ども、ぽこラボ所長です!
こんな風に思ったことはありませんか?
スタディサプリの化学の講座は2023年5月現在、
- ベーシックレベル化学基礎
- ベーシックレベル化学(新規映像授業、更新中)
- 高3スタンダードレベル化学<理論編>
- 高3スタンダードレベル化学<有機編>
- 高3化学<無機編>
- 高3トップ&ハイレベル化学<理論編>
- 高3トップ&ハイレベル化学<有機編>
の合計7講座もあり、どれを選べばいいのかわからないという人も多いはず。
また、使い方も視聴者にゆだねられていてかなり自由に使えるので、どう勉強すればいいかわからないというのも無理はありません。
この記事を読めば、「どのレベルの人がどの講座を見るべきか」「どうやって勉強をすべきか」ということが全てわかるようになっています!
この記事の内容は次の通り。
- 化学の勉強全体の流れ
- どのレベルの講座を視聴すべきか
- どのように勉強すべきか
- 理想の勉強スケジュールについて
自信を持って勉強するためにも、ぜひ最後まで読んでくださいね!
それでは1つずつ解説していきます!
目次
大学受験までの化学全体の勉強の流れ
スタディサプリを使って化学の勉強を始めたばかりの人は、「大学受験までの勉強の流れ」を意識できていない可能性が高いはず。
そこでまずは化学の勉強の全体像を把握しておきましょう。
基本的な流れは以下のチャートの通りです。
この「input」と書かれているところがスタディサプリで勉強すべき所。
化学はスタディサプリだけを勉強してもなかなか成績を上げることはできません。
スタディサプリで基本的な内容を理解した後に問題演習が待っていることを意識してテンポよくスタディサプリで勉強をしていきましょう!
スタディサプリ化学どの講座を視聴すべき?
上述の通り、スタディサプリの化学の講座は全部で7講座。
かなり多いですが、レベル別におすすめの講座は次の通りになります。
- 「化学に自信がない&未習単元に使いたい」ベーシックレベル
- 「化学が苦手ではない&未習単元に使いたい」スタンダードレベル
- 「未習ではないけどザっと復習したい」スタンダードレベル
- 「苦手な単元の難しい問題を解けるようになりたい」トップ&ハイレベル
ベーシックレベルは2023年5月現在、新規授業更新途中の新しい講座です。
他の科目のベーシックレベルの立ち位置を考えると「初学者に優しい講座」になるはず。
化学が苦手な人が未習単元を学習するのにはピッタリの講座になるでしょう。
スタンダードレベルは「化学が苦手ではない人が未習単元の学習に使う」もしくは「未習ではないけど全体をザっと復習する」のにおすすめの講座です。
トップ&ハイレベルは、「東大や京大などを目指しているけど、難しい問題には手も足も出ないという人が難しい問題のとっかかりをつかみたい」という人が特定の単元をしっかり勉強するのに適した講座になっています。
自分がどの講座を使うべきかイメージはつかめたでしょうか?
スタディサプリ化学を効果的に使うための超具体的な勉強手順
次にスタディサプリを活用する際の具体的な勉強手順について書いていきます!
- テキストを印刷をする
- 視聴する
- 確認問題を手を動かして解く
- 動画内で説明された問題を自力で解く
- 資料集の該当範囲に目を通す
それぞれについて少しずつ説明していきます。
テキストを印刷をする
スタディサプリは、テキスト(PDF)がで無料で入手できて印刷ができるので、必ず印刷をしましょう。
iPadのようなものを準備してスマホやパソコンで視聴しつつ、iPadでPDFにメモを取れる状態ならそれでもOK。
印刷をしておくことで、ノートに書かなくてはならないことを最小限に抑えることができて、その分授業に集中することができるからです。
視聴する
視聴する際に意識すべきことは1つ。
「今、その場で100%理解して覚え切るつもりで受けること」です。
これを実行しようと思ったらノートを取る余裕がない人も出てくるでしょうが、それで構いません。
板書を写すのはメモ程度におさえておいて、その場で100%理解して、100%覚え切るようにしましょう。
「大事そう、大事じゃなさそう」を視聴する側が判断してはいけません。
もちろんそれが1回で出来ないこともあり得るのは分かっていますが、気持ちだけは常にそのつもりで。
※ちなみに普段の学校の授業でもこのつもりでやっていれば、テスト勉強の時間はグッと減る上に得点は上がります。
確認問題を手を動かして解く
視聴したら確認問題を必ず解くようにしてください。
頭の中で解いて答えを確認する、といったやり方ではなく、確実に解いた形跡をノート、あるいはテキストに残しましょう。
手を動かして解くのが大事です。
もちろん計算問題は計算も自分でしてください。
これをサボる人は「分かったつもり」になりがちなので、絶対にサボらないように。
成績が上がらない人は確実に演習量が足りていません。
動画内で説明された問題を自力で解く
確認問題がなくとも、動画の中で説明された問題は確実に自力で解くようにしてください。
これも手を動かして自力でやってください。
化学の場合は、暗記するだけで問題になってないこともあるかもしれませんが、その場合は暗記すべきだったことを全て思い出せるか手を動かしながらチェックです。
これが出来なかった場合もやはり分かったつもりになっている可能性があります。
映像授業の講師は授業が上手い分、分かったつもりになってしまいがちなのは注意が必要な所です。
資料集の該当範囲に目を通す
化学に関しては、化合物の色や、実験器具の実際の形状など、確認してから覚えた方が効率がいい場合も多いので、資料集もぜひチェックしましょう。
学校で配られていない場合は必須なので必ず購入しましょう。例えば次のようなもの。
頻繁にチェックする癖をつけるだけでも習っている途中から受験までずっと有利になるので、必ず資料集に目を通すこともセットで取り組んでもらえればと思います。
スタディサプリ化学を利用する際の注意点
手順で説明した注意点とは別にいくつか注意しておきたいことがあります。
それが以下の通り。
- 授業だけで成績は上がらないこと
- 前の単元が不安になっても戻らずに先に進むこと
それぞれ説明していきます。
授業だけで成績は上がらないこと
映像授業を受けて理解はしても、それだけでは問題演習が少なすぎるので、ほとんど成績は上がらないと思っておいていいでしょう。
もちろんちゃんと授業を受ければ、「理解」は出来るので、学校の授業には困らなくなるはずですが、それとテストは別の話。
問題演習なしで成績は上がらないのは絶対に忘れないでください。
前の単元が不安になっても戻らずに先に進むこと
化学は1回で覚えきることができるような科目ではありません。
問題演習と必ずセットで進めないと、1つ1つの内容を100%紹介した状態で進めることはできないので、まずは先に進むことを優先しましょう。
不安にならないように進めたいのであれば、キリの良いところまで進むたびに問題集で演習してから次に進むようにするのがおすすめです。
大学受験を意識した理想の勉強スケジュール|いつまでに終わらせる?
大学受験を意識するのであれば、ペース管理も重要です。
以下の表をご覧ください!
こちらの◎のところでクリアできていれば基本的にはOK。
できれば高3の夏休み前までに未修範囲はゼロにしておきたいですね。
学校の授業だと高3の秋から冬くらいになってようやく一通り習い終える所も多いはず。
化学全体の理想のスケジュールの細かいことはこちらに書いているので、ぜひ参考にしてください!
スタディサプリ化学で基本のインプットが終わったら次に何をすべき?
化学はすでぃサプリで各単元の学習が終わるたびに、セミナーやリードαなどの傍用問題集で勉強していくのがおすすめです。
こちらの記事で詳しい勉強法を見てみてください。
まとめ
今回はスタディサプリを使って化学を勉強する方法をお伝えしました。
講座の選び方は次の通り。
- 「化学に自信がない&未習単元に使いたい」ベーシックレベル
- 「化学が苦手ではない&未習単元に使いたい」スタンダードレベル
- 「未習ではないけどザっと復習したい」スタンダードレベル
- 「苦手な単元の難しい問題を解けるようになりたい」トップ&ハイレベル
勉強法としては、次の手順で進めるといいでしょう。
- テキストを印刷をする
- 視聴する
- 確認問題を手を動かして解く
- 動画内で説明された問題を自力で解く
- 資料集の該当範囲に目を通す
ペースにも気を付けて進めてみてくださいね!
それではまた、所長でした!