科目別勉強法

化学の重要問題集の正しい使い方と勉強する際の注意点

ども、ぽこラボ所長です!

今回は化学の重要問題集について。

正直全然進まないけど、このやり方でいいのか?

と思っている人いらっしゃるのではないでしょうか。

どれくらい時間をかけるべきかなどの目安も含めて、正しい使い方を解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください!

この記事の内容は以下の通り。

  • 重要問題集を使い始める適切なレベル、到達点
  • 重要問題集の具体的な勉強手順
  • 重要問題集を使う際の注意点

1つずつ解説していきます!

重要問題集を使い始める適切なレベル、到達点

まずは重要問題集を使い始める適切なレベルについて。

重要問題集に関しては、学校で採用されていることが非常に多いので、学校の先生から

この時期には重要問題集をバンバン解き進めていないとダメだよ!

的なことを言われてそれを信じて進めている人も多いと思いますが、そう言われている生徒さんの半分以上は

まだやるべきレベルじゃないな

と思えるようなレベルです。

重要問題集を使い始めるレベルとしては

セミナーの発展問題なら8割くらいは何も見ずに解答できる

を目安にしてみてください。

セミナーの代わりに、リードα、エクセル、センサーなどを使っていることもあるかもしれませんが、これも同じです。

こういった何百問もあるような学校採用系の問題集の発展問題に関しては重要問題集とレベル的に被っている部分もあるので、

発展問題が8割くらい解けるようになっていれば重問も半分近くは自力で解けるはずです。

正直、重要問題集に限らず正答率が半分を切るとかなり辛いと感じる人も多いと思います。

※重問を1冊目に使う人だと6割くらいの正答率がないと辛いはず。

ですので、そこに到達していない人は先に学校採用系の問題集から始めましょう。

>>セミナー化学、リードα、センサー化学の効率的な使い方、勉強法

学校採用系の問題集だけでも、発展問題まで全部解ける状態になっていれば、MARCHや関関同立レベルの大学の過去問は6割〜8割程度解けるので、重問が必要ない人も多いのではないでしょうか。

その上で重問に載っているものが全て解けるようになれば、東大や京大でも7割程度は狙えるようになります。

多くの理系大学は6割〜7割程度の得点で合格できるので、重問だけでほぼ全ての大学、学部はクリアできます。

重要問題集の具体的な勉強手順

次に具体的な勉強の手順に関してです。それが以下の通り。

  • 時間を計りながら解く
  • 解説を隅々まで読む&資料集をチェックする
  • 解説を閉じてその場で解き直す
  • 間違えた問題に印をつけて次に進む
  • 1周終わったら間違えた問題のみ2周目、3周目と進む

時間を計りながら解く

問題集を進める場合には、時間を計りつつ進めることが重要なのは、重問にたどり着く前に理解しておいてほしいですが、ここでも強調しておきます。

重要問題集の場合は、短時間で解ける問題が少ないので、ひとまず1問あたり10分から20分の幅で見積もっておくといいでしょう。

もちろん2〜3分程度手が止まってしまったら、その問題は諦めて2周目に解けるようになればOKです。

解説を隅々まで読む&資料集をチェックする

解説を読むのは当たり前のこととして、それに加えて資料集もチェックするようにしましょう。

重問レベルになってくると時々細かい知識がないと解けない問題も出てくるはずですが、これは資料集で確実にチェックしておかなければなりません。

覚えていない化合物や反応があったら、それを資料集でチェックして、その周りの内容まで目を通すように心がけてください。

こういったことをサボらない人の方がスピーディに成績を伸ばしていきます。

解説を閉じてその場で解き直す

解説を理解したら閉じてその場で解き直しましょう。

もちろん間違えた問題だけでOKです。

※たまたま正解していたものは解き直し対象です。

特に計算問題系は確実に手を動かしてください。

これをサボると計算系の問題がいつまで経ってもできるようになりません。

間違えた問題に印をつけて次に進む

間違えた問題は2周目に備えて印をつけて次に進んでいきましょう。

印がなければ、2周目でも1周目に正解した問題を解くことになってしまって時間の無駄になります。

1周終わったら間違えた問題のみ2周目、3周目と進む

1周終わったら2周3周と周回を繰り返してください。

1周でできるのであれば、誰も苦労しないので、2周目3周目へと進み、重問に書いていることは全て理解して解ける状態を目指しましょう。

重要問題集を使う際の注意点

重要問題集を使うときの注意点については以下の通り。

  • 詰まっても続きを読む
  • 1周で成果が出ると思わない
  • 最低でも2か月はみておくこと
  • 重問以上の必要性はよく考える

それぞれ解説していきます!

詰まっても続きを読む

問題を解く際ですが、途中で詰まっても続きの問題文を読んで、部分的にでも解ける所がないか探す癖はつけましょう。

(2)で詰まっても(3)が解けることはありますし、実際の入試では、そのように少しでも解ける所がないか探すわけですから、続きを読むように練習することは重要です。

特に重問くらい問題文が長くなってきてからは、この練習の重要度が増します。

もちろん、問題文の続きを読んでも手が止まる場合は飛ばしてしまってもOKです。

1周で成果が出ると思わない

重問に限らず全ての問題集で言えることですが、1周終わった程度では成果は出てきません。

2周目からが本番、3周目が仕上げです。

そこまで続けられればかなり実力はつくので、そこまで続けられる勉強計画、勉強のペースを意識してください。

重問であれば、10月末までには2周目までは終わらせて11月からは3周目と過去問演習というのが最低限クリアしたいペースです。

参考までに。

最低でも2か月はみておくこと

その上で、最低でも2か月は1周にかかると思っておきましょう。

「1問20分+解説理解など20分」の、合計40分。

これが300問程度なので、300×40=12000分=200時間です。

重問を使うのに適切なレベルの人だともう少し短時間で進めることも可能なはずなので、100~200時間と思っておくのがいいでしょう。

1日1時間だと3か月~半年、1日2時間だと1か月半~3か月。

正直、化学の重問だけにかかりっきりで勉強できる人は少ないので、せいぜい1日2時間程度が限界ではないかと思います。

そうすると最低でも2か月程度は1周目にかかると思っておくのが無難です。

ちなみに2周目は1周目の半分、3周目はさらに半分くらいの時間でクリアできることがほとんどなので、それも参考にしてください。

重問以上の必要性はよく考える

東大、京大、東工大などのような教科書では見かけないような化合物や実験を出題することがある大学を受ける受験生の中には

重問だけじゃ足りないんじゃないか

と思って、もう1段階上の問題集に手を伸ばす人もいますが、絶対必要になる大学は正直ないかなと思います。

ほとんどの受験生にとっては重問を終えたら、新しい問題集よりも過去問を大量にこなす方が合格には確実に近づくはず。

過去問もやりきってやることがなくなってから、別の問題集を考えても十分です。

20年分くらいは最低でも過去問をやって、満点を取れる状態を作った上で他の問題集を探しに行きましょう。

まとめ

今回は化学の重問の使い方と勉強するときの注意点について、解説しました。

参考にしてみてください。

それではまた、所長でした!

こちらの記事もぜひ参考にしてください!
>>高校初級から難関大受験までの化学の勉強法ロードマップ2021年版