い方法はないです。

※ちなみに4STEPやオリジナルといった数学の問題集も解説がないものはおすすめしません。

エクセルの問題数は

  • ウォーミングアップ : 234問
  • 基本例題 : 81問
  • 基本問題 : 251問
  • 発展例題 : 33問
  • 発展問題 : 127問
  • 総合問題 : 21問

合計747問です。

こちらもやはり問題数が多いと感じる方も割といらっしゃるとは思いますが、それでもこれくらいは結局解かなくてはいけないと割り切って挑戦できることは強みになります

「ウォーミングアップ」は簡単すぎてパスして大丈夫ですし、総合問題も次のレベルの問題集と被る可能性が高いのでパスしても問題ないかなと思います。

これらを除くと492問です。

進め方はセミナーのやり方と全く同じですので、少し上にスクロールしてご覧いただければと思います。

セミナーに苦痛を感じる

セミナーなどの学校採用系の問題集は次のような理由で、苦手意識を持つ受験生も多いです。

  • 問題数が多すぎて解いても進んだ気がしない
  • 解説がたんぱくで大事な所と大事でないところが分からない
  • レイアウトが気に入らない
  • 前から順に進まないと気が済まないけど、難しい問題にすぐ出くわす

レイアウト以外はそれぞれ完全に反論&論破することができるのですが、とはいえ、モチベーションが上がらないものを使って勉強するのも効率が悪くなる原因の一つです。

ですので、こういった方は少し参考書について勉強する必要があります。

入門的な問題集としては次の参考書のどちらかをお勧めします。

 

 

旺文社から出版されているシリーズに関しては、「入門問題精講」「基礎問題精講」「良問問題集」「標準問題精講」と順々にレベルアップしていくことが可能ですし、

河合出版から出版されているシリーズに関しては、「物理のエッセンス」「良問の風」「名問の森」と順々にレベルアップすることが可能です。

基礎問題精講」、もしくは「良問の風」が解き終わった段階でおよそセミナーを一通り解き終わったのと同じくらいの到達度になります。

 

※より正確には問題精講シリーズは問題数が少ないので、ちょっとセミナーよりも到達地点は少しだけ低い可能性が高いです。

ひとまずどちらかのルートを選択しておけば、大きく外れることはありません。

セミナーではなくこういった市販の参考書を使うことのメリット

  • 1冊あたりの問題数が少ないため進んでいる気がしやすい
  • 抑揚のついた解説になっていることが多い(レベルに合わせて大事な所を解説)
  • 好きなレイアウトのものを選べる
  • 同レベル帯の問題が並んでいるため前から順に進められる

となります。

こういった理由から勉強慣れしていない方はこちらの選択肢を取って進むのも悪くないです。

一方でデメリットとしては

  • 結局、何冊もやらなければならない
  • その結果、参考書代が高くなる

あたりだと思います。

結局、同じ到達地点に立つために必要な学習量はどんな参考書を使っても変わりませんから、1冊あたりの問題数が減るということは複数冊こなさないと同じ所には到達しないということです。

その結果、問題集を何冊も買わなければならないという現象も起こるでしょう。

進め方は前から順に4種類(上述)の印をつけながら解くという作業を周回するだけです。

この市販の問題集、参考書を使うパターンで勉強したい方は以下の記事も合わせて読んでおくのをおすすめします。

ここまでのまとめ

  • 新単元を習い終える&基本的な演習を終える所まではどの大学でも方針は同じ
  • 学校で習い終わる時期によって取るべき選択肢が変わって来る
  • 基本的な演習のルートとしては、「セミナー(もしくはエクセル)の発展問題まで」or「入門問題精講→基礎問題精講」or「物理のエッセンス→良問の風」

ではここからは大学別に攻略法をまとめておきましょう。

大学別の物理の攻略法

皆さんが受験を考えていらっしゃる大学の攻略法をリンク先から飛んでみてください。

受験勉強の勉強法についてもこちらから勉強できますので、こちらもかなりおすすめです。

 

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