ども、ぽこラボ所長です!
今回は高校生向けに英語の定期テストの復習法について解説します。
「復習しろ、と言われているけど、どうやればいいか分からない」
「復習しているつもりだけど、これで合ってるか分からない」
このような人もいらっしゃると思います。
この記事を読むことでテストの復習法がバッチリ分かり、迷うことなく復習できるようになります!
特に英語はちゃんと復習している人と、していない人ではかなり大きな差がつく科目なので、ぜひこの記事で復習法を学んでおきましょう!
目次
高校英語|定期テストの復習法
まずは定期テストの復習方法から解説していきます。
具体的な手順は以下の通りです。
- 解答やノートを参照しつつ問題全てを読み返す
- 忘れていた単語を辞書で調べて覚える
- 忘れていた文法項目を文法書で調べて覚える
- 間違えていた問題を解答を見ずに解き直す
解答やノートを参照しつつ問題全てを読み返す
まずは解答や授業ノートを見ながら、問題を全て読み返していきます。
これを真面目にやっているかどうかが、1番大きな分かれ目になります。
真面目に復習している人は読み返しますし、不真面目な人は問題の所だけを見る形になっているはず。
確実に「全てを」読み返す癖をつけましょう。
このときにやることは次の2つです。
- 全ての英文構造と訳を理解すること
- 覚えていない単語や熟語、文法項目に印を入れること
全文章の英文構造と訳日本語訳は理解するようにしましょう。
テスト勉強の際に、この作業をやっているとは思いますが、もしやっていないのであれば、ここで確実に行ってください。
もしテスト勉強でやっているのであれば、ザっと確認して、怪しいところだけ丁寧に授業ノートなどと比べ合わせてみましょう。
テスト勉強が終わった段階では覚えていた単語や文法項目も、テスト当日以降は忘れてしまっている場合があります。
こういった忘れている単語・熟語・文法にはチェックを入れて、後で調べやすくしておきましょう。
忘れていた単語を辞書で調べて覚える
忘れていた単語や熟語にチェックがついているはずなので、これらは辞書で調べて覚えましょう。
まずは必ず辞書で調べてください。
授業ノートや、テスト勉強したノートがあれば、そこに確実にその単語の情報が残っているはずですが、辞書で調べましょう。
確実にチェックしておきたいのは
- スペル
- 意味
- 発音
- 品詞
です。
余裕があれば、
- 例文
- 語法(特に動詞)
- 類義語、対義語、派生語など
などもチェックしておくといいでしょう。
「テスト勉強をしていたのにも関わらず忘れていた単語」は、自分自身にとっては覚えにくい単語である可能性が高いです。
1単語に対する情報量をできるだけ増やして、忘れにくくしておくのをおすすめします。
辞書の使い方や、単語の覚え方については、以下の記事で詳しくまとめているので参考にしてください!
忘れていた文法項目を文法書で調べて覚える
同じく文法項目も必ず文法書で調べましょう。
※文法問題集ではなく、文法書で調べてください!
文法書の索引や目次から該当箇所を見つけて、その前後1ページずつも含めた合計3ページに目を通す癖をつけておくと、かなり短期間で文法項目はマスターできるようになります。
目を通すときには、一言一句読み飛ばさず全てに目を通してくださいね。
それだけでも、忘れていた文法も確実に頭に残ります。
間違えていた問題を解答を見ずに解き直す
最後に間違えていた問題を解答を見ずに解き直しましょう。
ここまでの作業が完璧にできていれば、それほど苦労することなく、全ての問題を解けるようになっているはずです。
ちなみに選択問題などは、間違い選択肢がなぜ間違いなのかも確実に理解するようにしてくださいね。
テストに出ていなかった部分も復習した方がいい?
テストに出ていなかった部分まで手を回すと時間がかかりすぎることがよくあります。
モチベーションが続かなかったり、受験勉強が止まってしまったりすることもあるので、テストの復習はテストに出た範囲だけで十分です。
その代わり、出題箇所については、完璧にしておきましょう。
英語のテストの復習にはどれくらい時間がかかる?
次にテストの復習にかける時間について。
正直、テストの復習に時間をかけすぎてもモチベーションが下がるだけです。
他の科目の復習もしなければならないので、モチベーションは下げないようにしたいですよね。
復習にかける時間の最大値は「試験時間の2倍」を目安にしてください。
最初から、試験時間の2倍は普通にかかるものと思っておいて、もっと短い時間で終わればラッキーくらいのスタンスでいると、楽に復習が進められます。
もちろん得点が高ければ高いほど、短時間で終わるので、30分もかからずに終わっても問題はありません。
ちなみに、英語は他の科目と比べても「復習に時間がかかる科目」です。
正解しているところも含めて問題文の文章を全て読み返さないといけないからですね。
この意味では国語も同じくかなり時間のかかる科目です。
とはいえ、定期テストくらいのレベルであれば、それほど時間はかかりません。
実際には試験時間程度の勉強時間を確保すれば十分復習が終わることがほとんどでしょう。
もしその時間で復習が終わらないのであれば、
- テスト勉強が足りていなかった
- 復習を始めるのが遅かった
のどちらかが原因になっています。
テスト勉強は以下の記事も参考に、自分の勉強が十分だったか見直してみるといいですね。
復習を始めるタイミングは以下で説明します。
英語の定期テストの復習はいつやる?
テストの復習は解説をもらって1週間以内に終わらせるのを目安にしましょう。
特に英語は文章の内容を覚えているうちに復習をした方が短時間で終わります。
1週間以上あけると文章の内容を忘れてしまうので、早いタイミングでやった方が圧倒的に効率が良いですね。
これまでテストの復習をあまりしてこなかった人は、復習の習慣がついていないので、解説をもらったその日のうちに多少無理してでもやっておくのがおすすめです。
時間をおくと復習に対するモチベーションが下がってしまうこともよくあるからですね。
まとめ
今回は高校生向けに英語の定期テストの復習方法を解説しました。
復習の具体的な手順はこちらです。
- 解答やノートを参照しつつ問題全てを読み返す
- 忘れていた単語を辞書で調べて覚える
- 忘れていた文法項目を文法書で調べて覚える
「試験時間の2倍」を最大値の目安として、その範囲でできる分だけでも進めましょう。
テストや模試の復習は1週間以内に終わらせるつもりで進めないと、モチベーションや効率が下がるので、やるなら早めに取り組んでください。
それではまた、所長でした!