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科目別勉強法

大学受験リスニング|おすすめ参考書を超入門、共通テスト、個別試験などレベルに合わせて紹介!

ども、ぽこラボ所長です!

今回は大学受験に向けたリスニングの勉強について。

リスニングが苦手な人の中には、「何から始めたらいいかすら分からない」人もいるでしょうし、逆にリスニングが得意な人は、「いつも何となくで解いているから確固たる自信がない」という場合もあるでしょう。

この記事では定番の参考書と、定番の勉強法を解説していくので、どんな人でもこの記事通りに勉強すれば、確実に実力が伸びていきます。

共通テストだけリスニングが必要な人も、個別試験でもリスニングが必要な人もレベルごとにおすすめの参考書を紹介しているので、ぜひ参考にしてください!

英語全体の勉強の流れ&事前にやっておくべきこと

まずは英語全体の勉強の流れについて見ていきます。

というのも、リスニングの勉強を始める前に勉強しておいた方がいいものも部分的にあるので、それを理解してから勉強を始めた方がいいからですね。

こちらのチャートをご覧ください!

ご覧の通り、リスニングにたどり着くまでには次の手順で勉強を進めるのがおすすめです。

英文法、英単語のインプット

文法の問題演習

英文解釈

長文(最低300語程度)読解

リスニング

実際のところリスニングは、英語を語順通りに読めるか、語順通りに聞き取れるかが全てです。

それができるようになるためには事前に長文の勉強も多少はしておきたいですし、そのためにはさらに事前に単語、文法、解釈の勉強もしておきたい所です。

それぞれの詳しい勉強法はこちらにまとめているので、参考にしてください!

大学受験用リスニングのおすすめの参考書をレベル別に紹介!

それでは続いてリスニングのおすすめ参考書をレベル別に紹介していきます!

超初心者~共通テストレベルのリスニング参考書

超初心者から共通テストレベルまででおすすめのものは、以下の通りです。

上の3シリーズ(イチから、全レベル、キムタツ合格の法則)は超初心者から共通テストレベルくらいまで成長するのに2冊レベル分けされていて、徐々にレベルアップすることができます。

ただし、リーディングの勉強をする際に音源を聞きながら音読にも取り組んでいた方にとっては、それぞれ1冊目は簡単に感じるはずなので、2冊目から始めても問題はないでしょう。

「大学入試絶対できる英語リスニング」は、他のシリーズの2冊分を1冊にまとめたような参考書で、1冊だけでもそこそこのぶ厚さがあり、その中で徐々に難易度が上がっていく形の参考書になっています。

どのシリーズを選んで勉強しても到達点は変わらないですが、共通テスト以上のレベルが求められる人は全レベルシリーズで学習しておくと、上のレベルへの接続はいいでしょう。

共通テストレベル以上~大学入試個別試験レベルのリスニング参考書

つづいて、共通テストレベルはほぼ聞ける状態からスタートして、それよりもレベルの高いリスニング問題を練習するのにおすすめの参考書です。

入試でリスニングを出題する大学はそれほど多くはありません。

それほど難しくない大学の場合は共通テスト対策をしてから、過去問で練習すれば十分ですが、東大や外大などの難しい問題が出題される大学の場合は、以下のような参考書を使った対策をするといいでしょう。

全レベル問題集の3は結構難しい問題まで含んでいるので、東大以外の大学を志望する受験生に広くおすすめです。

東大受験生のかなり多くはキムタツは使っているはずです。

ちなみにキムタツと鉄緑会の東大受験生向けの教材は、東大以外の大学を受ける場合でも使ってみるといいでしょう。

というのも、そこそこのレベルのリスニング教材があまりないからですね。

東大の問題はそんなに癖はないので、色んな大学向けの練習として活用できるはずです。

リスニングの効率的な勉強法

続いてリスニングの具体的な勉強法について解説します!

具体的な手順|どうやって勉強する?

まずは具体的な手順ですが、それが以下の通りです。

  • 通しで1題分解く
  • スクリプトと和訳を見比べながら全文読み返す
  • 知らない単語を調べて覚える
  • スクリプトを見ながら音源に合わせて5回以上音読する
  • スクリプトを閉じて音源に合わせて5回以上音読する

それぞれ補足していきます!

通しで1題分解く

まずは必ず「通し」で解くようにしましょう。

実際の共通テストや個別試験などでは30分程度リスニングの試験が続くようになっているので、それくらいの集中力は必要になります。

途中途中で変に区切らずできるだけ通しで解いていくことで集中して聴き続ける練習をしましょう。

スクリプトと和訳を見比べながら全文読み返す

1題分解き終えたらスクリプトと和訳を見比べながら全文読み返していきます。

リーディングの力が十分ついていれば、ここで困ることはないはずですが、不十分な場合はときどき和訳を読んでも英文の構造が理解できない部分が出てくるはず。

もし、途中で理解に詰まってしまうようなら事前の勉強が足りていないので、先にリーディングの力を伸ばしてからリスニングの学習をしましょう。

スクリプトと和訳を見比べるときは、必ず「全文」読み返すようにしてください。

理解していたつもりの内容が実は勘違いだったということもよくあるので、細かい所まで抜け漏れなく見返すのが重要です。

知らない単語を調べて覚える

リスニングのスクリプトはリーディングの教材と比べれば、語彙のレベルは易しいはずですが、知らない単語が出てくることもときどきあるはずです。

そういった場合は確実に辞書で調べて覚えるようにしましょう。

また会話に特有の表現も頻繁に出てきます。

そういったものは単語帳などで学習していない、ということもあるのではないでしょうか?

積極的に出てきたものを覚えていくようにしましょう。

スクリプトを見ながら音源に合わせて5回以上音読する

一通り文章の意味をつかみ終えたら、音読をしていきます。

最初はスクリプトを見ながら、文章の意味と構造を同時に理解しつつ音読できるか確認しましょう。

時おり、自分が思っていた発音と違う部分が見つかることもあると思いますが、そういった場所は積極的に発音を覚えていく必要もあります。

スクリプトに軽く印をつけて、音源通りに音読できるよつになることを心がけましょう。

スクリプトを閉じて音源に合わせて5回以上音読する

ある程度音読に慣れたら次は何も見ずに音源に合わせて音読できるかチェックしていきます。

もちろんここでも文章の意味と構造を同時に理解できていることは意識してくださいね!

これができるようになったら、似たような内容なら新しい問題でも聞き取れるようになります。

もし余裕があるようなら、音源の再生速度を1.2倍〜1.5倍程度に上げて同様に練習してみるといいでしょう。

徐々に模試や入試問題の朗読速度が遅く感じるようになるはずです。

周回の手順|何周する?

リスニングの参考書は最低でも2周、できれば3周はこなして、出てきた英文はほぼ全て覚えている状態にしたい所です。

2周目以降は1周目ほど丁寧にやる必要はありません。

具体的には以下の手順で復習するといいでしょう。

  • スクリプトと和訳を見比べながら全文読み返す
  • スクリプトを見ながら音源に合わせて5回以上音読する
  • スクリプトを閉じて音源に合わせて5回以上音読する

軽く全文に目を通して復習してから、音読をくり返す感じですね。

2周目以降は積極的に倍速再生も活用していきましょう。

本番よりも早い速度での学習をおすすめします。

やってはいけない勉強法

やりがちだけど、やってはいけない勉強法についても補足しておきます。

具体的には次の3つに気をつけましょう。

  • 途中で分からなくなって巻き戻す
  • 発音を覚えない
  • 語彙を覚えない

それぞれ補足しますね!

途中で分からなくなって巻き戻す

上述の通りリスニング試験の本番は30分程度、連続で聴き続け、解き続けることになります。

もちろん途中で何を言っているかわからなくなってしまっても止まってくれることはありません。

本番を想定して、必ず通しで解く練習をしましょう。

途中で分からなくなっても頑張って戻ってきて、途中からでも理解し続ける能力が必要です。

発音を覚えない

リスニング問題においては、発音をしっかり覚えていることが必須です。

スクリプトに出てきたものを覚えていくのは当然中の当然として、長文や作文の練習をしている中で出てきた単語についても全て発音を覚える癖をつけましょう。

また単語ごとの発音だけでなく、音と音のつながりについても、参考書で解説されていることがあります。

これも合わせて覚えていきましょう。

語彙を覚えない

リスニングもある程度できるようになってきたら後は語彙力勝負になってきます。

このあたりはリーディングやライティングの問題とも同じですね。

本番までに1つでも多くの語彙を覚えて、絶対に本番で知らない語彙に出くわさないだけの気概を持って勉強するのが重要です。

大学受験を意識したペース、いつまでに終わらせるべきか

リスニングは早い人でも受験用のメインの学習は高3になってから始めるくらいの感じでしょう。

それまでは、リーディングの教材などについている音源をしっかり聴き込んでいきましょう。

それで十分、下地はできあがります。

以下にスケジュールについてまとめた表を貼ったので、参照してください!

スケジュールについてのより詳しいことはこちらの記事で解説しています。

よくある質問

いくつかよくある質問も取り上げて解説していきます。

  • ディクテーションはしなくてもいい?
  • 聞き流しでも効果はある?
  • ニュースやTEDでも効果ある?

ディクテーションはしなくてもいい?

まずディクテーションについてですが、一般的にこれができる受験生はあまりいないと思います。

やっておくに越したことはないですが、他の科目の勉強などのバランスも考えると、ディクテーションをくり返すほどの時間的余裕のある生徒さんの方が少ないです。

なんだかんだディクテーションを本気でやると、かなり時間がかかってしまうので、高1高2のうちに上述のリスニングの学習までたどり着いた方にしかおすすめはしていません。

聞き流しでも効果はある?

聞き流しについてはほぼ効果はないと思ってOKです。

単語の暗記のような1対1で覚えるだけでいいような内容は音源を聞き流すだけでも多少効果はあるようですが、

本格的にリスニングの対策をするためには、文章の構造と意味を同時に理解する必要があるので、聞き流しでは不十分です。

「やらないよりはやった方がいい」くらいに考えて、もっと他にコスパの良い勉強がないか、他の科目も検討した上でリスニングが残るようなら聞き流しに時間を使ってもいいでしょう。

ニュースやTEDでも効果ある?

リスニングの教材はそれほど多くないので、ニュースやTEDなど無料でリスニングできるものを利用する人も多いですが、やはり問題を解くくらいの集中力で練習するのは難しいでしょう。

どうしても教材が不足する場合は、英検やTOEFLなど、問題がセットになっている教材で練習することをおすすめします。

リスニングの参考書が終わったら次に何をやるべきか

リスニングの参考書が終わったら徹底的に過去問で演習です。

大学によってはそれほど過去問に数があるわけではないはずですが、中古などで手に入れられるものがあるならそれも使って過去問演習に取り組みましょう。

まとめ

今回はリスニングの参考書と勉強法について、徹底的に解説しました!

ある程度聞き取れるようになれば、一気に満点近い点数が取れるようになるのがリスニングの特徴なので、そこまでは我慢して特訓していきましょうね!

それではまた、所長でした!

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