浪人・多浪

【浪人生】予備校の授業を真面目に受けても成績が伸びない理由と対策

ども、所長です!

今回はこんな悩みをお持ちの浪人生向けの記事になります。

「予備校に行って授業もちゃんと全部出て、予習復習も真面目にしてるけど伸びないのはなんで??」

真面目に勉強しているのに報われないというのは悔しいですよね。

この記事に解説する内容を確認して、伸びない理由と、伸びるためにどうすればいいか理解しておきましょう。

本記事の内容は以下の通りです。

  • 真面目に勉強しているのに伸びない原因
  • 伸びるための対処法

真面目に勉強しているのに伸びない原因は?

予備校で浪人している人の中には、授業に出ていないのに伸びている人もいる一方、授業には全部出て、予習復習もしているのに伸びない人もいます。

真面目にやっているつもりなのに報われないのは腹立たしいと思いますので、まずは原因を塾講師の視点で解説していきます!

大きな原因は以下の2つのはずです。

  • 必要な部分を選択的に勉強できていない
  • 必然的に演習量が少なくなっている

それぞれ詳しく説明します。

予備校の授業だと必要な部分「だけ」を選択的には勉強できない

予備校の授業に出ている方は、ある程度レベルのあったものを選んでいるとは思いますが、全員が全員ピッタリのレベルの授業を選択できているとは限りません。

東大クラスとか、京大クラスとかならまだしも、早慶クラスですら早稲田を受ける人と慶應を受ける人では必要なものが違いますよね?

もちろん同じ東大クラスの中でも、整数で得点を取りたい人もいれば、整数は捨てている人もいるはず。

授業を真面目に受ければ真面目に受けるほど、実は「不必要な勉強に時間を割いている」確率が高くなってしまいます。

集団授業が基本ですから、予備校の授業を使って勉強するときには、これはどうしても避けられないものです。

同じテキストの中でも、すんなり解ける問題もあれば、全く手がつけられない問題もあるのではないでしょうか。

全ての問題、全ての授業に本気で取り組むと、必要な部分の選択ができませんので、注意が必要です。

予備校の授業と予習&復習だけでは演習量が足りない

はっきり言って予備校の授業を全部理解しただけで、大学には合格できません。

そんなの予備校の先生ですら全員分かっています。

※それが分かっていない予備校の先生がいたら、あまり信用しない方が良いくらいです。

長文を例に出してみますが、半年の予備校の授業の中で扱える長文の数なんて、たかだか10〜20くらいですよね?

多くても30〜40程度だと思います。

これではどう考えても足りません。

長文の実力をつけたい浪人生なら2日で1長文は必要です。

最低ラインでも3日で1長文ですね。

この最低ラインのペースでいけば180÷3=60長文は半年でこなすことができます。

予備校の授業だけの生徒と比べると20〜40くらいの長文の演習量の差になります。

間の30長文をとっても2倍くらいの勉強量の差になってしまいます。

全教科で2倍の差がついてしまったら、本人の持っている能力の差に関係なく、落ちる人と受かる人分くらいの差になるものです。

前提条件を見直す必要がありそうですよね。

つまり「予備校の授業だけ真面目にやっても演習量が足りないから受からない」という前提で考える必要があるということです。

どう対策すれば伸びるのか

それでは具体的な対策に移っていきましょう。

ステップは次の4つです。

  • 予備校の授業、予習復習の各項目を必要不必要で仕分けする
  • 演習量を補うための教材を設定する
  • 時間割を整理する
  • データを取りつつ改善する

それぞれ詳しく解説していきます。

予備校の授業、予習復習の各項目を必要不必要で仕分けする

伸びない原因は圧倒的に演習不足。

そして演習量が足りないならば演習量を増やす必要が出てきます。

しかし、予備校の授業を全て真面目に聞いて、全て真面目に予習復習していたら時間が足りないはずです。

まずは「本当に必要なのか」を全て整理しましょう。

必要か不必要かの判断基準は以下の通りです。

  • 授業を受けることで「何が伸びるのか」
  • 授業の必要な部分と考えたパートは「今その部分を伸ばすべきか」「その理由を説明できるか」
  • 1人でこなすのと授業でこなすのとコスパがいいのはどちらか

授業を受けることで「何が伸びるのか」

予備校の先生が一流の教え方をしてくださるのは、大前提として、

その授業を受けることで「何が伸びるのか」説明できますか?

たとえば、長文の授業を受けることで何が伸びるのでしょうか?

「構文を把握する力」ですか?
「文章全体の論理構成を把握する力」ですか?
「問題に正確に速く対処する力」ですか?

大事なのは全体じゃなく部分部分で判断することです。

要するに「A先生の授業のBっていうパートが分かりやすいし、今の自分に必要だから、そこは真面目に取り組もう」といった感じです。

A先生の授業が全て必要なわけではなく、Bっていうパートだけが必要なこともあるでしょうから、そういった部分部分で細かく判断をしていきましょう。

授業の必要な部分と考えたパートは「今その部分を伸ばすべきか」「その理由を説明できるか」

その有益な部分は他の科目や内容と比較して、優先度が高いですか?

優先度が高い理由は説明できますか?

「基礎は大事だから」

といった曖昧な説明ではダメです。

なぜ基礎は大事なのですか?

判断が難しいなと思ったら、「その要素が伸びなかったら、どういう点で受験に不利か」を考えてみましょう。

例えば英文法ができないと長文も作文も全て出来ないので、圧倒的に不利ですよね?

でも文法の「問題演習」の必要性は実は低くなってきています。

共通テストでは出題されませんしね。

出題はされないけど、「演習は文法を理解するために大事」というのはその通りですが、それは授業で扱う必要がありますか?

どうでしょう?自分で問題演習の参考書を解き進めた方が効率的ではありませんか?

このように1つ1つの科目の1つ1つの要素を細かく見ていってくださいね。

1人でこなすのと授業でこなすのとコスパがいいのはどちらか

ここまでできれば、あとはそれを授業として受ける必要があるのか、それとも自分でやった方が早いのか、を判断しましょう。

「嫌いで伸ばすべき分野」は授業の方が効率が良いかもしれませんし、

「伸ばすべきではあるけど、好きな分野」ならば自分で集中して勉強した方が速いかもしれません。

授業を神聖視してはいけません。

授業は、あくまでも「説明が丁寧でわかりやすい参考書」の究極系だと思ってください。

説明が丁寧な参考書であればあるほど、問題数は少ないし、進むスピードは遅くなるものです。

今のあなたはどんな参考書を使う時期ですか?

演習量を補うための教材を設定する

授業で必要な部分の仕分けが出来れば、そのころには自分で演習する部分の仕分けも終わっているはずです。

自分で演習をすると決めたのであれば、教材まで設定していきましょう。

「分からないなら調べましょう」

本当にこれにつきます。

失敗する浪人生は本当に自分の勉強のことを自分事として捉えられていません。

自分で調べれば分かることくらいは自分で調べる癖をつけていきましょう。

調べる手順は独学用のページを以前アップしているので参考にしてください。

>>【大学受験独学】あなたに必要な学習量は?調べる手順を解説します

もし1度も参考書や教材について調べたことがないなら、自分の人生を他人に任せすぎかもしれません。

もちろん調べれば調べるほど、迷路に迷い込むことはあるかもしれませんが、

調べた上で予備校の先生に相談すれば、より納得感を持って足りない部分を補う演習書に取り組むことが出来るはずです。

時間割を作る

次にここまでに整理した情報を元に時間割を作り直しましょう。

あなたの手元には予備校の授業の時間割しかないはず。

自習についても合わせて時間割を考えていく必要があります。

また授業中も全ての授業を聞く必要はないことも分かっているはず。

授業中の自分には不要な時間に何をやるかも整理しましょう。

時間割は「何時から何時まで」「何を」「どれくらい進めるか」の3つセットで朝から晩まで通しで作ってみてください。

最初のうちはペース設定も上手くいかないはずですが、修正を繰り返して少しずつよくなるはずです。

時間割については、こちらの記事でより詳細に説明しています。

>>【大学受験】独学向け失敗しない勉強計画の立て方と修正法

データを取りつつ改善する

大事なことは、すぐに完璧な時間割が出来るとは思わないことです。

思ってたより進まないなんてことも普通にあります。

調子の良い日もあれば、悪い日もあるでしょう。

その日の調子によってペースが崩れることもあるはずです。

苦手な単元はゆっくり進んでしまって、得意な単元は速くなることもあります。

少しずつデータを取って、各教材ごとに「何分でどれくらい進むか」を見極めて時間割を整理していきましょう。

ほとんどの場合は最初の段階では「甘く見積もっている」はずです。

例えば、1時間で10問くらい進むと思っていたけど、実際にやってみると5問しか進まなかったとか。

そうすると、単純に勉強時間を増やさなければならないということですよね。

浪人生なら過去問以外のことは7月中には全て終わらせて、8月以降は過去問メインという人も大勢います。

それくらいは余裕で出来るものなので、そのペースを作れてないなら単純に勉強時間が短い可能性を疑うようにしましょう。

真面目に全ての授業の予習復習をやらないと不安になってしまう場合は?

全部真面目にやらないと不安になることもあるでしょうが、それで失敗する人が大勢いるという事実を受け入れることからスタートするしかありません。

「本当に全部真面目にやる必要があるかどうか」という判断を自分で下しましたか?

「何も調べず、何も考えず、ただ不安に思っている」だけではありませんか?

本当に真面目な人は「調べる作業」を絶対にサボりません。

まずは、しっかり調べましょう。

人間は知らないことに不安を覚えるものです。

知るところから初めてみてください。

まとめ

今回は予備校での浪人を成功させるためのコツをまとめました。

全ての授業を真面目に受けて、真面目に予習復習していても受からない人は大勢います。

自分で調べて、考えて、必要なものと不要なものは判断しましょう。

足りないものは自分で補いましょう。

最後まで読んでくれたあなたなら成功できるはずです。

頑張ってください。

それではまた、所長でした!

浪人生向けの記事はこちらにまとめいます。

>>浪人・多浪生のための勉強法まとめ