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中学生

高校入試の英語で満点を狙うための勉強法を東大卒塾講師が徹底解説!

ども、ぽこラボ所長です!

今回は中学生向けに、高校入試の英語で満点を狙うための勉強法を解説します!

高校入試の英語を伸ばすのは他の科目と比べても時間がかかるので、早めに進めないと上手くいかない一方で、

得意になれば安定して高得点を出せる科目(得点源)になります。

英語で安定して満点近い得点を取れると楽になる人も多いのではないでしょうか。

今回の記事では満点を狙うための勉強法と、その勉強に必要な時間を解説していきます。

ここで解説する方法で勉強すれば、都道府県の一般的な英語の入試では、安定してほぼ満点を狙えるようになるので、ぜひ参考にしてください!

ちなみに私立の難関高校を目指す場合は少し注意すべき点があるので、それも記事の最後に詳しく補足します。

高校入試の英語で満点を取るための勉強法

まずは入試の英語で満点を取るための勉強法について解説していきます。

具体的な手順は次の通りです。

  • 過去問や模試で現状を把握する
  • (文法の復習をする)
  • 過去問演習をする

それぞれ詳しく補足しますね!

過去問や模試で現状を把握する

まずは現状を把握する所からです。

高校入試の実際の過去問を使ったり、都道府県ごとに行われている模試を受けたりして、今の実力をまずは測る必要があります。

※後で解説しますが、学校の授業で最後まで習い終わっていなくても過去問はある程度解けるので、まずはチャレンジしてみてください!

この記事は満点を狙う人のための記事なので、大まかに以下の2つの現状に分類して、解説します。

  • 70点未満の場合
  • 70点以上の場合

70点未満の場合

過去問を解いて70点を越えられなかった場合、中学レベルの基本的な文法や単語の知識が不足している可能性が高いです。

この後詳しく解説しますが、まずは文法の復習をしつつ、そこで出てくる単語は全て覚えて、過去問演習の準備をしてから過去問演習にチャレンジしてください。

70点以上の場合

最初から70点以上取れる場合は、本格的に過去問演習からスタートでOKです。

昔習った範囲で不安な部分があるかもしれませんが、多少忘れている部分があるくらいなら、過去問演習を続けていって、できなかった部分をピンポイントで埋めていく方が短時間で成長できます。

(文法の復習をする)

文法や単語の復習が必要だと判断した場合は、ガッツリ文法の復習をしながら、そこで出てきた単語は全て覚えるようにしましょう。

私立の難易度の高い高校を受ける場合を除いて、ほとんどの場合、単語帳などを使って勉強する必要はないので、「出てきたものを覚える」というスタンスだけ最後まで貫いてください。

文法復習の手順としては、

  • 映像授業や参考書で総復習
  • 問題演習

1番おすすめなのはスタディサプリという映像授業の高1向け講座の中にある「中学総復習英語」で文法を復習することですが、学校で他に教材が配られている場合はそちらでもかまいません。

1から教科書を読み返していくのはさすがに時間がかかりすぎるので、中学英語総まとめ系の教材を使うのがおすすめです。

一通り確認し終えたら、問題演習をしていきましょう。

例えば、以下のような3年分の文法項目が1冊にまとまっているものを使ってください。

こちらも学校で何かもらっている場合は、それに本気で取り組むのもOK。

3年分を復習するので、それなりに時間がかかることは最初から想定しておいてください。

後で必要な時間についてはまとめていきます。

問題集の進め方は以下の通りです。

  • 時間を計りながら問題を解く
  • 丸付け&覚えていない部分を丸暗記する
  • 1周終わったら間違えた問題のみ2周目、3周目…

時間を計りながら問題を解く

のんびり進めても意味はないので、制限時間を設定して解き進めるようにしましょう。

これは英語に限らず他の科目でも同じですね。

長文問題以外は、1ページ10分もあれば余裕で解けるはず。

5分~10分くらいを目安に進めてください。

このスピードで解ければ、200ページあっても最大で2000分(約33時間)で解き終わります。

丸付け&覚えていない部分を丸暗記する

解くことよりもできなかった問題を覚えることが大事。

覚えていない単語はもちろん発音、スペルまで含めてすべて覚えて、文法で間違った箇所はしっかり間違えた理由を納得して、問題文になっている文章ごと覚えてしまいましょう。

間違えた部分は3回ずつくらい音読するようにすれば、覚えられるようになるはずです。

※最初はそれだけでは覚えられないかもしれませんが、だんだん覚える能力も上がっていきます。

1周終わったら同じ手順で間違えた問題のみ2周目、3周目…

1周終わったら、1周目で間違えた問題だけ2周目を、2周目で間違えた問題だけ3周目を、とくり返していきましょう。

2周目以降は1周目の半分以下の時間で進められるはずなので、スピーディに周回することで自分にとって覚えにくいことも頻繁に出会うおかげで覚えられるようになります。

とにかく頻繁に覚えなおすことが重要です。

過去問演習をする

ここまで終わったら過去問演習です。

過去問演習が受験勉強のメインパートなので、ここまでの前座で力を使い果たさないようにしたいですね。

以下のような過去問の問題集を買って演習を進めていきましょう。

ちなみに大問ごとに分かれている問題集などは使わなくてもOKです。

全体を「通し」で練習できるものの方が力がつきやすいからですね。

※塾や学校でそういった問題集をもらって授業中に演習する分にはそれも大事なのでしっかりやってください。

過去問演習は受験勉強のメインパートなので、以下で詳しく解説していきます!

過去問演習の具体的な手順

まず具体的な演習手順からですね。

それが以下の通りです。

  • 時間を計りながら解く
  • 時間が足りない場合はペンの色を変えて解く
  • 採点して得点を記録する
  • 解説を全て読み込む&間違いの原因を特定する
  • 忘れていた単語文法を暗記する
  • 全体を音読する

それぞれ補足していきます。

時間を計りながら解く

過去問演習をするときは、本番の試験時間に時間を合わせて解くのが当たり前です。

※もし時間が余ってしまう場合は見直しを2度くり返したら、そこで終わりにしてOKです。

解答用紙がある場合はそれも準備して、できるだけ本番と同じ状況にして解きましょう。

ちなみにリスニングに関しても、問題集には音源がついているので必ず解くようにしてくださいね!

時間が足りない場合はペンの色を変えて解く

長文などが苦手な場合は時間が足りないということもあり得るかと思います。

試験時間を越える分は、ペンの色(青がおすすめ)を変えて解き進めましょう。

できれば「あと何分あれば時間が足りたか」も計ってメモしておくといいですね。

採点して得点を記録する

解き終えたら採点して、得点を後で見返しやすいように1つの紙やスマホのメモにまとめておきましょう。

試験時間を延長した場合は、延長しなかった場合の得点と、延長した場合の得点をメモしておくのがおすすめです。

その得点の差が、「スピードを上げるだけで上がる得点」です。

解説を全て読み込む&間違いの原因を特定する

採点も終えたら解説を全て読み込みます。

90点を超えていない場合は、文字通り全ての解説をしっかり読んでいくのがいいでしょう。

かなり時間はかかりますが、正解していた部分も含めて全て読むのがおすすめです。

90点を超えない場合は、「たまたま正解しただけ」の問題があることも多いので、正解した部分も油断はできないですね。

解説を読んでいく際は、なぜ間違えたのかはしっかり考えるようにしてください。

「とりあえず解答を覚える」みたいな勉強ではなかなか得点は伸びません。

  • 単語を忘れていた
  • 文法を忘れていた
  • 問題の意味を取り違えた
  • スペルミスした

など、1問1問原因を把握していくのが重要です。

忘れていた単語文法を暗記する

満点を取れない場合には、まず間違いなく忘れている単語や文法があるので、確実に覚えましょう。

単語は意味だけでなく、スペル、発音も覚える癖をつけてください。

高校に入ったら、さらに品詞や語法、派生語なども覚えなければならないので、まずはスペル、発音程度は覚えるようにするのがおすすめです。

文法で忘れている内容は問題集などの解説ページに軽く目を通しておくようにすると、今後同じミスをする確率がグッと下がります。

全体を音読する

最後に全体を音読して終わりです。

できれば、3回ずつくらい音読したい所ですね。

そこそこ時間はかかりますが、音読をスピーディに行えるようになると、リスニングなどでも安定して得点を取れるようになります。

また読解のスピードも上がり、余裕を持って最後まで解けるようになります。

満点近い得点を毎回安定して出せる人は試験時間のだいたい50%〜70%くらいの時間があれば、最後まで解き切ることができるので、1つの目安にしてください。

何年分の過去問演習をすべき?

過去問演習を何周すべきか解説します。

まず最低ラインが10年分×2周ですね。

これが私が塾で指導するときに目安にしているラインです。

※最新の過去問題集だけだと、収録年度数が足りないのでメルカリなどで中古も入手しておくことをおすすめします。

意外とやってみたら、大したことはないので、まずこれは全員がこなすつもりで進めて欲しい所です。

特に2周目に関しては、解く所から復習を終える所まで1周目の半分以下の時間で進められるので、そのつもりで挑戦してください。

余裕がある生徒さんは20年分取り組んでもらうことも多いので、ここまでできたら完璧だと思ってOKです。

これくらいの量をこなせば、あとはミスの対策の方が重要になってくるでしょう。

どれくらい勉強時間が必要か

つづいて、ここまでに解説した内容をやり切るのにどれくらいの時間が必要かをまとめておきます。

必要な時間の目安

主に復習パートと、過去問演習パートがあったので、その2つに分けて解説します。

およその目安は

  • 復習:50時間~90時間
  • 過去問:40時間~80時間

となります。

復習は

  • 映像授業:10時間~20時間
  • 問題演習1周目:30時間~40時間
  • 問題集2周目以降:10時間~30時間

これくらいのイメージです。

どうしても人によって誤差は出てきますが、上述の最大値くらいを準備しておけば、それを超えることはほとんどないはずです。

一方で過去問については、1年分あたり「解くのに50分 + 復習するのに100分」で2時間半くらいを目安にするといいでしょう。

この計算だと10年分で25時間、それの2周目はどれだけ長く見積もっても15時間程度で終わるので、40時間あれば10年分×2周できるはずです。

20年分するのであれば、さらに倍の80時間必要でしょう。

1日1時間英語の勉強をするのであれば、最大で170日前から勉強をスタートさせれば間に合う計算になります。

だいたい6か月前くらいですね。

※半年前の段階ではまだ習い終わっていない文法項目もあると思いますが、意外とそれが分かっていなくてもほとんどの問題は解けてしまうので、過去問をガンガン進めておいても大丈夫です!

この記事を読んだ時点でもっとギリギリになってしまっている場合は、毎日1時間よりも多い時間だけ勉強したり、冬休みなどにブーストをかけたりして、なんとか時間は確保していきたい所です。

逆に「まだやらなくても大丈夫」と思った人も、早めにやっておいて損はありません。

受験勉強したくても、行事が重なったり、定期テストのテスト勉強が重なったりすることで、毎日1時間を続けるのが難しい日も出てきます。

足りない分はどこかで補わなければならないので、余裕を持って勉強を進めることが大事です。

早めのスタート&他の科目とのバランスが大事

英語だけ考えれば、毎日1時間勉強を続けるのは簡単ですが、5教科全てとなると毎日5時間勉強となるので、中学生にとってはややハードになります。

※大学受験生なら、平日も学校が終わってから5時間くらいは勉強しなければならないことの方が多いですが。。。

なので、遅くとも夏休み前には受験勉強を始めたいですし、できるならGWくらいからは本格的に受験勉強をスタートさせたい所です。

また早めにスタートをすれば「なぜか英語の進捗が悪い」「英語の点数が伸びない」などの科目ごとの進捗や成長の偏りを早めに発見できて、

その科目の勉強時間を伸ばして他の科目の勉強時間を減らしたりすることも可能です。

入試に100点以上はないので、90点台後半から100点に成長させることよりも、もっと点の低い科目に力を入れる方が全体の得点は伸びやすいのも忘れないようにしましょう。

90点から満点までが遠く感じる場合

90点くらいは取れているけど、満点はなかなか遠いという人は次の2点に気を付けてください。

  • 落としても良いと妥協せずに復習
  • 凡ミスを甘く見ない
  • 注釈のついている語も覚える

落としても良いと妥協せずに復習

「この問題は難しいからできなくてもしょうがないか」

と思っている問題が1問でもあるうちは、なかなか満点には辿り着けません。

実際の入試では「満点を狙って時間いっぱいまで解く」よりは「90点台後半を狙って見直しをする」などが重要になるので、難しい問題を捨てることがないわけではないですが、

妥協はせずに練習段階では満点の取れる状態を作っていきたいですね。

ちなみに、今難しいと思っている問題も、高1の後半になればものすごく簡単に見えるようになっているはずです。

凡ミスを甘く見ない

本気で満点を狙うなら凡ミス1つでも許してはいけません。

完全にゼロにすることは難しいかもしれませんが、それでも同じ間違いは2度くり返さないように、凡ミスノートを作ってメモっておくといいでしょう。

詳しいことはこちらの記事にも書いています。

注釈のついている語も覚える

英語は、問題によっては難しい単語の意味を注釈で与えてくれている場合もあります。

注釈付きの単語もふつうの単語と同じ扱いで、覚える癖をつけておきましょう。

この記事では10年分以上の過去問演習をおすすめしていますが、中学生の指導要領はときどき変わるので、それに伴って教科書に入っている単語も変わってきます。

以前は教科書に載っていなかった単語も、今の教科書には載っているということがあるので、それに応じて

「以前は注釈がついていたけど、今はついていない」

ということもあり得ることは意識しておきましょう。

また、どうせ高校入学以降に覚えることになるので、数語程度はサクッと覚えておくのがおすすめです。

私立の難関高校を目指す場合

最後に私立の難関高校を目指す場合について簡単にまとめておきます。

この記事で紹介した方法とは別にいくつか注意が必要なので、それをまとめていきます。

  • 各科目の目標得点を決める
  • どの問題を取りこぼさないか決める
  • 過去問演習をくり返す

各科目の目標得点を決める

まず各科目の目標得点を決めましょう。

この記事は英語で満点を狙うための記事になっていますが、正直難関私立の入試問題で満点を狙うよりは苦手科目の得点を上げた方が楽なのは間違いありません。

また全科目バランスよく得点して受かる方が入学後に困らずに済むので注意してください。

※数学は捨てて他の科目で合格最低点を超える、みたいな作戦は入学後苦労します。

これらを加味して、どの科目で何点取るか考えてから勉強を進めましょう。

どの問題を取りこぼさないか決める

目標点数が決まったら、

  • 確実に得点したい問題
  • できれば得点したい問題
  • 最悪できなくてもいい問題

と各問題を分類していきます。

入試は年度によって出題形式が大きく変わるわけではないので、過去問をいくつか見て、各問題を分類するといいでしょう。

過去問演習をくり返す

過去問演習の手順は上述した通りです。

ただし、確実に得点したい問題の復習が、復習の優先度が高くなるので注意しましょう。

各科目のバランスを意識して勉強を進めたいので、英語ばかりに時間を割けない場合は、上の問題の分類にしたがって、優先度の高いものだけ復習していくスタイルでも大丈夫です。

2周目以降で徐々に難易度の高い問題もできるようになっていけばOKです。

英語は高得点を狙いやすい

ちなみに難関私立の問題では、一般的に高得点を狙いやすいのは英語です。

数学と国語は得意と苦手がはっきり分かれやすいですし、数学は特に難易度の高いものを出題する高校もあるので、高得点は狙いにくい場合があります。

この点は意識して各科目の目標得点や、勉強時間はコントロールしたいですね。

まとめ

今回は高校入試の英語で満点を狙うための勉強法を解説しました!

勉強手順としては、

  • 過去問や模試で現状を把握する
  • (文法の復習をする)
  • 過去問演習をする

という順で、メインパートはあくまでも過去問演習です。

10年分×2周を最低ラインとして、勉強に取り組んでみてください。

それではまた、所長でした!

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