ども、ぽこラボ所長です!
今回はタイトル通り、東大に行きたいと思っている中学生向けの記事になっています。
主に地域の公立の中学校に通っている生徒さんをイメージして執筆しました。
逆に、超有名な中高一貫校などに通っている人向けの記事ではないので、その点ご容赦下さい。
正直、ふつうの中学校に通っていると「東大に行く」は割と夢物語みたいに思われてしまいがちですが、意外とそんなこともありません。
この記事を読んで「行けるかもな?」と思える人が少しでも増えればいいなと思っています。
私自身も地方の公立高校出身なので、参考になるはずです。
この記事では以下の4つのパートに分けて東大に入るための勉強法を解説します。
- 誰でも頑張れば東大に入れる?
- 学年別に意識すべきこと
- 科目別に意識すべきこと
- 高校入試で意識すべきこと
それではそれぞれ見ていきましょう!
目次
誰でも頑張れば東大に入れる?
これまで塾で指導してきた経験上、言葉通り本当に「誰でも」というのは正直難しいかもしれません。
というのも一部にはIQ70~84の知的障害としては診断されないけど、ギリギリラインの人もいらっしゃるからです。
7人に1人くらいと言われているので、大体クラスに5人くらいの割合ではいらっしゃいますし、これまで「そうじゃないかな?」と思われる生徒さんも塾で何人か指導してきましたが、
このような生徒さんは勉強でものすごく苦労して東大に入るくらいなら、他のことに全力を注いで勉強以外の才能を見つけることをおすすめします。
逆にいわゆる「普通に勉強すれば、普通レベルの成績が維持できる」生徒さんであれば、頑張れば東大に受かることは可能です。
ただし、この記事を読んだ時点で勉強トップ層との差が大きい可能性はあるので、かなり勉強しなければならないこともあります。
勉強の質は大事ですが、質だけでなく、勉強「量」がある程度必要になることは最初から意識してチャレンジしてもらいたいと思います。
普通程度の理解力さえあれば、正直あとは「受かるまでに何年かかるか勝負」です。
十分な勉強ができれば高3からストレートで東大生になれますし、勉強が足りていなければ浪人(場合によっては複数年の浪人)を経験してしまいます。
それでも受かるまで諦めなければ多くの人は受かるのは間違いありません。
※ただし現実的には2浪、3浪くらいを限度に挑戦を止めるのが無難です。それ以上の浪人をするくらいなら一旦他の大学に進学しておいて、大学院から東大に進学する方法もあります。
以下、現役で合格するための方法を具体的に説明するので、どうやって勉強すべきか理解していきましょう。
東大に行きたい中学生にアドバイス!学年別に意識すべきこと
まずは学年別に意識すべきことです。以下の4つに分けて解説していきますね。
- 中学入学前
- 中1
- 中2
- 中3
中学入学前の勉強の注意点
小学校の勉強内容で理解していない部分があっても、地域の中学校であれば(入試がないので)ふつうに進学できてしまいます。
多くの場合は小学校内容に抜けがあるので、時間があれば抜けは確実に潰しておきましょう。
一般的に東大に受かる人であれば、小学校のテストは「ほとんど満点に近い点数で、1問2問くらい間違えることがある」くらいの感覚です。
小学生時代に90点未満の得点を連発していた場合は必死に復習しておきましょう。
科目的には特に算数と国語が重要です。
算数は「文章題が苦手」「割合が苦手」というのがとりわけ致命的なので要注意を。
スタディサプリなどの映像授業で解説を見て、問題集で問題演習をするといいでしょう。
スタディサプリであれば、中学生でも小学生内容の映像授業を追加料金なしで視聴できるので、おすすめです。
以下の記事も合わせてご覧ください!
問題集は次のものがおすすめです。
国語に関しては、読解力は徐々に伸びるので、多少苦手くらいなら、あまり気にしなくてもOK。
それよりも漢字やことわざ、などいわゆる「暗記系の内容」は完璧にした状態で中学生になりたいですね。
語彙に漏れが多いと、中学、高校で授業についていけなくなります。
こちらは最初からドリル形式のもので演習をくり返せばOKです。
以下におすすめのものを載せておきますね!
中1の勉強の注意点
中1で重要なことは3つあります。中1での勉強のスタンスがこの記事で1番大事なので、注意深く読んでもらえればと思います。
以下の3つを順に解説しますね。
- 1学期の中間テスト&期末テスト
- 授業の受け方
- テスト勉強の感覚
1学期の中間テスト&期末テスト
まず何より重要なのは1学期の中間テストと期末テストです。
何が何でも1位を取ってください。
全科目95%以上取れれば、たいていは1位になれるので、そのつもりで勉強しましょう。
これを目指す上で大事なことはこの後すぐ解説します。
なぜ中1の1学期が大事かというと、この中間・期末テストで抜けがあると、この後全ての授業で少しずつ取りこぼしが出てくるからですね。
学校の授業をサボることはできないので、授業で取りこぼしを1つも作らないのが、最も効率の良い受験勉強になります。
1日たった10分間だけでも授業内容の取りこぼしがあれば、1年の登校日数は200日くらいなので、1年で2000分の取りこぼしに。
それが3年続けば中学卒業までの時点で6000分=100時間の勉強時間の差がトップ層とついてしまうことになります。
また、最初のテストで「勉強ができる人」というキャラになっておけば、人間はそれを失うのは嫌な生き物なので、自動的に勉強のモチベーションがわくのも大きなメリットです。
というわけで中1の1学期の2回のテストは確実に1位を取りに行きましょう。
授業の受け方
上述したように仮に1日10分でも授業内容を取りこぼせば、それが3年続くだけで100時間の勉強の差になります。
それくらいで済むなら10時間勉強×10日程度で取り返せるので大したことないですが、正直ほとんどの中学生は1日10分程度の取りこぼしではすみません。
※毎授業15分ずつ以上取りこぼしている中学生も多いのでは??
ちゃんと授業を聞いて、ノートを取っている場合ですら、取りこぼしていることがあるので、授業中に寝ていたりすると絶望的です。
まずは「しっかり起きて授業を全て聞き続けること」が重要です。
次に「教師の言葉を一言一句聞き逃さない意識」を持ちましょう。
黒板に書いていることをノートに書き写して満足している人が95%以上だと思いますが、それは大前提中の大前提。
むしろ「黒板には書かれなかったけど、チラッと教師が漏らした言葉」もメモしていくくらいの感覚で丁度いいでしょう。
これを確実に行うためには多少ノートの綺麗さを捨てる必要があるかもしれませんが、それくらいは問題ありません。
それよりも確実に聞き取ってメモすることを優先しましょう。
※どれだけ集中しても授業を聞きながらメモできない場合は、そういった勉強法が苦手な可能性もあるので、授業以外の部分で勉強時間を稼いで、参考書で勉強するのがおすすめです。
こちらに授業を受ける時のコツをまとめているので、ぜひ参考にしてください!
テスト勉強の感覚
テストは全科目本気で満点を目指しに行きましょう。
冗談ではなく、全ての科目で必ず毎回満点を目指してください。
これは東大受験の最低ラインだと思っておきましょう。
※下手に偏差値の高い中学に進学してしまうと、「平均点で満足してしまう」よくない癖がついてしまうこともあります。
まずは「テストで出そう」「テストで出なさそう」のような感覚はゼロにしましょう。
習ったことやテスト範囲の教材に書いてあることは「全て」理解&暗記する気持ちでテスト勉強に挑むのが当たり前なので、「出なさそう」でも学習するものです。
テスト勉強の方法は以下の記事で全科目解説しています!
中2の勉強の注意点
中2になると、苦手な科目がハッキリしてきたり、手の抜き方を覚えたりし始めます。
その2点だけ中1の注意点に追加して勉強を続けましょう。
まず苦手な科目に関しては、「苦手」を言い訳にしないことが重要です。
東大に受かる人なら、苦手科目でも中学レベルの内容はテストで満点を取ります。
また手を抜くのもダメです。
「この科目はこれくらいやっておけば90点は切ることがない」
のような甘えが出てくるのが中2。
その気持ちは分かりますが、それでも全ての科目で満点を狙うのが東大に行きたい人のやるべき勉強です。
中3の勉強の注意点
上で書いたことを意識して中1、中2を過ごした人ならば、中3になって注意すべきことは特に増えるわけではありません。
しっかり授業を聞いて、テスト勉強は必ず手を抜かないように満点を狙い続けてください。
高校入試に関する模試なども受ける地域が多いかと思いますが、それらはテスト勉強のように事前に対策するのが少し難しいはず。
模試のための勉強はしなくていいので、受けたものをしっかり復習して同じ問題で2度間違えないようにしておくのが重要です。
ちゃんと普段の勉強ができていれば、それほど低い点数を取ることがないはずなので、復習も短時間で終わるはずです。
※現段階で中3の人で、遅れが出ている人は模試の復習やテスト勉強などを必死に続けることで中1、中2の取りこぼしを全て回収しましょう。
テスト直しの方法はこちらにまとめています。
東大に行きたい中学生向け!科目別に意識すべきこと
続いて、科目別に注意点を見ていきましょう。
以下の順で見ていきますね。
- 全科目共通の内容
- 英語
- 数学
- 国語
- 理科
- 社会
- その他の教科
全科目共通の内容
まず全科目共通の内容としては、授業の受け方とテスト勉強の方針ですね。
上で説明した通り、授業を受けるときに大事なのは
「教師の言ったことを一言一句取りこぼさず、できるだけメモすること」
です。
またテスト勉強に関しては、「毎回」「全科目」「満点」を狙って勉強するのが大事です。
改めて授業の受け方と、テスト勉強の方法は以下に詳細記事のリンクを貼っておきます。
英語
実は東大は英語ができる人がかなり有利な入試形式になっています。
文系だろうが理系だろうが全科目に占める割合が高く、他の科目と比べて、一定水準を超えた人なら得点を安定させやすい科目だからですね。
そして、その英語の基礎の基礎は中学生のときに習います。
重要なことは
- 文法項目を確実に理解すること
- 出てきた単語の発音、スペル、意味を覚えること
- 発音記号を覚えること
の3つですね。
特に注意してほしいのは発音とスペルです。
発音やスペルが多少曖昧でも、テストでは満点近い得点を取れてしまうので油断しがち。
発音記号まで中学生のうちに必ず覚えておきましょう。
教科書には必ず発音記号が書いてあります。
授業で使われる音源と発音記号を見比べているうちになんとなく覚えられるはずです。
英語は独学で高校レベルにがんがん進んでしまっても問題ありません。
※ただし、高校レベルが分かっていても中学のテストや高校入試で満点が取れないようなら意味がありません。
数学
数学で重要なことは3つ。
- 暗記で済まさず理解すること
- 手を動かすこと
- バツ直しをすること
テストで点を取るだけであれば、理屈が分からなくても公式の使い方を暗記しておけば済む問題もたくさんありますが、暗記で済まさずに「理解」することが重要です。
もちろん暗記が不要と言っているわけではありません。
理解した上で暗記もしっかりしてください。
次に手を動かすことです。
特に間違えた問題の復習のタイミングで、「解説を読んで理解して終わり」になっている人が大勢います。
自分の手を動かして確実に計算をこなしてください。
東大の入試は計算が速い人が圧倒的に有利です。
中学生のうちから、計算力がつくトレーニングは絶対にサボらないようにしましょう。
最後はバツ直し。
他の科目でもバツ直しは重要ですが、数学は特に重要です。
発展問題は初見で解ける必要はありません。
解けなくてもバツ直しをくり返して自力で解けるようになる方が重要です。
国語
国語では基礎知識を中学生のうちに身につけておくことが最重要です。
具体的には
- 文法
- 漢字
- ことわざ、四字熟語
このあたりは手を抜いて勉強している中学生がかなり多いですが、こういった部分で手を抜いている人は東大にはいけません。
少しでも基礎知識が多い方が、他の科目の理解力が高まるので、国語で出てきたものは全て暗記していきましょう。
また国語は他の科目と比べても圧倒的にテスト勉強が雑な人が多いです。
国語も確実に満点を狙いにいきましょう。
理科
将来的に文系に進むことが決まっていても理科は重要です。
東大に進学したいならとにかくどの科目も手を抜かないでください。
都道府県によって高校入試のシステムは違うはずですが、英数国よりも理科社会の方が配点が低かったり易しかったりすることがあるはず。
その場合でも確実に勉強はしてください。
計算系の問題は数学と同じく、バツ直しをすることと手を動かして確実に自力で計算することが重要です。
理科の方が数学よりも、解き方さえ暗記しておけば解ける問題が多いですが、ここでも確実に「理解」はするようにしてください。
暗記系の問題は各用語の「説明文」が与えられて、それに該当する用語を書くことは誰でもできます。
用語を与えられて、その説明を自分の言葉でできるようになるのが基本方針です。
また、「実験」は一生でそのタイミングでしか経験できないものがほとんど。
これはその場で完璧に習得するのをおすすめします。
東大に受かるような人は、中学時代にやった実験くらいはたいてい大人になっても頭に入っています。
また理科は中1〜3までの内容につながりが薄い部分もあり、中1で習ったことが突然高校入試で必要になったりします。
中1から中3の最後まで本気で勉強してください。
社会
社会も理科と同じく中1〜3までの内容につながりが薄い部分もあり、中1で習ったことが突然高校入試で必要になったりします。
中1から中3の最後まで本気で勉強してください。
社会は暗記系がメインになりますが、これも理科と同じく、各用語の説明を自分の言葉でできるようになることが重要です。
理系に進むことを決めていたとしても、確実に毎回満点を狙いましょう。
その他の教科
5教科と比べて保健体育や音楽のような科目は力を抜いている人が多いですが、地域の中学校出身で東大に行く人は、大前提として内申はほぼオール5です。
つまり5教科以外のテストも手を抜かずに満点を狙いに行きますし、音楽だって体育だって真面目に授業を受けています。
5教科の勉強と比べると、器用さとか体力とか才能っぽい要素が入ってくるので、自力で上達するのは簡単ではないですが、苦手なら苦手なりに真面目に取り組んで内申5を目指してください。
家庭科の栄養学が高校化学で出てきたり、技術や美術で習う図法が数学の図を綺麗に描くのに役立ったり、音楽の楽典が歴史や高校数学、高校物理に関係していたりするので、意外と基礎的な教養はバカになりません。
こういう所で手を抜く人は高校に入ってから必ず手を抜いて失敗します。
また、以下で詳しく解説する高校入試でも内申は重要になってくることが多いので注意が必要ですね。
東大に行きたい中学生が高校入試で意識すべきこと
続いて高校入試に関してアドバイスをまとめていきます。
東大に受かりたいのであれば、高校入試は1つの大きな分岐点。
重要になるのは次の3つでしょう。
- 高校選び
- 入試の勉強方針
- 入試後の注意点
それぞれ解説していきます。
高校選びのポイントは?
高校選びに関しては
「東大に受かるには超有名な私立の進学校に行かなければならないか?」
みたいな疑問が出ることがあるかなと思います。
結論から言うと、公立高校でも各都道府県のトップの高校であれば、ほとんどの場合東大に受かる人は毎年出ているはずです。
※一部例外はあります。
高校を選ぶときには、各高校の進学実績を3年分くらい見てみましょう。
HPなどで見られるようになっていることがほとんどなので、確認してみてください。
偏差値の高い高校順に進学実績を見て、現役・浪人合わせて毎年5人以上受かっている高校に進学するのがおすすめです。
できれば10人以上受かっている高校を選ぶとなお安心できるといった所でしょう。
「都道府県名 高校 偏差値」で調べれば、高校の偏差値が出てくると思いますが、一般的に偏差値70以上の高校であれば、心配することはありません。
文系なら京大、一橋大などに進学している人が多いのであれば東大も十分同じレベルなので、これらの大学への進学数も参考になります。
理系なら京大、東工大、全国的に有名な国立大の医学部なども東大と同じレベルです。
※ただし地方国立医学部は指定校推薦組がいて、このコースで進学する場合はそれほど学力は必要ないので注意が必要です。
こういった進学先に進学している高校がない地域もあるはずなので、その場合は通える範囲で最も偏差値の高い所に進学しましょう。
極論、偏差値50の高校からでも鬼のような努力をすれば、東大現役合格も不可能ではありません。
高校入試の勉強方針
ここでは公立高校の高校入試に絞って、受験勉強の方針をまとめます。
仮に各都道府県のトップの公立高校に入学したとしても、その中でさらにトップ層に入らなければ東大に受かることはできません。
少なくとも高校入試は全科目満点を狙っていきましょう。
※実際に満点をそろえるのは難しいですが、それくらいのつもりで勉強はしてください。
入試範囲はそこそこ広いので、短期間で全範囲の復習をするのは難しいはず。
過去問や模試を解いて、間違えた範囲の周辺をしっかり復習するという方針で進めるのがおすすめです。
ちなみに私が東京都立高校の受験対策を個別指導する時は、過去問を10回分2周を最低ライン、20回分2周を安全合格ラインの基準にしています。
高校入試の勉強法は全科目ここにまとめているので、参考にしてください!
高校入試後の注意点
高校入試に受かったところで気を抜いてしまうと、仮に勉強習慣が身についていたとしてもそれを失ってしまいます。
できるだけ勉強習慣を失わないように、毎日短時間でも勉強を続けたいですね。
超有名な中高一貫の進学校に通っている人は有名な塾の春期講習などでバンバン勉強していますし、そもそもそんな人たちは高1の段階で高2の勉強内容の勉強を始めています。
高校入試が終わったくらいで休んでいる場合ではありません。
英語と数学の予習を自力で始めるのがおすすめです。
スタディサプリなどで勉強するといいでしょう。
春休み中の詳しい勉強法はこちら。
よくある質問
いくつか質問されそうなことをピックアップしてみました!
- 部活や習い事と両立できる?
- 今、こんな学力状況ですけど東大に行けますか?
- 偏差値50台の高校から東大に行けますか?
これらも最後に補足しておきます。
部活や習い事と両立できる?
部活や習い事と両立して東大に合格する人は大勢います。
ただし、部活もフルでやり込んで、勉強も完璧で、しかも友達とガンガン遊んで、ゆっくり睡眠時間も取る、みたいな人は見たことがありません。
部活と勉強と睡眠を取るなら、遊ぶ時間はなくなると考えておくといいでしょう。
ものすごく大雑把に言うと
- 部活、勉強以外の習い事など(週5以上のフルコミットの場合)
- 勉強(テスト勉強、受験勉強)
- 十分な睡眠(7時間以上)
- 趣味(ゲームやYouTubeなど含む毎日2時間以上)
- 友達と遊ぶ(週1以上定期的に)
これらのうち3つまでなら、そこそこ並行して進めることは可能ですが、4つ以上はほぼほぼ不可能でしょう。
また、この記事を読んだ時点での学力レベルによっては、上記のうち2つまでくらいに収めないと難しい場合もあります。
既に勉強が遅れている場合は「勉強」と「睡眠」の2つ以外を選べないこともあるかもしれませんね。
以下の記事も参考にしてください。
今、こんな学力状況ですけど東大に行けますか?
この記事を読んだ段階で全然学力レベルに自信がない方も多いはず。
なので
「今、これくらいの学力なんですけど、東大に行けますか?」
という質問も「あるある」ですが、正直これに関しては、一人ひとり状況が違いすぎるので、何とも言えません。
1つ言えることとしては「無理そうでもやってみるしかない」ということですね。
「勉強を本気でやってみて東大に進学できなかったら嫌だ」といった感情が少しでもあるような人は、なかなか東大に受かるのは難しいのは事実。
そんなことを考えてる暇があったら勉強する方が良いに決まってますよね。
経験上、「東大を受けるか、それとも他の大学を受けるか」と少しでも迷っている受験生と、東大一本に絞っている受験生とを比べると勉強量が全然違います。
別に勉強して損はしないので、とりあえず勉強してみてください。
東大を受けるかどうするかなんて、高3になってからの判断で十分なので、そこまではがむしゃらに勉強してほしいところです。
また、東大に受かること自体は頑張れば多くの人には可能です。
それにかかる時間に差があるということを意識してもらえればと思います。
偏差値~~の高校から東大に行けますか?
この記事を読んだ時点で高校生だったり、中学3年生だったりしたら、すでに高校選びで上述した高校に行けていないor行けない可能性も高いと思います。
そんなときによく出てくるのが
「偏差値~~の高校からでも東大に行けますか?」
という質問です。
こちらも結論から言えば、「中学時代に普通くらいの勉強をして普通くらいの成績を維持できた」人であれば可能ですね。
ただし偏差値が低い高校には東大を目指す人はいないので、仲間はいませんし、学校の先生も協力的でない可能性は高く、ものすごくハードルは高くなってしまいます。
偏差値65を下回る高校で現役で東大に受かるためには、学校の授業はガン無視して独学で勉強に突っ走らなければならないこともあるので、先生や保護者との衝突はありうると思っておいた方がいいでしょう。
まとめ
東大に行きたい中学生向けに勉強のアドバイスをしました。
1番大事なことは、授業でもテストでも模試の復習でも、絶対に妥協しない勉強を続けるということです。
多くの人は何かしらの妥協をしているために、東大から遠ざかっていっています。
この記事を読んでくれた人にはぜひチャレンジしてもらいたいと思います。
それではまた、所長でした!