科目別勉強法

英文解釈のおすすめ参考書と効率的な勉強法

ども、ぽこラボ所長です!

今回は英文解釈について。

受験勉強を始めるまで「英文解釈」という言葉すら知らなかったという人も多いのではないでしょうか。

単語や文法の次に勉強すべき英文解釈ですが、英文解釈を素っ飛ばして長文読解の勉強に入っている人も大勢見かけます。

実際の所、少し遠回りに見えても英文解釈の参考書で勉強する方が効率的に勉強が進むのは間違いないのでぜひみなさんに取り組んでもらいたい所。

そこで今回は英文解釈の勉強のメリット、おすすめ参考書、効率的な学習法を余すことなく解説していきます!

この記事を読めば、すぐにでも勉強ができる状態になるので、参考にしてみてください!

英文解釈とは?英文解釈の勉強のメリットとは?

まずは英文解釈とは何か改めて簡単に説明した後、英文解釈を勉強するメリットを解説していきます!

※英文解釈がどういうものか知っている方はスクロールしておすすめ参考書のところから見てもらって大丈夫です。

英文解釈とは?何を勉強するの?

それではまずは英文解釈がどういう勉強なのかを簡単に説明します。

英文解釈で勉強することは主に2つ。

具体的には、

  • SVOCMを文に振れるようになる
  • 句、節が文法的に説明できるようになる

の2つがクリアできればOKです。

SVOCMがそれぞれ何を指すかは文法の勉強をすればわかるはずですが、それを実際の英文に自分の手で振れるかどうかは別物。

できるようになるためには、それなりの勉強が必要です。

SVOCMが判別できれば、それぞれの要素が短い(少ない語数)場合は正しく文章が読めるようになるでしょう。

ただし、それぞれの要素が長くなったり、句や節による修飾が入ってくると難しくなってきます。

実際、文法の勉強の中で、様々な句や節のパターンは知っていても、節や句がそれぞれどの語にかかっていて、何の役割(名詞、形容詞、副詞)を果たすのかなどを実際の英文では説明できないことも多いはず。

これも同じくそれなりの勉強が必要になります。

例えば、that節は名詞節になるもの、形容詞節になるもの、副詞節になるものがありますが、それぞれ説明できますか?

こういったことを50〜100語程度の文章を使いながら勉強していくのが「英文解釈」の勉強です。

英文解釈の勉強のメリット

英文解釈の勉強をすると「辞書を持ってゆっくり読めば、どんな英文でも読める」ようになります。

文法と単語の勉強をしただけでは、意外と実際の英文が読めなかったりするのですが、それは英文解釈の勉強不足。

勉強不足だと、知らない単語を辞書で調べても「ここではどの用法でどの意味なんだろう?」と困ってしまうこともよくあります。

これがなくなるだけでも大きな成長です。

もちろん、できることなら辞書なしで素早くどんな英文も読めるようになりたい所ではありますが、それはまた他の勉強が必要になります。

一歩一歩着実に成長していきましょう。

おすすめの英文解釈の参考書

ここから英文解釈の勉強を進めるのにおすすめの参考書を紹介していきます。

レベルを3つに分けて紹介するので、参考にしてください!

  • 文法の勉強をしたけど、まだまだ文法用語が不安
  • 文法用語はわかっているはずなので実践的な英文解釈から始めたい
  • かなり難しい英文でも読めるようになりたい

文法の勉強をしたけど、まだまだ文法用語が不安

文法の勉強をしても、文法用語にはまだまだ不安があるという人も多いと思います。

そんな人はまずは易しい参考書から始めて徐々にレベルを上げていくのがおすすめです。

例えば、次のような参考書を使ってみてはいかがでしょうか。

易しい順に並べてみました。

「基本はここだ」は1番易しく文法用語まで解説してくれています。

超入門もそれなりに易しいですが、ときどき難しい単語や文章が出てくることがあるので注意が必要です。

ただしシリーズものなので、次のレベルへの接続はしやすいでしょう。

リーディング教本も説明は丁寧ですし、取り上げられている英文量も多くはないのですが、やや説明が固いと感じる人も多いはず。

多少固くても丁寧な説明の方が好ましい人にはおすすめです。

入門英文問題精講は、この中ではやや量が多いので、次のレベルとの間くらいの参考書になります。

これを選べば、1冊だけでもギリギリ長文の演習にも進めるかもしれません。

基本的に、ここで紹介したレベルの参考書はサッと終わらせて次のレベルに進みたいので、迷ったら「基本はここだ」だけをササっと終わらせる形でOKです。

このレベルの参考書だけだと長文読解の勉強を始めても苦しいと思うので、2冊目は次に紹介する中から選ぶといいでしょう。

文法用語はわかっているはずなので実践的な英文解釈から始めたい

文法用語は文法の勉強の中だったり、上に紹介した参考書で勉強した人は次の中から1つ選んでより実践的な学習を進めましょう!

レベルとしては上3つは大体同じくらい。

量は入門70<英文熟考<基礎英文問題精講といった感じです。

基礎100だけはこの中では少し難しめではありますが、大学入試を考えると難しすぎるほどではありません。

ちなみに英文熟考だけ上下巻の2冊あるので注意してください。

迷ったら、入門70を選んでおけばOKです。

旧帝大や早慶以上の私立などの難関大学受験を控えている人は、基礎100でもいいですね。

このレベルの参考書を1つ選んでしっかり勉強すれば、長文読解の勉強に進んでOKです。

かなり難しい英文でも読めるようになりたい

かなり難しい英文も読めるようになりたい人、具体的には新聞とか洋書とかを読めるようになりたい人は以下の参考書にチャレンジしてみましょう。

これらの参考書は、文法と単語の勉強から直結で入れるほど簡単ではないので、やるにしても1つ前のレベルの参考書を消化してからにしてください。

また大学受験レベルで、このレベルの参考書が必要になることはほとんどないので、受験のために勉強している人は、もっとコスパの良い勉強に集中しましょう。

具体的には、読解演習に集中したり、過去問対策に集中した方が点数には繋がりやすいです。

英文解釈の参考書の使い方・勉強法

続いて参考書の使い方、勉強法を解説していきます。

1周目と2周目で少し使い方は変わってくるので、それぞれ解説しますね。

1周目の効率的な勉強法

1周目の勉強の具体的な手順は次のとおりです。

  • コピーする
  • 自分で設定した制限時間内に英文構造を書く(辞書あり)
  • 解説を全て読む
  • 解説を隠して和訳を書く
  • 和訳を解説と比較する
  • 知らなかった単語を辞書で調べて覚える
  • 知らなかった文法用語を辞書で調べて覚える
  • (音源に合わせて)3回音読する

コピーする

2周目以降や、音読のときに邪魔にならないように本体には直接書き込まないのがおすすめです。

毎回コピーするのが面倒だったら、2冊買っておくのも全然ありです。

※2冊買ってもコスパは悪くないはず。

ちなみに自分の手で英文を書き写すのはちょっとコスパ悪いのであまりおすすめはしません。

自分で設定した制限時間内に英文構造を書く(辞書あり)

英文解釈については、英文の構造を書くのが重要です。

時間を測って構造をとっていきましょう。

「構造をとる」の意味がわからない人は、最初の3つから5つくらいの例文は自分の力でやらずに、参考書でどのように構造が書かれているか確認するといいでしょう。

徐々にわかってくるはずです。

英文解釈の勉強では「形容詞句・形容詞節は( )でまとめて、どの名詞にかかっているか矢印を引く」などができるようにならなければなりません。

1周目~2周目くらいまでは手間でもわざわざ書いた方がいいでしょう。

語彙の面で困るようなら、この段階で辞書を使ってもOK。

1周目は辞書を使っても理解できない英文に出会うことも少なくないはずです。

ただし、辞書を使う分にはいいですが、のんびりやりすぎないのも同時に大事です。

100語なら10分以内に構造をとるところまでは終わらせたいですね。

イメージとしては、10語あたり1分くらいの感覚で進めてください。

のんびり進めていると、なかなか進まず嫌気が差してきてしまったり、もっと重要な長文読解に割く勉強時間が短くなってしまったりしてしまいますので、注意しましょう。

解説を全て読む

書き終わったら、解説に全て目を通しながら自分の書きとめていた構造が正しかったかどうか判断しましょう。

解説に書かれていることは、解説を閉じても自分で説明できることを目標にしっかり頭に入れていってくださいね。

文法も理解した状態で、英文が読める人は英文解釈の参考書に書かれている解説くらいは参考書がなくてもできます。

解説を隠して和訳を書く

解説を読んで「理解した」と思っていても実際にそれを言語化できるかどうかはまた別の話。

解説を読んで理解した状態で、和訳をしてみましょう。

解説でしっかり理解できているのであれば、解説を閉じても和訳はスラスラ出てくるはずです。

和訳を解説と比較する

分かったつもりになっていないか、自分の和訳と解説に書かれている解答例を比較してみましょう。

しっかり理解できていれば、ほとんど同じ意味になるでしょうし、理解できていない部分があれば、誤差が出ているはずです。

ここまででも、英文解釈の勉強としては、ギリギリクリアとしてもいいですが、あと少しだけ手順を踏んでいきます。

知らなかった単語を辞書で調べて覚える

英文解釈の勉強に限らず、参考書を使って英語を勉強していけば、必ず知らなかった単語は出てきます。

それを逐一インプットすることができれば、語彙力で困ることは徐々に無くなっていきます。

1年くらいしっかり「調べて覚える」を続けていけば、語彙力で困ることは本当に激減すると思っていいでしょう。

ちなみに参考書の解説や和訳を見れば、調べなくても語彙の意味はわかるかもしれませんが、それでも辞書で調べましょう。

知らなかった単語は、そこで出てきた意味以外の意味を持っているかもしれませんし、違う品詞で使われることがあったり、違う語法で使われることがあったりするかもしれません。

また最終的に、和訳のない洋書などにも挑戦しなければならないこともあるかもしれませんが、その場合はもちろん辞書で調べながら勉強することになります。

調べて、覚えましょう。

知らなかった文法用語を辞書で調べて覚える

文法用語も解説中には、頻繁に出てくるでしょう。

文法の勉強をしてから英文解釈の勉強をしている人が多いはずなので、用語を見たことはある状態だとは思いますが、

自分で自信を持って説明できない文法用語があったら、文法書で調べましょう。

総合英語と書かれているような分厚い文法書を使うといいでしょう。

これに関しても、参考書中の解説を読めば理解できることが多いとは思いますが、それでも文法書を引くように。

周辺知識は確実に足りていないはずなので、簡単にでも周辺知識も見ておくと、将来困る確率をグッと減らせます。

(音源に合わせて)3回音読する

音源がある場合は、音源に合わせて音読をして終わりです。

音源がなくても音読はしてください。

音読する際には、英文を前から順に読みながら英文の構造と意味を理解できていることをチェックしてくださいね。

ただの口の運動になって閉まっては音読の意味はありません。

最初は音源のスピードだと、構造と意味を両方理解しながら読み進めることはできないかもしれませんが、その場合、最初はゆっくりでも構いません。

最低でも3回は音読して1周目を終えましょう。

2周目以降の効率的な勉強法

ここからは2周目以降の効率的な勉強法です。

具体的な手順は以下の通りです。

  • コピーする
  • (英文構造を書く)
  • (解説を全て読む)
  • 覚えていなかった単語を辞書で調べて覚える
  • (音源に合わせて)3回以上音読する

2周目以降のメインは音読の作業になります。

とはいえ、2周程度ではまだまだ定着していない英文構造もあるはずなので、構造を書くのだけはしっかりやりましょう。

解説も改めて全て読んでざっと復習しましょう。

和訳は書かなくてもOKですし、文法用語は1周目である程度理解しているはずなので、2周目で調べて覚えるのは単語だけでOKです。

メインの音読は3回に限らずもっと時間を使うつもりでも構いません。

ちなみに3周目以降は音読だけでも構いません。

やはり音読は前から英文の順で英文の構造と英文の意味を理解するのを意識してください。

最終的には、暗唱できるくらいで丁度いいので、音読だけでも何周も続けていきましょう。

確実に英文を読むスピードが上がっていきます。

いつまでに終わらせるべき?

大学受験を目指している場合は、いつまでに終わらせるべきかというペースも重要になってきます。

MARCH・関関同立以上の難関大学を目指す場合は、高3の夏休み前までには遅くとも終わらせて、長文読解メインの勉強に移っていきたいところ。

旧帝大などの最難関の大学を目指している場合は、高3のGW前にはどうにか終わらせておきたいですね。

まとめ

今回は、英文解釈の勉強について、一通り全て解説しました!

この記事を参考に勉強すれば、失敗することはないはずです。

ぜひしっかり勉強してくださいね。

それではまた、所長でした!

社会人の大学入試完全攻略ガイド

東大出身、個別指導歴10年以上
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